別海町観光船で野付半島へ!アザラシの楽園をクルーズで楽しむ♪

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公開日:2015/6/24

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別海のアザラシ北海道の東、根室海峡に突き出た日本最大の砂の半島、野付(のつけ)半島。荒涼とした姿を見せる「トドワラ」が有名で、また花の半島として知られています。
今回は野付半島の楽しみ方より、観光船で野付湾を渡る、ゴマフアザラシの観察が楽しい「野付湾クルージング」の魅力をご紹介いたします。

野付半島とは?

知床半島と根室半島の真ん中にある野付半島の特色は、日本最大の砂嘴(さし)であること。半島の形は、かぎ針のような形にも、海老のような形とも言われ、地形マニアも唸る!?独特な地形が特徴的です。

野付半島空からみた野付半島。湾曲した不思議な地形。

そして、野付半島は花と鳥の楽園。5月から10月にかけてセンダイハギやハマナス、高山植物のクロユリまで!高い山に登らずとも見ることができます。

野付半島野付半島の遊歩道傍のセンダイハギ、奥にはハマナス。

また230種類以上の野鳥が確認されており、国の天然記念物であるコクガンやタンチョウ、欧米のバードウォチャーが「一生で一度は見たい鳥!」と名高いオジロワシ(通年)やオオワシ(冬季)なども見ることができます。

そんな野付半島へは、どうやって行くの?

野付半島へのアクセスは、東京羽田空港より1日1便!根室中標津空港の利用が便利です。飛行時間は90分。根室中標津空港から野付半島まで車で約30分。2時間ちょっとで、まだ見ぬ秘境が待っています!

しかし…野付半島までは期間限定7月中旬〜8月中旬まで(詳細は阿寒バスまで)しかバスは出ておらず、自家用車、レンタカー、ハイヤーなどの車移動が必須になります!空港に着いてからの移動手段の確保をお忘れなく。

また、道東地区は道幅が広く、信号も他の車も少ないので運転がしやすいと思います。しかし、スピードの出し過ぎや、睡魔に襲われるまっすぐな道、野生動物が飛び出してくる可能性なども十分にありますので、安全運転第一ですね!

牛横断注意牛にも気を付けてね!

そして、野付半島に行く方法は2パターン。ひとつは車で野付半島まで行くこと、もうひとつは野付半島の向かいの港町、尾岱沼(おたいどう)から船で行く方法です。時間がない方は車で行く方がベターですが、時間がある方はぜひ、観光船に乗ることをおすすめいたします♪

さあ、観光船に乗って行こう!

別海町観光船別海(べつかい)町市街より車で約30分の港町、尾岱沼(おだいとう)は漁師町です。港にある野付漁協の向かい側にある銀色のとんがり屋根の建物。こちらが別海町観光船のチケット売り場です。

別海町観光船では、5月〜10月末まで(期間中無休)野付半島トドワラへ行く、基本のトドワラコースを1日3便出航しています。特に予約の必要はありませんが、貸切の場合や天候(強風や濃霧)により欠航になる可能性がありますので、事前に確認の連絡を入れるのがベストです!

※なお、2016年現在、運航時間は不定期となりますので、お電話等で事前にご確認ください。

シーズン中、毎日運航しているトドワラコースは、尾岱沼の港から20分〜25分程度で野付半島の先にあるトドワラ桟橋へ到着します。そして野付半島へ上陸し、散策時間50分の後、また船で港まで戻って来るという往復約2時間のコースになっています。

もちろん片道の利用もできるのですが、その場合、野付半島から帰ってくる足がありませんので、車などを野付半島側に用意すか必要があります。

航路イメージ野付湾の中の青い線が船の航路。野付半島のトドワラへ着きます。

尾岱沼から野付半島へは、湾になっているため波が高くならないことが多く、さほど船酔いはしませんが心配な方は、デッキにでて風に当たっていることもできます。(外へ出る際は、風で帽子やメガネなど飛ばされないように…)

船には二階デッキもあり、眺めもいいですよ!後方デッキに階段があります。船が動いている時の移動には不意な揺れにご注意を。階段傍にはトイレも付いていますよ。

さあ、いよいよ観光船に乗って野付半島へ出航!!

野生のアザラシに会える!?

別海のアザラシ別海町観光船では「海から野付半島へ行く」という目的以外に、なんと!野生のアザラシに遭遇できるのです!!

出航し、港をでると船のスピードが上がります。風を切って進んでいくと左手には知床山脈が。

知床連山お天気がいいと綺麗な山並みが望めます。

さらに進んでいくと、これまたびっくり!北方四島の一つ、国後島が間近に見えます。それもそのはず、野付半島から国後島まで、一番近いところで16km。

別海から国後を臨む左側の大きく見える山が泊山(とまりやま)、右奥のうっすら見える山が羅臼山(らうすやま)です。

そして、また少し先に進むと、なんだか船のスピードが落ちて…野生のアザラシ発見!

別海のアザラシ地元の方言ではトッカリとよばれているゴマフアザラシ。

野付湾は浅瀬のため、アザラシの天敵となるシャチが入ってこられないので、アザラシたちはのんびりと過ごすことができます。

野付湾は冬季、凍りついてしまうため、アザラシは6月上旬から徐々に集まりはじめ、運行期間である10月末まで見ることが可能です。8月のピーク時、多い時で40頭ほど観測することも!

別海のアザラシ野生であることを忘れているかのようなリラックスアザラシたち。干潮時。

別海のアザラシ

アザラシは温かい浅瀬にいることが多く、野付湾内に生息するアマモという海草の上に寝そべって休んでいる姿が間近に見られます。ただし、このように体全体が見えているのは、干潮時のこと。満潮時は水位があがるので、アザラシは海の中を泳ぎ回ります。

別海のアザラシ

でもご安心を。アザラシがいた時は船を一旦止め、この道ウン十年の現役漁師でもある船長さんたちが、しっかりと見つけて教えてくれます!時には素早く泳ぎ回るアザラシたちを「ほら、あっち!ほら、そっち!」と、もぐらたたき状態で探すことも…

別海のアザラシ満潮時ひょっこり顔を出すアザラシ。泳いで近づいてくることも。

可愛いゴマフアザラシたちが現れたなら、シャッターチャンス!でも、フラッシュを切っておかないとびっくりして逃げて行っていまうので、事前に切っておきましょう。

ついに野付半島に上陸

野生のゴマフアザラシを間近で見ることができたら、ラッキー!そして、目的地はもうすぐそば…野付半島についに到着です!そこは海の真ん中にいるような不思議な景色です。

野付半島長い浮き桟橋を渡ると野付半島上陸。少し砂利道が続きます。

ここから約50分の自由散策になります。地図で見ると短い距離なのですが、実際歩いてみると、なかなか時間がかかります。

木道を歩き、トドワラへ。途中、橋などもあります。

野付半島満潮時と干潮時では橋や木道の高さ、景色がかなり違ってみえる。満潮時。

野付半島はラムサール条約登録湿地ですので、基本的に木道から降りることや、草花採取、貝や石などを持ち帰ることが禁止です。ご注意ください。

野付半島は色々な顔をみせてくれます。

野付半島風がない日は水面が鏡面のようになります。国後島。

自分がどこにいるのかわからなくなるような感覚におそわれます。

野付半島天気が崩れる前に現れる暈(かさ)

野付半島たくさん打ち上げられているアマモ

ただ歩くだけではもったいない!もっと色々教えてほしい!そんな方には野付半島ネイチャーセンターのネイチャーガイドと野付半島を歩くガイド付きプランもあります。帰りはネイチャーガイドが車で尾岱沼の観光船チケット売り場まで送ってくれます。

詳細は野付半島ネイチャーセンターまで
北海道野付郡別海町野付63番地
TEL:0153-82-1270
開館時間
4~10月 9:00~17:00
11~3月 9:00~16:00

素敵なお花に誘われて、どんどん木道を進んで行って、船の出航時間をお忘れなく!
帰りはのんびり散策で疲れた足を癒しながら港へ向かいます。

野付半島のお花については、こちらの記事もどうぞ!
・広大な景色と美しい花々の共演。野付半島原生花園の魅力

※野付半島トドワラは昨年末の爆弾低気圧の影響で、景観や木道などに大きな被害が出ております。現在復旧が進められ、7月1日より、木道の整備が完了する予定になっております。
観光船におきましては、現在野付半島に上陸せずに港へ戻って来る周遊コースのみのご案内です。ご了承ください。

尾岱沼のグルメや温泉も楽しもう!

無事港に到着、そこで解散。…なのですが、ちょっと待って!せっかく尾岱沼に来たのなら、食べておきたいものがたくさんあるのです。
まずは尾岱沼の名産、北海シマエビがまるごと天ぷらになっている、北海シマエビ天丼。

北海シマエビの漁期のみ食べられる旬のグルメを提供しているのは観光船チケット売り場から徒歩3分の白帆さん。
白帆食事処 白帆 尾岱沼港町170 TEL 0153-86-2033  11:00~20:30 月曜定休日

北海シマエビ天丼をミニ天丼にして通年提供している、酔楽まるたさん。(夜のみ営業)
まる太酔楽まる太 尾岱沼港町175 TEL 0153-86-2006 17:00〜23:00(L.O.22:40) 日曜定休

アルカリ性単純温泉とナトリウム塩化物泉、2種類の源泉をもつ公衆浴場。露天風呂にも2種類の浴槽があり、温度が違うので、交互に入る常連客の姿も。シャンプー等はご持参ください。
浜の湯
公衆浴場 浜の湯  尾岱沼港町235−5 TEL 0153-86-2600 14:00〜22:00 
火曜定休(祝日の場合は翌日) 入浴料・大人440円 小学生140円 乳幼児70円

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おわりに

野付半島打瀬船北海道遺産でもある打瀬舟。(北海シマエビ漁期6月下旬〜7月下旬、10月中旬〜11月中旬)

いかがでしたか?別海町観光船では、今回ご紹介したトドワラコースの他に、5月〜7月までの大潮の期間、完全予約制の船で行く潮干狩りや、国後島8kmまで行く外海国後コース、8月、アザラシのピーク時にアザラシのみを見に行く周遊コースのアザラシウォッチングなど様々なコースがあります。
野付半島の自然の魅力を、ぜひ船で楽しんではいかがでしょうか?

別海町観光船 
北海道野付郡別海町尾岱沼港町232 
TEL:0153-86-2533

野付半島がある別海町の観光情報は・・
ここまで来るとべつせかい!別海町観光協会ホームページ

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