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「OMO5小樽(おもふぁいぶ) by 星野リゾート」歴史的建造物に泊まって港町「小樽」で歴史と最高のグルメを堪能

エリア
小樽・ルスツ・ニセコ
投稿日
最終更新日:2022年6月20日
石狩湾を臨む港町・小樽は、観光名所として有名な小樽運河や多くの歴史的建造物が残る、歴史と海の幸をたっぷりと満喫できる街です。
そんな魅力ある街「小樽」に2022年1月7日開業したのは、星野リゾートが運営する都市ホテル「OMO5小樽 by 星野リゾート(以下OMO5小樽)」。
歴史的建造物をリノベーションした建物の館内はどこを切り取っても絵になり、それに期待以上に楽しかったOMO5小樽オリジナルのアクティビティもおすすめ。
「ソーラン、目覚めの港町」をコンセプトに、ただ宿泊するだけでなく、小樽の食・歴史・文化をディープに遊びつくせるホテル「OMO5小樽」を堪能してきました。

1.小樽市指定歴史的建造物に泊まる。「旧商工会議所」をリノベーションしたレトロな宿

omo5小樽 歴史的建造物
小樽駅から宿を目指して歩いていく道中で幾度も見かけた「小樽市指定歴史的建造物」の文字。今回宿泊する「OMO5小樽」も、実は南館の部分が「小樽市指定歴史的建造物」に指定された建物を利用しています。
omo5小樽 外観
色内大通りに面した「OMO5小樽」の建物。小樽駅からは小樽運河方向へ徒歩10分程度の場所にあります。
2棟ある建物のうち、左側に建つのが南館。「旧商工会議所」の建物をリノベーションし、宿泊施設へと生まれ変わりました。フロントは右側の北館にあるので、まずはそちらでチェックインを済ませましょう。
omo5小樽 フロント
広々とした北館のロビー。チェックイン時はスタッフに対応していただきますが、チェックアウト時は追加清算がなければタブレット操作のみで済むので、チェックアウト時の混雑がとても緩和されます。
このロビーは「OMOベース」と呼ばれ、街歩きを楽しくする仕掛けがたくさん盛り込まれているのでぜひ注目を!
omo5小樽 インテリア
ロビーの壁に設置されていたのは、「旧商工会議所」内で実際に使われていた分電盤の扉。OMOベースに移設し、現在は、歴史を感じることができるオブジェとして活用されています。
omo5小樽 館内 オルゴール
フロントの横にはたくさんのオルゴールが並ぶ棚がありました。
小樽市内にはたくさんのオルゴール工房があり、「小樽」という街のイメージのひとつにもなっています。
omo5小樽 館内 オルゴール
この「オルゴールライブラリー」と呼ばれる一角は、お部屋でオルゴールの音色を楽しむためにたくさんのオルゴールが展示された専用ブース。
気に入ったオルゴールは客室へ持ち込み、その音色を楽しむことができますよ!
omo5小樽 ご近所マップ
ロビーの奥で存在感を放つ「ご近所マップ」。施設周辺にある飲食店や観光スポットが写真付きで紹介されています。
小樽の街を知り尽くした現地スタッフによる厳選スポットを、まずはこのマップで確認してからおでかけしましょう。

omo5小樽 大浴場
また、北館には広々とした大浴場があります。滞在中はゆったりとお湯に浸かって旅の疲れを癒しましょう。
omo5小樽 館内
客室やレストランのある南館は、「旧商工会議所」時代の風景をできるだけ残したレトロな造りになっています。
omo5小樽 館内 アンティーク
通路に設置されている照明やシャンデリアも、使えるものはそのまま利用しています。
omo5小樽 館内 階段
私のお気に入りは、1階と2階の客室フロアをつなぐこの階段。高所恐怖症なので吹き抜けをのぞき込むのは少し怖かったのですが、自然光に照らされたレトロな建物の雰囲気がとても素敵に感じました。
omo5小樽 館内 階段
階段のステップも当時のまま。長年使い込まれた味のある雰囲気に思わずうっとり。
館内を歩いているだけで、小樽の歴史的な雰囲気をたっぷりと感じることができました。

2.広々とした空間でのんびりくつろぐ。古き良き雰囲気をそのまま感じられる客室

omo5小樽 客室
大きなベッドが2つ並ぶ「デラックスルーム」 のお部屋。商工会議所時代のレトロな雰囲気はそのままに、使いやすい豪華な客室となっています。
omo5小樽 客室
「OMO」のロゴ入りクッションが添えられているのも可愛らしくて◎
omo5小樽 客室
「デラックスルーム」には大きなソファーが設置されていて、お部屋での時間もゆっくりとくつろぐことができます。
omo5小樽 客室
こちらはシンプルな「ツインルーム」。歴史的建造物のレトロ感はここにも生かされています。

3.地元の郷土食材・ニシンを堪能。小樽の食の幸を満喫できる宿泊者限定の食事

omo5小樽 レストラン
館内のエレベーターで南館3階のレストランへ。
赤と黒のシャンデリアが目を惹く、クラッシックでモダンな雰囲気のレストランは、モーニングタイムからカフェタイム、ディナー・バータイムでその姿を変え、地元周辺でとれた食材をふんだんに使った個性豊かな料理を提供しています。
カフェ・バータイムは宿泊者以外も利用できますが、朝食・夕食時にこちらのレストランを利用できるのは宿泊者のみ。「OMO5小樽」に泊まらなければあじわうことができないグルメの数々はプレミア感たっぷりですね!
※仕入れ状況により食材の産地やメニューが変更になる場合があります
omo5小樽 レストラン ディナー 料理一例
小樽は元々ニシン漁が盛んな地域。そんなニシン漁の街にふさわしいひと品が、ディナーで提供されている「ニシンのミックスパエリア」です。
小骨が多く食べにくいイメージのあるニシンですが、「OMO5小樽」では、特殊な製法によって骨まで食べることができるふんわりやわらかなニシンを堪能することができるんですよ!
omo5小樽 レストラン バー
バーカウンターでは、ワインやウィスキーをはじめとしたバリエーション豊かなお酒を数多く取り揃えています。
omo5小樽 レストラン バー
ゆらゆらと揺れる焚き火を眺めながら、至福のバータイムはいかがでしょうか?
omo5小樽 レストラン 朝食
モーニングタイムはビュッフェスタイルで好きなものを好きなだけいただくことができます。
目の前で調理してもらう臨場感もたまりませんね!
omo5小樽 レストラン 朝食
じゃがいもなどの野菜が入った具沢山の「トルティージャ」や、様々な海の幸を一度にあじわえる「パフェちらし」など、個性豊かで魅力的な食事がたっぷりと。ぐるぐると渦巻き状になった本場の「チュロス」は必ず召し上がれ!

4. 「Go-KINJYO(ごーきんじょ)サービス」?「OMO(おも)レンジャー」って?「OMO」の名物アクティビティをたっぷりと堪能

omo5小樽
「OMO」の名物アクティビティである、「OMOレンジャー」というガイドスタッフによる街歩きツアー。
「お客様にはホテルにこもらず、どんどん街へ出掛けてほしい」というホテルスタッフの思いから、地元を知り尽くした現地スタッフがホテル周辺の観光案内をしてくれる素敵なサービスです。
omo5小樽 オモレンジャー
ホテルから徒歩圏内にある「三角市場」で海鮮丼を堪能する「勝手にお節介丼ツアー」は、2日前までの事前予約制、参加費は1名4,500円(税込)、朝7時出発という少しハードル高めの内容にも関わらず人気のツアー。
市場の人たちが旬の海鮮ネタをおすすめしてくれる、ちょっぴりお節介?なサービスが面白ですよね!
そんな事前情報を耳に入れつつ、早速私も敏腕ガイドと共に小樽の街を観光してきました。

5.小樽メルヘン交差点から堺町商店街を散歩。人気コミックの「聖地巡礼」トークが弾む

omo5小樽 オモレンジャー
数あるアクティビティのうち、今回は「朝の堺町通りさんぽ」に参加した後、宿泊者限定スイーツ「目覚めのフロマージュパルフェ」をいただいてきました。
まず見学したのは、OMO5小樽からは歩いて15分ほどの場所にある「メルヘン交差点」。小樽観光の名所のひとつでもあります。
交差点には蒸気で動く柱時計があり、特定の時刻になると汽笛を鳴らすのですが、今回はちょうどいいタイミングで汽笛の音色を聞くことができました。
この日はここから、小樽の人気飲食店やお土産店が建ち並ぶ堺町商店街を散歩します。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 北菓楼
砂川市に本店を構える「北菓楼」や帯広市の「六花亭」も、堺町商店街に店舗を構えています。
小樽周辺の軟石を使った建物は、歴史的建造物が多い小樽の景観を意識してこのスタイルにしたのだとか。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 イメージ
小樽屈指の硝子工房「北一硝子」のショップもたくさんありました。
アウトレットでお安く商品を選べるお店や、「北一硝子」のグラスに合うお酒を販売している店もあるので要チェックですよ!
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 イメージ
私が気に入ったのは、オリジナル雑貨やレトロな生活雑貨を販売する「奥野商店」。元々このお店は、古くからこの土地で金物屋を営んでいたんですって!
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 イメージ
店内には、牛乳パックを再利用して造られたポーチや小樽市内にある消火栓がデザインされたTシャツなど、個性豊かな雑貨がぎっしりと並んでいます。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 北一ホール
こちらもお気に入りスポットのひとつとなった、「北一ホール」のカフェ店内。
店内に並ぶランプは毎日スタッフの皆さんが綺麗に磨き上げ、ひとつひとつ灯りをともしています。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 イメージ
また、道中は小樽市内の歴史的建造物もたくさん紹介していただきつつ、ちょうど取材時の少し前に連載を終えた「ゴールデンカムイ」の内容について話が盛り上がりました。
小樽市内には「ゴールデンカムイ」の作中に登場する施設や場所がたくさん残っており、聖地巡礼で観光に訪れる人が増える可能性にも今後期待が高まります。

宿泊者は無料で参加できる「朝の堺町通りさんぽ」。前日までの予約が必要で、9:30/10:00出発となります。観光客もまだ少ない時間帯なので、のんびり観光したり、お土産を選べますよ。

6. 小樽洋菓子舗「LeTAO」のパフェに舌鼓をうつ!専用ラウンジでゆったりとスイーツを堪能

omo5小樽 オモレンジャー 堺町 ルタオ 外観
チーズケーキ「ドゥーブル・フロマージュ」が有名な「LeTAO」が運営する「ルタオパトス」にある専用スペースで、オリジナルのパフェを楽しむことができます。
利用する際は、ホテルチェックインの際に受け取る“招待状”をご持参ください。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 ルタオ 宿泊者限定パフェ
今回いただいたのは、宿泊者限定・1日40食限定 の「目覚めのフロマージュパフェ」。単品1,650円、ドリンクセット1,870円(いずれも税込)でいただくことができます。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 ルタオ 宿泊者限定パフェ
トップには色とりどりのフルーツが乗り、シュガープレートが乗ったグラスは高さがなくとても食べやすいのが特徴。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 ルタオ 宿泊者限定パフェ
グラスの中には、たくさんのベリーと北海道産アロニアとハスカップのソルベ、オールブランが入っていてとてもヘルシー!
ホイップクリーム状のものは「ヨーグルトシャンティ」という、ルタオオリジナル生クリームとレモンジュース、ヨーグルトを合わせたレアチーズケーキのようなあじわいのさっぱりクリームでした。
omo5小樽 オモレンジャー 堺町 ルタオ 

おわり~身近な街で「楽しい」を再発見!泊まってみて気づく「小樽」の良いところ~

omo5小樽
後志管内の中心都市である小樽市には、祖父母の家が倶知安町にあったので小さいころから度々訪れていました。
大人になった今も隣の札幌市で暮らし、日帰り旅行ではよくおとずれています。しかし、思い返せば宿泊して小樽の街を楽しむということは、これまでにありませんでした。
時間的余裕ができた中でじっくりと小樽の街を散策し、最上級のおもてなしで楽しい時をすごすことができた「OMO5小樽」。
ぜひみなさんも、小樽観光の際には「OMO5小樽」で素敵な時間を過ごしてくださいね!

OMO5小樽 by 星野リゾート

住所
北海道小樽市色内1丁目6−31
TEL
0570-073-099
HP
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5otaru/
イン/アウト
15:00/11:00

カフェ&スイーツ好き主婦ライター 三澤恵梨子

北海道滝川市出身。現在は札幌市在住の主婦ライター。
20代前半でカフェ巡りにはまり、仕事の合間を縫ってこれまでに道内外で500軒近いカフェ&スイーツ店を訪問。
ライターとして活動しつつ、全国47都道府県のカフェを訪問するのが夢。
食のことを中心に、北海道の美味しいものや綺麗な景色の情報をお届けするべく、常にアンテナを張り巡らせています。

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