【宿泊体験記】知床・羅臼のモダン&立地抜群なゲストハウス「知床サライ」
- ホテル
- 最終更新日:2020年5月26日
知床半島の南側にある羅臼は、夏はシャチ・冬はトド・オオワシなど珍しい動物に会える特別な場所。
知床横断道路の拠点にもなっており、知床観光の中でもメジャーなスポットです。
そんな羅臼に、2018年7月15日オープンした、ゲストハウス「知床サライ」。
目の前には流氷の浮かぶ海、羅臼観光の中心とも言える道の駅からは徒歩圏内という好立地。
流氷で賑わう2月末、知床サライに宿泊してさせていただきましたのでレポートさせていただきます!
<もくじ>
1.抜群の立地
2.シンプル&クリーンなお部屋
3.落ち着きあるダイニングバー
4.おわりに
1.抜群の立地
知床サライは、道の駅らうすから徒歩2~3分の場所にあります。
飲み屋が集まる繁華街や観光船乗り場までは歩いて10分弱。
国道沿いにあるので、知床峠へのアクセスもバッチリ。
木と白いレンガを組み合わせた外観、パッと見はおしゃれなカフェレストランのようです。
2.シンプル&クリーンなお部屋
知床サライは、駐車スペースを挟むんで2つの棟があります。
まずは国道沿いの建物にある受付でチェックインを済ませます。
レセプションエリアは、決して広くはありませんが、吹き抜けになっているので解放感があります。
木のあたたかい空間に暖炉とシンプルなローソファが置かれ、まるでおしゃれな別荘のよう。
奥はダイニングスペース。
真ん中のテーブルの上には、ゲストブックが置かれていました。
パラパラと捲ってみると、日本語、中国語、英語にアラビア語!いろんな国の人が宿泊しているみたいです。
宿泊代金を現地払いする際は、チェックインの際に。
クレジットカードが使えて、手持ちの現金が心許なかった筆者はとても助かりました。。
※知床サライと道の駅の間に信用組合があるので、ATMの営業時間内であれば手数料はかかりますが現金もおろせます。
受付のある棟の2階ともう1棟はまるまる客室。
施設内はすべて禁煙ですが、棟の間にある連絡出入り口の外に灰皿とベンチが置かれています。
今回私は受付棟のある2階の客室を利用させてもらいました。
階段下に下足スペースと下駄箱がありますので、靴を脱いで客室へ。
客室のドアを開けると、荷置きスペースとユニットバス。
その奥にベッドが2台置かれ、ユニットバスに面した壁にはデスク&椅子が置かれています。
お部屋の造り自体はシンプル&クリーンなのですが、くすんだ水色やラベンダーの壁や編み物のフットスローなど、スタイリッシュな中にも温かさを感じられるインテリア。
ベッドの寝心地がいい。ベッドパッドがいいのかな?
デスク前のラベンダー色の壁紙がおしゃれ。
枕元のコンセント周りがかなり充実。スマホに充電器、デジカメとコンセントが多いと嬉しいです。
バスルームにはタオルや歯ブラシなどのアメニティもひと通りそろっています。
換気の関係か冬はバスルームがとても寒かった!少しお湯を張ってバスルームを暖めてもいいかもです。
テレビとパジャマが無いな・・・と思いましたが、そういえば知床サライはゲストハウス。
設備が整い過ぎていてホテルかと勘違いしていました(笑)
テレビの無い静かな時間、知床の夜を堪能するにはテレビが無いのも必然なのかもしれません。
さらにビックリしたのが、他の客室の音が全然気にならなかった事。
ゲストハウスなら多少の物音はするものだろうな~と思ったのですが、ちっとも!
私の神経の鈍さ・他のお客様のマナーが高かった云々もありますが、ゲストハウスと聞くとプライベートが守られるか心配・・・という方にもおすすめできるレベルでした。
3.落ち着きあるダイニング&バー
夕食と朝食は受付の奥にあるダイニングで。
チェックインの際に夕食の時間を確認してくれます。私は19時からにしました。
先に食事をとられている方がいらっしゃり、席が空くのを隣接するレセプションエリアのソファに座って待ちます。
暖炉に火が入り、焚火の温かさが心地いい。
窓際の席を用意してもらって座ると、さっそくお料理が出てきました。
燻製やピクルス、鹿肉に鮭のカルパッチョやソテー。
北海道らしい料理の数々。
私のいち押しは、昆布の素揚げ。
分厚い羅臼昆布を使っているので、パリパリというよりはポリポリッとしっかりした食感。
最初は控えめな甘みと香ばしさがある素朴な麩菓子のような印象なのですが、噛み砕くうちに昆布の旨味と風味がぶわっと広がるのです。素材の味・底力とはまさに。
白ワインをグラスでいただきました。アルコールメニューも豊富で、レストランは宿泊者以外のゲスト利用もOK。
アラカルトで注文もできますし、ワインにはじまり、ビール・日本酒・サワーなんかもありドリンクメニューも豊富、ランチにディナー、バーとしても利用できます。
食後はコーヒーをテイクアウトしてお部屋でゆっくり。
朝食はまるで海外のコンチネンタルブレックファストのようなシンプルな内容。
私は、トーストにゆで卵、ウィンナーにヨーグルトをいただきました。
目の前に座っているフランス人のご夫婦の傍らには大きな双眼鏡。
冬の羅臼、旅の目的はワシのようです。
マイボトルにコーヒーを入れて出掛けられました。
4.おわりに
知床サライの目前に広がる海、流氷がぷかぷかと浮かび目を奪われますが、海自体の透明度にもびっくり!
徒歩10歩で知床の大自然を目の当たりにできるなんて驚きです。
じつは今回私は中標津空港からバスで羅臼にIN。
レンタカーが無くてもアクセスできる宿ってのはこの上なくありがたかった!
(中標津空港からバスで1時間もかからず羅臼に来れるってのも驚き。)
しかもこんなに快適に過ごせるなんて。
なんだか神秘の知床がグッと身近に。
ちょっと不安だけど知床にはいつか行ってみたいと考えている知床ビギナーの方におすすめしたいゲストハウスでした。
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