島武意(しまむい)海岸 | 積丹ブルーの魅惑の海に感動する最果ての景勝地
- 小樽・ルスツ・ニセコ
- 最終更新日:2024年4月1日
もくじ
積丹半島の最北に位置する海岸。荒々しい奇岩と透き通った海の風景から、日本の渚百選にも選出されている。地名はアイヌ語で”岩の入江”を意味する『シュマ・ムイ』に由来する。その名の通り、断崖絶景が続く積丹半島のなかでも珍しい、波打ち際へ降りられる景勝地として人気が高い。
海岸を見渡す展望台までは、駐車場から徒歩でトンネルをくぐり抜ける。このトンネルはもともと観光用に作られたものではなく、島武意海岸で水揚げされたニシンを運ぶために作られた手彫りの隧道。豊かな自然と人の暮らしの共生を垣間見ることができる。そしてトンネルを過ぎると、広がるのは”積丹ブルー”と謳われる魅惑の海。繊細なグラデーションを作りながら、まるで宝石のような輝きを見せてくれるエメラルドブルーの海は、言葉も出ない美しさだ。暗所から一転して鮮やかな海の風景が広がるこのギャップこそ、感動をより高めてくれる仕掛けと言える。
波打ち際までは、展望台から階段を下って5分ほど。積丹ブルーの海に吸い込まれていくような秘境の雰囲気がたまらない。眼前に立ちはだかる屏風岩の迫力にも圧倒される。小さな入り江の先には、遥か先まで日本海の大海原が続いており、視界に収まりきらない北海道の雄大さをダイレクトに体感できるだろう。帰りには積丹岬近くの漁師食堂に立ち寄って、名物のウニをはじめとした絶品海鮮丼をいただきたい。ニシンは北海道に春を告げる魚で旬は2~4月、ウニは6~8月漁が解禁される。
- 住所
- 北海道積丹郡積丹町入舸町
- 備考
- アクセス:小樽から車で約1時間15分、100台/駐車場無料
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