「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」朝ドラの世界も楽しめる十勝観光おすすめスポット
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- 十勝・日高
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- 最終更新日:2025年5月12日
食料自給率が1,000%を超える農畜産業が盛んな十勝の食材を販売している農畜産物等販売所、地元食材を使ったメニューを味わえるフードコート、NHK連続テレビ小説「なつぞら」のセットを模した建物が並ぶ「なつぞらエリア」などが揃う充実した道の駅をご紹介!
もくじ
1.十勝の“おいしい”が集結“グルメと特産品”
地元農家さんが収穫した獲れたてのお野菜、地元農産物を使用した加工品や特産物など十勝の「おいしい」が集まる農畜産物等販売所「なつぞら市場」。人気の商品は早くに売り切れてしまうこともあるのでオープン時間の朝9時に訪れるのがおすすめです。
音更町を代表する農産物である豆類がずらり。音更大袖振大豆は音更町で産まれた特産品。
お野菜は季節や日ごとにラインナップが変わるので、その時の旬な食材が楽しめます。
音更町に主管工場があるよつ葉乳業の商品も並んでいました。牛乳、バター、チーズ、ヨーグルトなどの数種類の乳製品が所狭しと並んでいます!奥には音更町で育った牛肉の販売コーナー。農産物だけでなく畜産物も充実しているのがわかります。
アイスなどのスイーツのコーナーもありました。チーズタルトにカタラーナ、ティラミスと十勝の乳製品が使われた美味しそうなスイーツの数々に心が惹かれます。
お土産にも買いやすいお菓子も種類が豊富。定番の北海道土産から十勝ならではのお土産まで幅広く揃っているので贈りたいと思うお土産がきっと見つかるでしょう。
2.フードコートやテイクアウトなど十勝グルメが充実
地元の食材を使用した洋食から和食、ラーメンやカレー、パンにスイーツなどフードコートとテイクアウトを合わせて9つの飲食店があります。音更で15年愛される「らぁめん藤」は道の駅に移転オープン。ビーフや納豆が乗った珍しいお蕎麦のメニューがある「そばや然」はヘルシーだけど食べ応えのあるお蕎麦が魅力的。「うどん麦笑 壱咲」は池田町で人気の「さぬきうどん工房」の2号店です。
「豚丼」や「インディアンカレー」など十勝のご当地グルメも味わえます。「インディアンカレー」では道の駅限定のメニューがあるので要チェック!道内ホテルのレストランに務めていた料理人による洋食店「プチジョア」のおすすめは白いオムライス。
「豚丼のぶたはげ」は北海道産の豚ロースを秘伝のたれで網焼きした豚丼が味わえます。ブラックペッパーが香ばしく、お肉は肉厚なのに柔らかい!
帯広市内の人気のカフェ「CAFE GREEN」が営む「茶屋Green」では、お茶、和菓子、洋菓子、ソフトクリームなどスイーツが食べられます。
帯広の老舗パン屋さん「満寿屋商店」の系列店である「満寿屋商店みちます」は2022年にオープン!
フードコート横に2箇所のキッズコーナーがあり、お子様連れの方でも利用しやすい。人気の道の駅で土日は特に混雑して満席になることもあるので時間帯をずらすなどの対応が必要です。
屋外にはテイクアウト専門の「SKYPIEA」があります。地元食材にこだわった唐揚げやソフトクリームを販売しており、旅の休憩にもおすすめ。
3.朝ドラ「なつぞら」の世界へ
ファンには堪らないNHK連続テレビ小説「なつぞら」のセットが再現された「なつぞらエリア」。十勝編で登場した「柴田家の母屋・牛舎・サイロ」と「菓子店雪月」、その前には牧草地があり、牛のオブジェがのんびりと佇んでいます。十勝の広い青空に馴染む素敵な建物。
牛舎内にはドラマで使われた小道具や台本、ドラマと同じ時代に活躍したトラクターなどが展示されています。
ドラマに登場する「山田天陽」君の絵や仔牛の出産シーンで実際に使われた牛のぬいぐるみなどの小道具。見ただけでそのシーンが頭の中に浮かんできてまたドラマを見たくなります!
私が一番感動したのは雪月を再現したセット。建物内を自由に動き回れるのでドラマの中に入り込んだような気分に。
雪月内には物販コーナーが併設されていてここでしか買えない限定品も!なつぞらのオープニングのイラストを手がけた方による書き下ろしのパッケージの菓子箱の中には柳月のお菓子の詰め合わせが入っています。紙袋もとても可愛くてこれを目当てに買っていく人もいるそうです。
4.思わず撮影したくなるこんなフォトスポット
なつぞらエリア以外にも、思わず写真に残したくなるフォトスポットをご紹介。
まずは青空に映える真っ白な「OTOFUKE」のモニュメント! 道路からも目立ち、来場者を迎え入れてくれる道の駅を象徴するモニュメントとなっています。
暖かい季節になると椅子とテーブルが設置される中央広場には音更の踏切のモニュメント。
音更のマスコットキャラクター「おおそでくん」と写真が撮れるスポットもあります。
他にもフードコート中央にある10体限定で発売された「ゴジラ」の大型フィギュアやパンのシャンデリアなども。
食べて、買って、見て、撮って。道の駅のあちこちで“楽しい”が見つけられます。
5.アクセス·周辺観光
音更帯広ICより約2分、高速道路からアクセスは良好です。帯広市街からは車で20分ほど。バスの場合は帯広市内のホテルを経由する「とかち帯広空港連絡バス」を利用することができます。
十勝の老舗お菓子銘菓である「柳月」の工場である「柳月スイートピアガーデン」が併設しており、お土産の購入はもちろんカフェもあるので道の駅に立ち寄った際はぜひ訪れるのがおすすめ。また道の駅の総合案内所では道の駅のことだけでなく、十勝の観光情報などについての問い合わせも可能。十勝各地の観光パンフレットも置いてあるので旅行プランに迷った際は参考にするのもいいでしょう。
- 住所
- 北海道河東郡音更町なつぞら2
- 営業時間
- 9:00~19:00 年末年始休館 なつぞらエリア9:00-18:00冬期間休業
- 備考
- 飲食各店の営業時間は店舗ごと異なります。

北海道在住フォトグラファー 平栗玲香
1990年生まれ、北海道帯広市出身のフリーランスフォトグラファーです。北海道観光マスター検定、十勝観光文化検定上級、フォトマスター検定準1級、生物分類技能検定3級取得。9年間東京でフォトグラファーをしていましたが、2023年に帯広に拠点を移しました。趣味はツーリング、ドライブ、キャンプなど北海道の魅力が一人でも多くの人に伝わることを目標に記事を書いています。
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