１.生乳の生産量日本一の根釧地域

 画像提供:よつ葉乳業株式会社

広大な牧草地を生かした酪農が盛んな根釧地域。生乳の生産量は日本一です。
根釧地域は粗飼料のひとつである「牧草」が豊富にあることから、乳牛は多くの牧草を飼料として摂取しています。

牧草に含まれている繊維は、乳脂肪形成に有効とされており、実際に根釧地区の生乳の乳脂肪分率は北海道平均や全国平均よりも高くなっています。
牧草をたくさん食べること、このことが「コク」のある味につながっているそうです。

白い雲、青い空、緑の草原、草を食む牛たち。
根釧地域は冷涼な気候で牛にとって最高の条件の地、ベストコンディションを保てる地域なのです。

２. 「よつ葉北海道根釧牛乳」（よつ葉乳業株式会社）

 画像提供:よつ葉乳業株式会社

最初にご紹介するのは、「よつ葉北海道根釧牛乳」

よつ葉北海道根釧牛乳は、全国飲用牛乳公正取引協議会の定める特選基準をクリアした、乳質・成分に優れた生乳を厳選使用。

お客様からよくいただくお声は「すっきり」しているのに「コク」があり飲みやすい。
風味を損なわないよう、生産地の「根釧工場」にてパック詰めされています。

人肌程度に温めると、根釧牛乳が本来持つコク、甘み、香りを感じていただけるそうですよ。
冷やしても温めてもおいしい牛乳ですので、お好みでどうぞ。

画像提供:よつ葉乳業株式会社

さっぱりした中にも牛乳本来の「コク」のある根釧牛乳は業界では広く認められ、コンビニカフェのラテ用のミルクにも使用されています。

「根釧」生乳の風味の良さを最大限に生かせるよう、釧路の現地工場で集乳後、極力時間を置かずに殺菌、製品化。
全国にお届けしています。

名称）よつ葉北海道根釧牛乳
製造所所在地）北海道釧路市大楽毛127番地
よつ葉乳業株式会社　根釧工場
TEL）0154-57-4191
FAX）0154-57-2018
HP）http://www.yotsuba.co.jp/

３. 「べつかいの牛乳屋さん」（株式会社べつかい乳業興社）

画像提供:株式会社べつかい乳業興社

次にご紹介するのは、日本一の生乳生産量を誇る別海（べつかい）町の広大な草原と澄みきった空気、摩周湖の伏流水を源とする水で育った乳牛から搾られた生乳を原料としている「べつかいの牛乳屋さん」

新鮮な風味を損なわぬよう、HTST殺菌方式で製造しています。(HTST殺菌方式・・高温短時間殺菌方法)

画像提供:株式会社べつかい乳業興社

「別海町産」の牛乳を指定して購入して下さるお客様も。三角パックの牛乳は懐かしくめずらしいので、大変好評をいただいているのだそう。

2017年３月に札幌市の三恵堂製菓さんとの協力により別海町産生乳を使用した「べつかいみるく大福」を発売。
この他にも他の企業様との共同製品開発も行っています。

牛乳はもちろん、牛乳以外の乳製品、工場直売所でしか販売していない商品も沢山あります。
近くにお越しの際はべつかい乳業興社に立ち寄ってみてくださいね。

画像提供:株式会社べつかい乳業興社

名称）「べつかいの牛乳屋さん」
住所）北海道野付郡別海町別海132番地の2
TEL）0153-75-2160
FAX）0153-75-2392
HP・通販サイト）http://betsukai-milk.com/index.html

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４. 「牛のおっぱいミルク白」（渡辺体験牧場）

画像提供:渡辺体験牧場

お次は、ネーミングが面白い！パッケージがかわいい！牛乳が甘くクリーミー。
さらっとしていて飲みやすいと好評の「牛のおっぱいミルク」

弟子屈（てしかが）町、摩周湖の付近にある渡辺体験牧場。
放牧地では平成元年から化学肥料や農薬を使用していません。

甘い草を育て、その草をたくさん食べた健康な牛は美味しく甘い牛乳を出してくれます。

牛たちは命がけで赤ちゃんを産んでいます。
その大切な赤ちゃんが飲むはずのミルクを私たちは少し分けてもらって牛乳として飲んでいます。

画像提供:渡辺体験牧場

お母さん牛のやさしさがたっぷり入った牛のおっぱいミルク。
牛乳が大好きな方は冷たいそのままがおすすめ。温めると甘さが際立ちます。

牧場で体験をして牛乳のルーツを知った方は何度も牧場へ足を運んでくださるそう。

地元のJAでは牛乳を使用したジンギスカンのたれ、ドーナツ、チーズ、生チョコ、ミルクジャムも販売。
ラーメンスープの隠し味に使用しているお店や牛のおっぱいミルク入りカレーも。

サブレー、チーズケーキ、チーズタルトなどのお菓子も多数揃っています。

名称）「牛のおっぱいミルク白」
住所）北海道川上郡弟子屈町原野646-4
工場住所）北海道川上郡弟子屈町字弟子屈原野646-1
TEL）015-482-5184
FAX）015-482-1360
HP）http://www.wataiken.co.jp
通販サイト）http://www.wataiken.co.jp/shop/

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５.「養老牛放牧牛乳」（養老牛山本牧場）

 画像提供:養老牛山本牧場

続いてご紹介するのは、中標津町、養老牛（ようろうし）山本牧場の牛乳。

ふたをあけたら生クリームが付いていてびっくり！濃厚だけど、さっぱり。甘みと旨味が最高！
「養老牛放牧牛乳」はその名の通り、完全放牧された牛たちの生命力を感じる牛乳です。

配合飼料（穀類）を与えずに有機牧草で育てた、健康的な脂肪分（不飽和脂肪酸）の豊富なグラスフェド（牧草飼育）ミルク。

まるで、アイスクリームを溶かしたかのよう。
生乳の栄養や風味が生きたノンホモ低温殺菌製法で、季節によって与える草が異なり、味や成分が変化します。

牛たちを過保護な環境で高栄養な“おいしい餌”で育てるのではなく、より自然に近い環境で厳しい自然のストレスにふれさせる一方、自由に行動させることで、本来の草食動物としての生命力を育てています。

 画像提供:養老牛山本牧場

「養老牛放牧牛乳」はそのまま飲むのが一番。

お子さんが「乳アレルギーを克服された」と、お礼に家族そろって関西から牧場に来られた方がいらっしゃったことも。
世界的なパティシエである小山進氏のプレミアムプリンに使われているそうです。

元サッカー日本代表 中田英寿さんが牧場に来られ、中田英寿さんのホームページnakata.net内企画ReVALUE NIPPONで紹介されています。

主な販売店は、どさんこプラザ、北海道うまいもの館、クイーンズ伊勢丹各店、プレッセプレミアム、シェルガーデン、パントリー等各店など。

名称）「養老牛放牧牛乳」
住所）北海道標津郡中標津町字養老牛200－2
TEL) 0153-78-2122
FAX）0153-78-2140
HP）http://wildmilk.jp/index.html
通販サイト）http://wildmilk.jp/cgi-bin/shop2/index.htm

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６.「森髙特選牛乳」（森髙牧場）

画像提供:森髙牧場

最後にご紹介するのは、厚岸（あっけし）町に位置する、「森髙牧場」。

創業７０年。毎日放牧し、風と日光を浴びて、とても元気な牛たちとお話ししながら「森髙特選牛乳」を作っている町の牛乳屋さんです。

牛から搾った牛乳で作るソフトクリームも人気。
生クリーム不使用、乳製品は牛乳のみを使っています。

牛はデリケートで神経質。量より質を重視して育てています。
「森髙特選牛乳」の成分は、乳脂肪分4.0%以上、飲むと濃厚です。

 画像提供:森髙牧場

まとめ買いされる方が多く、札幌の料理人さんも長年使ってくださっているそうです。
コーヒーや紅茶に牛乳を入れる場合、クセ、個性の強い製品を濃い目に入れると美味しいです。

厚岸（あっけし）町のスーパー、札幌の「きたキッチン」「どさんこプラザ」などで販売されています。

名称）「森髙特選牛乳」
住所）北海道厚岸郡厚岸町宮園1丁目376番地
TEL）０１５３－５２－７７０７
FAX）０１５３－５２－７７０７
電話とファックスでの注文（代金引換便）を受け付けています

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おわりに

 画像提供:よつ葉乳業株式会社

根釧地域の生産者さんこだわりのおいしい牛乳を５種類ご紹介してまいりました。

生産者さんたちが手を掛け、目を掛け、牛に愛情をたっぷり注いで作っている良質な牛乳を、ゆっくり味わってみてはいかがでしょう。
今まで出会ったことのない、お気に入りの逸品に出会えるかもしれません♪

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