十勝を見て味わって遊んで楽しめる庭『十勝ヒルズ』~季節の見どころ・イベントを楽しもう~
- 十勝・日高
- 最終更新日:2024年10月30日
四季折々の風景だけでなく、季節ごとのイベントにも力を入れており、北海道最最大級「アンブレラスカイ」や新そばイベントは楽しみにしている方が特に多い定番。
約23haの敷地内には野菜や果物、ハーブなどのガーデンエリアもあり、園内で収穫された食材をレストランやカフェで頂くこともできます。
見て味わって遊んで楽しめるのが「十勝ヒルズ」の魅力です。
もくじ
1.十勝ヒルズ~十勝の農と食を発信するガーデン~
「十勝ヒルズ」のガーデンはエリアごとに様々な光景が見られます。
引用:十勝ヒルズHP
開園期間の4月中旬から10月中旬の間は、季節ごと見ごろを迎える植物が花を咲かせているのでどの時期に行っても楽しむことができるでしょう。
私が訪問した10月初旬、果物を育ているエリアではちょうどりんごが実っていました。
8月〜10月と比較的長く楽しむことができる「スカイミラー」は紅葉の赤と黄色の差し色が入り、綺麗な景色を見せてくれます。
白樺とアナベルの白が上品で美しい小道。
トンボやカエルなどの生き物が生息しているエリアは子供達に人気。
ショップで虫取り網を無料で借りることができるので子供達が虫を捕まえるために訪れてくるそうです。
ガーデンごとのテーマによって景色や雰囲気が変わり、この先にどんな景色があるんだろうと想像すると自然と足取りも軽くなります。
各月のイベント時期になるとフォトスポットも設置され、来園者を楽しませてくれます。ハロウィンが近かったのでハロウィンにちなんだフォトスポットがありました。
ショップではピクニックセット(シート、かご)を無料で借りることができるので好きなの場所でくつろぐこともできます。
ガーデンの数カ所にテーブル、ベンチ、テラス席があるので休憩したり、ピクニックしたりとのんびりとした時間を過ごせるでしょう。
十勝ヒルズの主園路1周は約30分、のんびり見て周る場合は1.5~2時間ほどかかります。
体力や足腰に自信がない方でも、ガーデンの外周を走行できる周遊カート(1回1,000円)があるので安心です。
2.季節の見どころ・イベント pickup
桜・お花見(5月GW)
GWにあるお花見WEEK。桜の季節には色が濃く、遅咲きの8分先咲きの釧路八重桜を鑑賞できます。釧路八重桜の並木道が見られるのは道内でもここだけで長さは150m。その他にもチシマザクラやエゾヤマザクラな様々な種類の桜を楽しむことができます。桜が終わりかけの頃の桜吹雪も綺麗なのだとか。
桜以外にも春には9600球のチューリップが咲き誇り、春はお花見の季節となります。
北海道最大級アンブレラスカイ(6月)
6月に開催される 「アンブレラスカイ」は北海道最大級。2024年の展示数は1400本でガーデンの数カ所をカラフルなビニール傘が彩ります。年々来園者数が増えており、今後も目が離せないイベントです。
晴れていれば太陽の光が傘の影を地面に映し出し、上を見ても下を見てもカラフルな光景に包まれます。
画像提供:十勝ヒルズ
晴れの日だけでなく、雨でも楽しめるイベントなので天気に関わらず楽しめるのも魅力。カラフルをテーマにしたドリンクやデザート味わうことができます。
画像提供:十勝ヒルズ
ローズウィーク(6月中旬〜7月上旬)
35品種約800株のバラを見られるローズウィーク。ローズガーデンに淡いピンクやオレンジなどの色合いのバラのお花畑が現れます。
食べ物の香りのする品種が多いのが「十勝ヒルズ」ならではのローズガーデンの魅力。バニラやリンゴ、ベリーなどの美味しい香りを楽しめます。香りが強い午前中がおすすめのとのこと。たくさんのバラの甘い香りと美味しい香りに包まれたガーデンで過ごすひととき。限定スイーツやバラをモチーフにした雑貨の販売などもあり、見るだけではなく、イベントとも楽しめます。
春そば・秋の新そば(5月下旬・10月上旬)
春と秋に開催されるそば祭りはそばうちの名人たちが目の前で打ったそばを食べられるフードイベントです。「かけそば」「ごぼうそば」「ぶっかけそば」から選んでその場で食べられます。
画像提供:十勝ヒルズ
前売り券を購入すれば1杯500円で購入できるので事前購入がおすすめ。お持ち帰りのメニューとして3人前の打ち立ての生そばもあるのでお家でも召し上がれます。また伊勢名物の赤福を数量限定で販売しており、毎年完売になる程人気の商品のようです。
画像提供:十勝ヒルズ
朝マルシェ(5~10月隔週日曜日)
隔週日曜日に開催される朝マルシェは十勝を中心としたお店がずらりと揃うイベントです。ドリンクやフード、ハンドメイド雑貨や占いなど多ジャンルのお店が15店舗ほど出店しており、新しいお店との出会いを楽しめます。
画像提供:十勝ヒルズ
生演奏が流れたり、季節によって味わえるフード、出店するお店が変わっていたり、その時によって違った楽しみ方ができるので何度もお訪れるのも良いでしょう。
画像提供:十勝ヒルズ
3.十勝ヒルズのお食事・ショッピング
ガーデンカフェNIWAKARA
ガーデンを一望できるレストラン「ガーデンカフェNIWAKARA 」。園内で収穫されたお野菜やハーブ、果物を使用したメニューを味わえます。中でも十勝ロイヤルマンガリッツァ豚はここでしか食べられない貴重な食材です。
ランチプレートやピザなどをはじめ、シフォンケーキやスコーン、ハーブティーもあるのでティータイムにもおすすめ。
広い窓からガーデンを眺めながら美味しいお料理やドリンクを頂くことができます。
ヒルズショップ
受付があるヒルズショップ。
天井に飾られたドライフラワーが明るく温かい雰囲気を作り出しています。
十勝の代表的な作物である豆も販売していて煎り大豆はおみやげで一番人気があるようです。
ツヤが綺麗な小豆も販売していました。
十勝で活躍している作家さんのハンドメイド作品も販売しています。アクセサリーやポーチなど可愛らしい作品はどれも一点もの。
花の種や花瓶、鉢植えなどのガーデニング雑貨も販売していたので自宅用にもお土産にもぴったりな商品を探すことができるでしょう。
ヒルズショップカフェ
ヒルズショップの奥にあるカフェではタコライスやガパオライスなどの季節によって変わるフードメニューをはじめ、十勝小豆のソフトクリームを味わうことができます。
窓側にはカウンター席もあり、外の景色を眺めながらゆったりとくつろぐことができます。コーヒーやガーデンで収穫された食材のシーズンドリンクも購入できるのでちょっと休憩するだけでも利用しやすい空間です。
ショップとカフェは入場無料で利用することができるのでランチやティータイムでも気軽に訪れることができます。
4.営業時間・入園料
【入園料】
・大人(高校生以上)1,000円
・中学生 400円
・小学生未満 無料
・障がい者手帳をお持ちの方 半額
「とかち花めぐり共通券」は十勝にある対象のガーデンをお得に回れるチケットで「3施設入場券」は2,000円、「5施設入場券」は3,300円です。複数箇所訪れる予定がある場合におすすめです。
【営業時間・期間】
・ガーデン 9:00~17:00/4月中旬~10月中旬
※10月中旬以降は積雪するまで無料開放
・ショップ・ショップカフェ 9:00~17:00/4月中旬~10月末日
※11月以降は不定期でイベントを開催
・ガーデンカフェ NIWAKARA 10:00~17:00/4月中旬~11月末日
※11月以降の営業日は要確認
十勝の「食」と「農」と「花」のコラボレーションが楽しめる十勝ヒルズ。見るだけでなく、五感で十勝を感じられる十勝ヒルズにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 北海道中川郡幕別町字日新13-5
- TEL
- 0155-56-1111
北海道在住フォトグラファー 平栗玲香
1990年生まれ、北海道帯広市出身のフリーランスフォトグラファーです。北海道観光マスター検定、十勝観光文化検定上級、フォトマスター検定準1級、生物分類技能検定3級取得。9年間東京でフォトグラファーをしていましたが、2023年に帯広に拠点を移しました。趣味はツーリング、ドライブ、キャンプなど北海道の魅力が一人でも多くの人に伝わることを目標に記事を書いています。
最終更新日2024年10月29日
こちらの関連記事もどうぞ
姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)