積丹ブルーの絶景と温泉「岬の湯しゃこたん」の魅力とは？

: 小樽・ルスツ・ニセコ

: 最終更新日：2024年8月21日

「積丹ブルー」と呼ばれる青く透き通る海の美しさで知られる積丹町。
札幌から1時間半ほどのこの場所に、絶景の露天風呂で人気を集める「岬の湯しゃこたん」はあります。

「崖っぷち温泉」とも呼ばれる、この温泉。
その所以と魅力に迫りながら、積丹の自然と温泉を満喫し、リラックスする方法をご紹介します。

日本海を一望！唯一無二の絶景露天風呂

「崖っぷち」からのスタート　岬の湯のこれまでとこれから

温泉だけじゃない　海鮮とサウナで贅沢体験

身も心も満たされたら、最後は宿泊はいかが？

おわりに

日本海を一望！唯一無二の絶景露天風呂

「岬の湯しゃこたん」のウリは何といっても、そのロケーション！
積丹半島の先端に位置し、露天風呂からは積丹ブルーの日本海と神威岬をどーんと一望することができます。
岬の湯しゃこたん
おすすめは夕日が沈む時間帯。水平線に太陽が沈み、海がオレンジに染まる大パノラマの絶景は必見です。

泉質は、とろみのある炭酸塩泉。入浴後は肌がしっとりとして女性にも人気です。
四季折々の表情を見せる積丹の自然を感じながら、岬の湯しゃこたんならではの体験で身も心も癒してみてはいかがでしょうか？

「崖っぷち」からのスタート　岬の湯のこれまでとこれから

岬の湯しゃこたんが誕生したのは、20年以上も前のこと。町営の温浴施設として長く親しまれてきましたが、経営難などを理由に2022年に一度閉館をしてしまいました。
そこに民間企業が「もったいない！」と手をあげ譲り受けると、閉館から3ヶ月の準備期間を経て「がけっぷち温泉岬の湯しゃこたん」として新しく生まれ変わりました。
館内に入ると、「ロケーションも、経営状態も、がけっぷちです。」というユーモラスな垂れ幕が。
施設の修繕費や冬の期間の集客など経営は一筋縄ではいきませんが、積丹半島の先端に位置する絶景のロケーションはそのままに、道内外の人の憩いの場となるよう挑戦を続けています。

温泉だけじゃない　海鮮とサウナで贅沢体験

岬の湯しゃこたんの魅力は温泉だけではありません。
「シャコタニアン食堂」では地元の漁師さんから仕入れる新鮮な食材を提供。積丹が誇るウニやエビなどの海鮮のほか、風呂上がりに嬉しいアイスクリームなどのスイーツも味わえます。
岬の湯しゃこたん日本海に夕日が沈む自慢の絶景をより楽しめるようにと2023年8月に誕生したのはウッドデッキテラス「夕日テラス」。
食堂でテイクアウトした商品とともにテラスに腰を下ろせば、非日常の時間を堪能できること間違いなし。
岬の湯しゃこたんさらに敷地内にはボタニカルサウナも併設。
隣接するクラフトジン蒸留所の農場で育てている、さまざまな植物を使ったサウナを楽しむことができます。
フィンランド式サウナの専用ストーブがあり、石に水をかけて蒸気を浴びる「ロウリュ」も可能です。
岬の湯しゃこたん汗をかいた後の外気浴には「がけっぷちベンチ」に座ってみて。
海の間に何も阻むものがない絶景を眺めながら過ごすひとときは、サウナ好きには至福の瞬間になること間違いなし！