MENU
SEARCH
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、臨時休業や営業時間短縮など、サイト内でご紹介している施設・店舗でも営業内容が通常と異なる場合があります。

洞爺湖観光で立ち寄りたい「昭和新山熊牧場」愛嬌たっぷりのヒグマに餌やり体験も!

エリア
登別・洞爺湖
投稿日
最終更新日:2024年4月5日
熊牧場といえば登別が有名ですが、実は洞爺湖畔にも「昭和新山熊牧場」があるのはご存知でしょうか。こぢんまりとしている熊牧場ですが、のぼりべつ熊牧場よりも入場料がお安く、比較的ゆったりとヒグマを観察することができ、ヒグマへの給餌も楽しめます。洞爺湖への旅行の際には、ぜひ立ち寄ってほしいイチオシの観光スポットです。

●昭和新山の麓に。国内有数の熊牧場

昭和新山熊牧場

「昭和新山熊牧場」が位置しているのは、その名の通り、洞爺湖畔・昭和新山の麓。昭和新山は昭和19年(1944年)に始まった噴火活動で隆起した新しい山で、国の特別天然記念物にも指定されました。駐車場からもその荒々しい山肌が手に取るように見る事ができます。
昭和新山熊牧場
昭和新山観光の拠点駐車場の一角に「昭和新山熊牧場」がひっそりと佇んでいます。チケット売り場の入口にはさっそく大きなヒグマの像がお出迎え。小さな熊牧場かと思いきや、飼育数は60頭〜70頭ほどと、国内でも有数の規模を誇っています。

入場料は大人(中学生以上)は900円、小人(6歳以上)は500円。
近隣にある”のぼりべつ熊牧場”はロープウェイ料金が含まれ、規模も大きい事から料金差があるのは当然なのですが、リーズナブルな入園料も嬉しいポイントです。

●新たな発見も!いろいろなヒグマの表情を楽しもう

昭和新山熊牧場
場内は大きく、大牧場、若くま牧場(3カ所)、熊のアパート、こぐまの幼稚園とエリア分けされ、年代別にグループが作られています。ゴールデンウィークごろには、その年に生まれた子熊がお披露目されますよ。

大きい熊だと2m後半にもなるヒグマ。遠目から見てもすごい迫力です。勇ましいヒグマに自然界で会ったら...と思うと少し恐ろしさも感じてしまいました。
昭和新山熊牧場
しかし一方で、すやすやゴロゴロ寝ていたり、のんびりしているヒグマもずらり。自分のお気に入りの場所を見つけて休憩しています。

寝顔もなんだか可愛らしく、ヒグマは本来、穏やかな動物なんだという発見もありました。まだ子供の熊が戯れあってお相撲をとっている姿も微笑ましい情景です。

●餌やり体験がオススメ。可愛いヒグマに癒されよう

昭和新山熊牧場
受付や場内の自動販売機では、くまのえさが用意されています。クッキーは1袋100円、りんごは1袋200円~など。こちらを持って熊牧場をめぐると、より愛らしい熊の表情に癒されることができますよ。(ちなみに自動販売機ではクッキー2袋セット200円のみの販売)

この時は、熊のアパートには少し大きくなってきた子熊がたくさん。「餌が欲しい!」と無邪気に手を伸ばす姿がとても可愛らしかったです。
昭和新山熊牧場
こちらは大人の熊。その場から動くことなく、手を挙げて餌をもらえるのを待っていました。このズボラっぷりがまたおもしろい(笑)
昭和新山熊牧場
昭和新山熊牧場には、大牧場の下まで行ける「人のおり」があります。こちらに降りていくと、パイプを通じてヒグマへの給餌が楽しめますよ。
昭和新山熊牧場
お利口にお座りしながら、餌を待ち構えているヒグマの姿にも癒されました。
昭和新山熊牧場
昭和新山熊牧場、グルーっとまわって所要時間は約30分。
熊や北海道の定番土産が並ぶ土産物屋のほか、近くには有珠山ロープウェイや飲食店など観光にぴったりの施設が集まっています。
強くて怖いという印象のあるヒグマですが、「昭和新山熊牧場」を訪れれば、穏やかで可愛らしいヒグマの姿を観察することができます。ぜひ洞爺湖へ旅行をした際に立ち寄ってみてくださいね。

昭和新山熊牧場

住所
北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山183番地
TEL
0142-75-2290
HP
https://kumakuma.co.jp/
営業時間
9:00~17:00(冬季は~16:45)
※12月31日 9:00~15:00、1月1日 10:00~15:00
備考
入場料:大人(中学生以上)900円、小人(6歳以上)500円

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

こちらの関連記事もどうぞ

姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)

沖縄の旅が100倍楽しくなる旅行サイト 九州の旅が100倍楽しくなる旅行サイト