十勝ヒルズ|花と食と農のテーマパークで癒しの時間を満喫♪
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- 十勝・日高
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- 最終更新日:2019年2月27日
そんなおいしい食材に恵まれた地域で2009年に誕生した「十勝ヒルズ」、2016年7月にグランドオープンを迎え、花と食と農をコンセプトにさらに進化し続けています。
ガーデンから望める雄大な景色と個性的なガーデン、こだわりの食材を使ったランチや農業への取組みなど「十勝ヒルズ」の魅力をご紹介していきます。
もくじ
1. 「十勝ヒルズ」の魅力とは
幕別町の小高い丘に広がる「十勝ヒルズ」、とかち帯広空港から車で約20分という抜群のロケーションで「北海道ガーデン街道」と呼ばれる北海道の代表的な美しい8つのガーデンの一つ。
花と食と農をコンセプトに掲げる「十勝ヒルズ」では、四季折々の庭園風景を楽しむことはもちろん、私たちの日常に欠かせない「食」というテーマも大切にし、さまざまな取組みを行っています。
ハンガリー政府が認定した食べられる国宝と呼ばれる「マンガリッツァ豚」や旬の野菜やハーブがガーデン内で飼育栽培され、レストランで料理として楽しめるのも魅力の一つ。
ガーデン散策というとちょっぴり大人な感じがしますが、「十勝ヒルズ」にはウサギやヤギと触合える「ふれあいひろば」やピクニックエリア、水遊びができる噴水など子供向けコーナーも充実しています。
2.「花」個性的な7つのガーデン
23ヘクタールという広大な敷地の「十勝ヒルズ」、テーマごとに7つのガーデンが広がり、主遠路を順路で進むと徒歩で1周約20分。
歩くのはちょっと大変という方には有料カート(30分1,000円定員5名まで)が用意されているので、そちらを利用するのがおすすめです。
2-1.ヴィーズ・ポタジェ
食がテーマの「ヴィーズ・ポタジェ」、見て美しく食べて美味しいハーブやエディブルフラワー(食用花)などを栽培し、「魅せる家庭菜園」を表現したガーデン、ここで収穫した野菜やハーブがヒルズ内のレストランで料理に使われています。
お庭がない家庭でも栽培できる方法として麻袋に植えられたジャガイモ、このガーデンには家庭菜園を楽しみたい方へのヒントがあり、これまで知らなかった食べられるお花やハーブについても知ることができます。
2-2.スカイミラー
大地の鏡を表現した「スカイミラー」、印象的なシンボルツリーの周りに広がる青と白の花、「空と雲」をイメージしたガーデンで、正面には雄大な日高山系と大雪山系が広がり、空と山と大地が織り成す景色はいつまでも眺めていたいほど。
2-3.アルフレスコ
イタリア語で野外という意味の「アルフレスコ」、「ヒルズショップ&カフェ」のカフェメニューをテイクアウトしてピクニックもできるエリアでワンコも入れます。
ピクニックセットの無料貸出(数に限りあり)といった嬉しいサービスがあり、ピクニックシートの他に虫除けや日焼け止めまで入っているので、急に思い立ってピクニック気分になっても気軽に楽しめそうですね。
2-4.ローズガーデン
画像提供(下):十勝ヒルズ
約960株のイングリッシュローズがあふれる「ローズガーデン」、おいしい香りにこだわってデザインされたガーデンにはフルーツやお茶の香りを楽しめる品種が植栽され、6月中旬から9月にかけて楽しむことができます。
2-5.アニーカの庭
妖精の住む庭をコンセプトにピンクの花でデザインされた「アニーカの庭」、薄いピンクや濃いピンク、あか紫やうす紫といった同系色のグラデーションが素敵なガーデン。
そんなメルヘンチックなお庭に咲く「ラムズイヤー(羊の耳)」、初夏に薄紫色の花を咲かせるこの植物の葉は、白い毛で覆われふわふわで柔らかくまさに羊の耳、見つけたらそっと優しく触ってみてください。
2-6.ナチュラルオアシス
睡蓮(スイレン)の花が咲き誇る池に数種類のトンボが集まる「ナチュラルオアシス」、北海道でもトンボを見る機会が少なくなるなか、ここにはたくさんのトンボが生息。
なかでも一際目をひく青いトンボ「ルリイロトンボ」、寒冷地に生息するイトトンボで日本では生息地が限られているようですが、この池ではたくさん飛び交っています。
どこか神秘的なイメージの睡蓮、水面に映る木々や空と相まってとても美しい景色を見せ、水辺の散策路を歩きながらゆったりとした時間が流れます。
2-7.フラワーアイランズ
画像提供:十勝ヒルズ
季節の花を楽しめるようにデザインされた「フラワーアイランズ」、季節ごとに変化する花畑は訪れるたびに違った顔を見せてくれます。
3.「食」楽しめる3つのスポット
「十勝ヒルズ」のコンセプトの一つである「食」を楽しめる場所は3ヶ所、十勝自慢の食材やヒルズ内のファームで収穫した食材を中心に、カジュアルな料理から少し贅沢な雰囲気のなかで味わえる料理、スイーツや季節の飲み物まで、ニーズに合わせて美味しいランチやディナーが楽しめます。
3-1.四分分度(しぶぶんど)
画像提供:十勝ヒルズ
古民家風の味のある建物「四分分度」、十勝の素材をふんだんに使った料理が自慢の和食処で、お蕎麦をはじめ十勝豆御膳や豊西牛のローストビーフ丼、十勝名物豚丼などが味わえ、おしるこや抹茶のテリーヌなど和風スイーツも楽しめる場所。
3-2.ヒルズショップ&カフェ
可愛らしいお庭に囲まれた三角屋根の白い建物、ガーデンのチケット購入やカートの貸し出し、インフォメーション的な役割と十勝のお土産品や「十勝ヒルズ」のオリジナル商品を販売する「ヒルズショップ&カフェ」。
画像提供:十勝ヒルズ
ショップ内にはカフェスペースが設けられ、気軽に食べられるカレーや曜日限定(土、日、月)のパスタメニュー、お花畑のようなスイーツメニューやハーブティーも充実。
ピザやホットサンドなどの軽食、ヒルズ内で採れた野菜サラダや十勝自慢の豆ジュレサラダなどカジュアルなメニューもあるので、テイクアウトしてガーデン内でピクニックするのも楽しそうですね。
酪農王国北海道の上質なソフトクリーム、さまざまなフレーバーが各地にあり、ソフトクリームだけにこだわって旅が出来るほど種類が豊富。
「十勝ヒルズ」自慢のソフトクリームは「十勝あずきソフト」、帯広畜産大学で製造されている新鮮な「畜大牛乳」とコクと風味のある十勝産「えりも小豆」を使い、ほどよい甘さで小豆の味と食感が楽しめます。
3-3.ファームレストランヴィーズ
「スカイミラー」を眺めながら食事と一緒にスローな時間が過ごせる「ファームレストランヴィーズ」、ここのランチビュッフェ目当てに「十勝ヒルズ」を訪れる人も多く、上質なお料理がカジュアルな雰囲気でいただけます。
画像提供(右):十勝ヒルズ
ヘッドシェフを務めるのはハンガリー出身のモルドヴァン・ヴィクトル氏、美食の国ハンガリーと言われる彼の母国料理と十勝の食材を融合させた「魅せる料理」で訪れる人を魅了します。
ヴィクトル氏はハンガリーの5つ星ホテル「ル・メリディアン・ブタペスト」や「ハンガリー共和国駐日大使館」などでシェフを務めた経歴の持ち主で、まだあまり日本には馴染みのないハンガリー料理を講習会などで紹介する活動もしています。
ランチは「選べるメイン料理とビュッフェ」、5種類のメイン料理から一つを選び、前菜やサラダ、スープ、パン、デザート、ドリンクをビュッフェでいただくというスタイル。
十勝の特産やヒルズ内で収穫される新鮮な野菜やハーブ、そして飼育から繁殖まで行っている「マンガリッツァ豚」などクオリティーの高い食材を使った料理を味わいながらとても贅沢な時間が過ごせます。
予約制のスペシャルランチもあり、オリジナルのスイーツが楽しめるティータイムや完全予約制のディナー、そして季節のイベントに合わせた特別料理のランチやディナーメニューを提供。
ヴィクトル氏の作る「魅せる料理」、是非ディナーでも食べて見たい!と思うほど繊細で味わい深くハンガリー料理をもっと知りたくなる料理です。
4.「農」安心安全な食材への取組み
画像提供:十勝ヒルズ
「農」というコンセプトを基に、無農薬・無化学肥料の野菜を育てる「有機JASハウス」や、作物が本来持っている能力を引出して安心安全な栽培を行う「木村式自然栽培」などに取組んでいる「十勝ヒルズ」。
ヒルズ内の食を楽しめる3つのスポットで色々な料理となって提供されているので、野菜やハーブ、マンガリッツァ豚の味を堪能してみてください。
5.ウサギやヤギいる「ふれあいひろば」
ピッグファームに隣接する「ふれあいひろば」、三角屋根の建物にウサギとヤギのおやつが100円で売っているので、貯金箱にお金を入れておやつを購入♪おやつを手に持っているだけでウサギもヤギも寄ってきます!
6.GARDEN PICNIC 2017
資料提供:十勝ヒルズ
「十勝ヒルズ」の一大イベント「GARDEN PICNIC 2017」、開催期間は2017年7月8日(土)と9日(日)の2日間、さまざまなワークショップや人気の15店舗が集まり十勝ならではのガーデングルメを提供!
今年初企画のモルドヴァン・ヴィクトル氏によるハンガリー料理の実演販売、「ファームレストランヴィーズ」と「四分分度」では特別メニューが登場!などなど楽しい企画が盛りだくさんです。
北愛国交流広場の特設駐車場や無料シャトルバス運行、そのほか詳細などは「十勝ヒルズ」のHPにてご確認ください。
おわりに
パッチワークのような田園風景が楽しめる十勝平野の雄大な風景、そして年間を通じて全国的にも日照時間に恵まれた十勝地方はガーデン散策やアウトドアに最適な場所。
そんな自然豊かな土地にガーデン散策という枠組みを超え、花と食と農をコンセプトに魅力あふれるスタイルで一つのテーマパークを作り上げている「十勝ヒルズ」に遊びに行ってみませんか。
十勝ヒルズ
HP:http://www.tokachi-hills.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/十勝ヒルズ-Tokachi-Hills-213018788736153/
住所:〒089-0574 北海道中川郡幕別町字日新13番地5
TEL:0155-56-1111
入園料:大人:800円、中学生:400円、小学生以下:無料
ヒルズパスポート(1年間入園料無料・特典有り)1,500円
11月~3月は入園料無料
営業期間:4月下旬~10月下旬(開園期間は無休)
営業時間:9:00~18:00
駐車場:あり
アクセス:とかち帯広空港から車で約20分、帯広駅から車で約15分
◆ファームレストラン ヴィーズ
定休日:月曜日、年末年始
営業時間:ランチ11:00~15:00(L.O. 14:30)
ティータイム15:00~17:00(L.O. 16:30)
ディナー 18:00~21:00(L.O. 20:00)完全予約制
・日、月、火はディナー休業
・団体でのご利用は3日前迄・要予約
・天候等により営業時間が変更になる場合あり
◆和食処 四分分度(しぶぶんど)
定休日:火曜日、年末年始
営業時間:11:00~15:30(L.O.15:00)
・団体でのご利用は3日前迄・要予約
・天候等により営業時間が変更になる場合あり
◆ヒルズカフェ・ショップ
定休日:年末年始
営業時間:4月〜10月(9:00~18:00 L.O. 17:00)、11月〜3月 (10:00~15:00 L.O. 14:00)
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