サーモンファクトリーで食べる・買う・遊ぶ 老舗海産物専門店のつくりたてグルメがずらり
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2024年3月7日
そんな北海道の海産物の美味しさを多くの人々に伝えているのが、札幌市に本社を置く、佐藤水産です。
新千歳空港や百貨店内など佐藤水産の商品を購入できる場所は多数ありますが、今回は工場隣接の直営店「サーモンファクトリー」の美味しいお土産やグルメ、レストランなどをまるっとご紹介します。
もくじ
1.鮭・いくら、北の海産物がぎっしり並ぶ
サーモンファクトリーの店内に一歩足を踏み入れると、明るい店内に並ぶ海産物や加工品の数々。
驚くのはその品揃え。一つの海産物に対して様々な加工を施した商品がたくさん!
佐藤水産ではオリジナル・一次産品を含め取り扱いアイテムが800点以上もあるそうです。
例えば昆布のコーナーには「利尻昆布」「羅臼昆布」「日高昆布」といった産地ブランドの商品から「おさしみ昆布」「とろろ昆布」「おぼろ昆布」「昆布パウダー」などの加工品。
ここにあるのは全部昆布!昆布だけでこんなに種類があるんだ!と驚きます。
そんな驚きが店内全てで起こります。
昆布巻きや飯寿司でいっぱいのショーケース。
たらこやししゃも、紅鮭の昆布巻。にしん、はたはた、鮭の飯寿司・・・選ぶのに悩んでしまいそうですが、詰め合わせセットや食べ比べパックもありますので、気になる味を選んで食べ比べを楽しむこともできます。
冷凍惣菜のコーナーも壁一面に。
魚介を使ったカレーやラーメンなどのグルメコーナーも充実していますので、ちょっとしたお使い物にも重宝しそうですね。
大切な方への贈り物なら、ギフトコーナーがおすすめです。
商品が並んでいるショーケースの上にもおすすめのギフトが並んでいるので要チェックです。
数ある商品の中でも、サーモンファクトリーと言えばやはり鮭!
天然物の鮭にこだわる佐藤水産の逸品がたくさん並んでいます。
鮭フレークだけでもこの品揃え。全種類食べて一番のお気に入りを見つけたくなりますね。
1-1.人気のお土産
サーモンファクトリーで人気の商品をお店の方にお伺いしたところ、もちろん鮭の商品でした。
「鮭ルイベ漬」
ルイベとはアイヌ語で「ル=溶ける、イベ=食べ物」のこと。
アイヌ民族が厳しい冬場の保存食として生鮭を凍らせたものをルイベと呼びます。
鮭ルイベ漬はアイヌ民族の知恵をアイデアに生まれたオリジナル商品。鮭の味と歯ごたえ、鮭醤油の旨味と香りが絶妙な一品です。
「いくら醤油漬」「手まり筋子」
北海道を代表する海産物のいくら。佐藤水産のいくら醤油漬は、北海道産の天然鮭の生筋子を鮭醤油入りのタレに漬け込んだ人気の商品です。
手まり筋子は佐藤水産のオリジナル商品で、最大の特長は一口大にカットされていること。カットしてから漬け込むので、食べやすい上に味もまろやかになるのだとか。
いくらと手まり筋子、どちらも白いご飯に乗せるだけで最高のごちそうの完成ですね。
「天然鮭の切り身」
天然鮭の切り身も人気の商品の一つです。
特にさざ浪漬(さざなみづけ)は、40年以上のロングセラーを誇る佐藤水産のオリジナル商品です。
佐藤水産特製の糀に漬け込まれた天然秋鮭は、鮭の旨味と糀の香り、甘みが絶妙な一品。ご飯はもちろん、お酒にも合う味わい。
2.グルメ~人気のおむすびやレストラン~
2-1.おむすび、お惣菜
サーモンファクトリーで人気のお土産の一つが、名物の海鮮おむすび。
正面入口を入るとすぐに見えるのが海鮮おむすびの売り場です。
おむすびの味は10種類。
人気の味のおむすびはお昼すぎには売り切れになることもしばしば。
実際におむすびを手にとって最初に感じるのは、その大きさと重量感。
割ってみると・・・
こんなおむすびは見たことがない!というくらい真ん中にぎっしり詰まった具材。
一口ほおばると、ほろほろと優しく握られたごはんと具材が口の中に広がり、思わずため息が出るほどの満足感。これはおむすび一つで味わえる幸せを超えています!(笑)
おむすびの他にもお惣菜コーナーがあり、サーモンのマリネやグラタン、茶碗蒸しなどの副菜から、メインのおかずになりそうなほっけフライやコロッケまで、どれも海鮮を使用した美味しそうなお惣菜が並んでいます。
こちらも人気商品は品切れになることもあるそう!
2-2.レストラン
サーモンファクトリーの店舗2階には、シーフードレストラン「オールドリバー」があります。
明るい店内は全部で100席ほど。隣の席とはブラインドで仕切られているので、ゆったりと食事を楽しむことができます。
川沿いの窓際の席では河畔の風景が望め、旧石狩川でワカサギ釣りを楽しむ釣り人の姿も。
メニューはもちろん、海鮮づくし!
なかでも五目ちらし丼や海老天丼などが人気の商品なんだそうです。
また、上生ちらし重はあらたまった席や接待の席などにも選ばれるそうで、13種類ものネタが入ったちょっと贅沢な一品。
そんな目移りしてしまいそうなメニューの中から私が選んだのは、ルイベ天然のり丼セット。
ルイベといくらの親子丼に天然の黒バラのりが添えてあります。
口の中に広がるルイベといくらの味わいに、すーっと鼻から抜ける黒バラのりの香りがアクセントとなって美味しさをさらにアップさせてくれます。
貝好きの母が選んだのは、貝づくし丼。北海道産のつぶ、ほっき、ホタテにいくらが乗った、貝好きも大満足の丼です。
特に母が驚いたのは肉厚なホタテだそうで「食べるのに大きな口を開けたらアゴが痛くなった!」と。そんな大げさな・・と思いつつ、次に来たときには貝づくし丼にしよう、と心に決めました。
3.見どころ・イベント
サーモンファクトリーの店舗の横にそびえ立つのが「ありが塔」です。
こちらは展望台になっており、階段かエレベーターで上まで登ることができます。
エレベーターの扉には佐藤水産の前身、丸大佐藤商店のマルダイマークが。この「大」の文字に合わせるように大の字になってジャンプして写真を撮るのも人気だとか。
展望台につくと絶好の見晴らし。
旧石狩川の方を見ると、はるか遠くまで続く川が望めます。
塔の階段内には鮭の一生についての展示がされており、楽しみながら進んでいくことができます。
3-1.鮭の里まつり
北海道の鮭のシーズンは秋。サーモンファクトリーでも毎年秋に「鮭の里まつり」を開催しています。
新鮮な生鮭や生筋子の販売はもちろん、その場で調理してくれて刺し身や丼として楽しむこともできます。また、キッチンカーやお惣菜の出店なども並び、旬の鮭を存分に味わい尽くすことができます。
画像提供:佐藤水産
祭り開催期間には鮭の重量当てクイズなどのイベントや、生鮭の作業工程を見学できる工場見学も開催されていますので、食べても参加しても満足!なお祭りですね!
画像提供:佐藤水産
出典:佐藤水産の 鮭の里まつり2017 | 佐藤水産 : 北海道高品質海産物・鮭専門店 (sato-suisan.co.jp)」
4.アクセス・営業時間
車の場合、札幌市街から国道231号線、国道337号線を経由して車で約30分。
公共機関利用の場合は、札幌駅北口から徒歩4分の「北7条西1丁目」バス停から「石狩線」に乗り、乗車45分。「5線」で下車、徒歩5分。
- 住所
- 北海道石狩市新港東1丁目54
- TEL
- 0120-625-090
- 営業時間
- 4月~12月9:30~17:30(1月~3月は17:00閉店)定休日1月1日
サーモンファクトリーは私も何度も訪れていますが、いつも何か買わずにはいられない!
そんな美味しい海産物の魅力たっぷりな「佐藤水産サーモンファクトリー」一度訪れてみてはいかがでしょうか?
忍冬
北海道札幌市生まれ札幌市在住。動物が好き、自然が好き、北海道が大好き。生まれ育った北海道を地元目線でご紹介します。
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