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「ホテルノイシュロス小樽」宿泊記~景勝地・祝津展望台すぐ海が見える展望風呂付の客室

エリア
小樽・ルスツ・ニセコ
投稿日
最終更新日:2025年7月2日
全室オーシャンビュー&展望風呂付きという贅沢が叶う「ホテルノイシュロス小樽」。客室からは朝から夕・夜にかけて変化していく小樽の海と空の景色をゆったりと楽しむことができます。地元の海の幸・山の幸をふんだんに使った創作フレンチのディナーも旅の目的のひとつ。朝日と海に包まれて、静かな非日常を楽しみました。

小樽駅からは送迎バスでホテルへ

ホテルノイシュロス小樽

ホテルノイシュロス小樽は、日本海を一望できる小樽市北部・祝津(しゅくつ)の高台に建つリゾートホテルで、観光スポットが集中する小樽市街からは車で10分ほどと少し離れています。
新千歳空港からJR小樽駅までは快速エアポートでおよそ1時間半。JR小樽駅からホテルまでは事前予約制のホテル専用送迎バスが利用できます。
ホテルノイシュロス小樽
送迎バスの車窓越しに見えるのは、小樽運河や趣ある石造りの建物が織りなす街並みと、山と海が織りなすダイナミックな地形。そんな小樽の魅力を感じながら向かうホテルは、おたる水族館の裏手、高台にあり、目前には果てしなく広がる雄大な海の絶景が待っています。

客室は海と調和するクラシカルな空間

ホテルノイシュロス小樽 客室
今回宿泊したのは「オーシャンフロント和洋室Bタイプ」。セミダブルベッド(幅120cm×長さ200cm)が2台と、小上がりの畳スペースが備わっており、子ども連れや布団を使いたい方にぴったり。靴を脱いでくつろげるので自宅のようにリラックスできます。部屋にはクラシックな調度品が配されており、落ち着いた中にもエレガントな雰囲気が漂います。
ホテルノイシュロス小樽
客室の広さ(38㎡)も十分で、窓の外には果てしなく続く日本海。目の前に広がる海の青さは、近隣の積丹ブルーにも匹敵するほどの透明度で、思わず見とれてしまいました。

プライベート展望風呂から臨む日本海

ホテルノイシュロス小樽
ホテルノイシュロス小樽での滞在で、ひときわ印象的だったのが、全室に備えられたオーシャンビューの展望風呂です。窓は開閉式で、外の空気を感じながら入れば、まるで露天風呂のような趣に。やわらかな軟水に身を委ね、海と空が織りなす大パノラマに心まで癒されます。
ホテルノイシュロス小樽
時間帯によって移りゆく空と海の色彩を、誰にも邪魔されずに味わえるのも魅力。トワイライトに染まる水平線や、朝焼けにほのかに照らされる海の風景は、まさに特等席からの景色。まだ幼い子どもと一緒に過ごすプライベートなバスタイムも、旅先ならではのかけがえのないひとときでした。

ディナーは北海道の恵みを使った創作フレンチ

ホテルノイシュロス小樽 ディナー
夕食は、クラシカルで異国情緒あふれる空間にふさわしい、ホテルオリジナルの創作フレンチ。会場は、日本海を一望するレストラン「ブラウキュステ」。北海道の四季折々の食材を活かしたコース料理が提供されます。いただいたのは、季節のコース「リバージュ」。
ホテルノイシュロス小樽
私が宿泊したときのメニューは以下のとおり。季節によって内容が変わります。

 ~ある日のディナーコースメニュー~
 ●新緑の薫風そよぐ季に(鴨肉・リンゴ・彩野菜・ハーブ)
 ●トクビレの香味焼き、苦味と香りの調和(ホワイトアスパラ・春菊など)
 ●道産牛腿肉のロースト、凝縮された冷の旨味(卵黄・マスタード・メークイン)
 ●ノイシュロス シーズナルデセール スペシャリティ(柚子ソルベ・ベリー・白桃葛餅など)
 ●焼き立てパンまたは仁木町・寒河江さんの減農薬米
 ●有機コーヒーまたは紅茶

ホテルノイシュロス小樽
見た目も美しいひと皿ひと皿が、季節の移ろいを感じさせる絶品揃い。特に、爽やかで元気な新緑を感じさせる前菜や、卵黄のコクとマスタードのキレが絶妙だったメインのローストが印象に残りました。
ホテルノイシュロス小樽バターがじんわりと染みた焼きたてパンの美味しさは格別で、これまで味わってきたパンの記憶を塗り替える美味しさ。思わず何度もおかわりしてしまいました。

朝食で楽しむ、北海道の旬と遊び心

ホテルノイシュロス小樽
夕暮れも美しいホテルノイシュロス小樽ですが、朝の日の出も格別でした。海を挟んで向こう側にそびえる増毛山地の山々が浮かび上がり、日和山灯台へ向かうように太陽の光が道を作っていきます。
ホテルノイシュロス小樽
やがて空が淡く色づき始めると、小樽の町の背後に連なる天狗山をはじめとする山々も、優しい朝焼けを帯びていきます。冬の余韻が残る、透き通った空気に包まれた、ひんやりとした心地よい時間を過ごした後は、冷えた体を部屋付きの展望風呂でじんわりと温める至福のひとときが待っていました。
ホテルノイシュロス小樽
朝日を浴びてすっかり体が目覚めたら、朝食会場へ。ホテルノイシュロス小樽の朝食は、北海道らしさを詰め込んだ特別な内容でした。北島牧場の北島ポークを使用したトマト風味のポトフを中心に、三段重のスタイルで提供されるのが特徴。海鮮のアシェット、彩り野菜のアシェット、フルーツアシェットが美しく並び、見た目にも華やか。
ホテルノイシュロス小樽
ハーフビュッフェ形式を取り入れているため、自分好みにアレンジできるのも嬉しいポイント。筆者のおすすめは、ポトフの具材にビュッフェコーナーのカレーを組み合わせた“ほっこりスープカレー風”。出汁の染みた野菜に、スパイスの香りが程よく重なり、朝から贅沢な気分を味わえました。北海道の旬を少しずつ、自由に楽しめる朝の時間です。

おわりに―市街地とは違う小樽の顔に出会える、海辺の非日常ステイ―

ホテルノイシュロス小樽
ホテルからほど近い場所にあるのが、小樽祝津パノラマ展望台。チェックアウトの11時までの時間、送迎バスの出発までのひとときを使って、非日常のロケーションを感じる散策を楽しみました。展望台には「小樽フォトフレーム」という写真映えするスポットもあり、記念の一枚を残すのにもぴったりです。
ホテルノイシュロス小樽
小樽の中心地とは異なる魅力が詰まったホテルノイシュロス小樽。自然と調和したロケーションのなかで、心温まるおもてなしに触れながらゆったり過ごす時間は、旅の思い出をより特別なものにしてくれます。次に小樽を訪れる際には、ぜひ候補に加えてみてはいかがでしょうか。

ホテルノイシュロス小樽

住所
北海道小樽市祝津3丁目282
TEL
0134-22-9111
イン/アウト
15:00/11:00
HP
https://www.neuschloss.com/

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日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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