日本最北端の街、稚内へ!観光で歴史と自然を楽しもう

Tags:

公開日:2016/3/4

稚内観光
稚内は人口4万人ほどの日本最北端の街。利尻島、礼文島への玄関口であり自然豊かな場所として人気の観光スポットです。

稚内観光のベストシーズンは夏!自然を満喫できるアクティビティーや動植物との出会いがたくさん待っています。
もし時間があればちょっと足を延ばして離島を巡り、大自然と食を堪能するのも良いでしょう。

また、日本最北の地の冬の旅も、また違った情緒を感じることができるでしょう。おいしい海産物もまた魅力です。

日本の北のさいはて、稚内。初めての方も2度目3度目の方も、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?

<目次>
1.稚内の見どころ・観光スポット
1-1.宗谷岬
1-2.ノシャップ岬
1-3.北防波堤ドーム
1-4.サロベツ原野(サロベツ湿原)
1-5.宗谷丘陵(フットパス)
1-6.北方記念館・開基百年記念塔
1-7.祈りの塔
2.稚内観光にオススメの定期観光バス
3.稚内から利尻・礼文へ
4.稚内へのアクセス
おわりに

1.稚内の見どころ・観光スポット

1-1.宗谷岬

稚内観光

宗谷岬は日本の最北端、北緯45度31分22秒に位置しています。
北には宗谷海峡を挟んで樺太(サハリン)の島影を望むことができます。

宗谷岬には北極星の一稜をイメージした三角錐のモニュメントがあります。
モニュメントの中央にあるNの文字は「北(North)」を、台座の円は「平和と協調」を表しています。
多くの観光客が記念撮影をする人気スポットです。

非常に風が強い場所のため、帽子などが飛ばされないようにご注意ください。
すぐ近くのお土産屋では、当日の日付がスタンプされた「日本最北端到着証明」を100円で販売しています。

日本最北端へ来た記念に一枚いかがでしょうか?

記念碑の近くには間宮林蔵の立像が建てられています。
間宮林蔵が樺太へ渡る決意を秘め、はるか樺太を望見しているブロンズ像です。

間宮林蔵は樺太が島であることを確認した人物として広く知られています。

1-2.ノシャップ岬

稚内観光

絶景ポイントとして必ず押さえておきたいノシャップ岬。
「ノ・シャップ」とは、アイヌ語で「岬が顎のように突き出たところ」、「波の砕ける場所」という意味があります。

「ノシャップ」とカタカナで表記されることが多いですが、「野寒布」という漢字表記でも表されます。

北海道には似た呼び名の「納沙布岬(のさっぷみさき)」もありますが、こちらは道東の根室市にある北海道最東端の岬ですので混同すると大変なことになってしまいますね。

稚内観光

ノシャップ岬からは天気が良ければ利尻富士(利尻島の利尻山)や礼文島、サハリンを望む雄大な景色を楽しむことができます。
ここから見た地平線に沈む夕日は感動的です。

時計の付いたイルカのモニュメントは、宗谷海峡をイルカが通ったことがあるということで作られたとのことです。
周辺には稚内市青少年科学館や、ノシャップ寒流水族館などがありますので合わせて楽しんではいかがでしょうか?

1-3.北防波堤ドーム

稚内観光

昭和6年~11年にかけて建設された北防波堤ドームは、長さ427メートル、高さ約14メートルの世界でも珍しい半アーチ形をした防波堤です。

古代ギリシャの建築物を想起させる70本の柱が特徴的です。
昭和53年~55年にかけて改修され、2001年には北海道遺産に指定されました。

稚内は風が強いことで有名で、ここが北海道と樺太を結ぶ連絡船の桟橋として利用されていた頃に乗客を風や波から守る役割の防波堤として利用されていました。
もちろん今でも防波堤としての役割を維持しています。

稚内観光

夏には北海道をツーリングしている人たちがテントを張って野宿する姿がよく見られます。
以前は宗谷本線で活躍した蒸気機関車が保存されていましたが、1996年に塩害腐食のため解体処分され、今は動輪一対のみが残っています。

1-4.サロベツ原野(サロベツ湿原)

稚内観光

サロベツ湿原は1万年前には海とつながる湖でした。
その後、自生していた植物が枯れて分解されないまま泥炭となり、やがて長い年月をかけて湿原になりました。

栄養分の乏しい地域に適した様々な植物や多くの渡り鳥が集まる動植物の宝庫です。
広大な大湿原には100種類以上の花が咲き誇り、雄大な景色とともに楽しむことができます。
2005年には貴重な湿地としてラムサール条約に登録されました。

ここでは自然豊かな環境を楽しむため、湿原の散策や動植物の観察がオススメです。
サロベツ湿原センターや泥炭産業館なども併設され、自然や歴史、泥炭採掘などを詳しく知ることができます。

【 サロベツ湿原センター 】
住  所:豊富町上サロベツ8662
営業時間:(6月~7月)午前8時半~午後5時半
(5月・8~10月)午前9時~午後5時
(11月~4月)午前10時~午後4時
定 休 日:月曜日(但し祝祭日の場合は翌日が休館日)、年末年始、5月~10月は無休
U R L:http://www.sarobetsu.or.jp/center/

1-5.宗谷丘陵

稚内観光

宗谷岬南部にある丘陵地帯が「宗谷丘陵」です。

緩やかな起伏があり木々などは無く一面草原が広がります。
約2万年前の氷河期に形成されたこの地形は北海道遺産に認定されています。

丘陵内には風力発電施設があり、57基もの巨大な風力発電機が立ち並ぶ景色は圧巻です。

宗谷丘陵ではイギリス発祥のフットパスを楽しむことができます。
フットパスとは歩行者用の小さな道のことで、自然を楽しみながら歩くウォーキングのことです。
いくつかのコースが整備されていますので、ゆっくり歩きながら自然を満喫することができます。

稚内観光

フットパスのコースはいくつかありますが、オススメは宗谷丘陵の中を歩く「宗谷丘陵コース」です。
宗谷産のホタテの貝殻を敷いた白い道があり、花や動物、景色を楽しみながらウォーキングすることができます。

フットパスの詳細については下記サイトをご参照ください。

<参考サイト>稚内フットパス(稚内商工会議所)

http://www.wakkanai-cci.or.jp/wakkanai-footpath/

1-6.北方記念館・開基百年記念塔

稚内観光<百年記念塔からの景色>

稚内市の開基百年と市制30年を記念して建てられた塔が「開基百年記念塔」です。

1~2Fは「北方記念館」になっていて、稚内の歴史を知ることができる資料と間宮林蔵を中心とした資料が展示されています。
地上70メートル、海抜240メートルの高さがある展望台の頂上からは、サロベツ原野や宗谷海峡、利尻島や礼文島、天気が良い日は遠く樺太までを望むパノラマ景色を楽しむことができます。

宗谷湾の夜景はロマンチックでデートにピッタリです。

◆北方記念館・開基百年記念塔
営業期間:4月29日~10月31日 ※詳細はWebでご確認ください
営業時間:(4月・5月・10月)午前9時~午後5時
(6月・9月)午前9時~午後9時
(7月・8月)午前8時~午後9時
休 館 日:月曜日(但し祝祭日の場合は翌日が休館日)、6月~9月は無休
U R L:http://w-shinko.co.jp/hoppo-kinenkan/

1-7.祈りの塔

稚内観光

「祈りの塔」は昭和58年9月1日に起きた“大韓航空機撃墜事件”のような事件が2度と起きないようにという願いを込めて建てられたモニュメントです。
遭難者の慰霊と世界の平和を願い、事件の2年後にサハリンを臨む宗谷岬の高台に建てられました。

モニュメントには様々な意味が込められています。
塔の高さは19.85メートルで、事件の起きた1985年を表し、土台にある16枚の羽根は16か国の遭難者がいることから、白御影石は269個で遭難者の人数を意味しています。

また、鶴のくちばしの方向は事件の起きたモネロン島を向き、傾きは46度30分と緯度を表現しています。
塔の周辺には地域の婦人部が世界平和の願いを込めて植栽しているアルメリアの花壇があり、6月中旬から7月頃にはピンク色の花が咲き誇ります。

祈りの塔の碑文には以下のように記されています。

稚内観光

2.稚内観光におすすめの定期観光バス

稚内観光

稚内観光を一気に楽しみたいという時には定期観光バスが便利です。
ここでは宗谷バス株式会社の定期観光バスをご紹介します。

稚内観光内容は平成28年度版ですが、各コースの出発時刻などは宗谷バスのWEBサイトでご確認ください。

稚内観光

宗谷バス(クリックすると大きくなります)

【 宗谷バス株式会社 】
定期観光バス運行時刻 http://www.soyabus.co.jp/teikan.htm

3.稚内から利尻島・礼文島へ

利尻島、礼文島にはフェリーで行くのが一般的です。

JR稚内駅から車で5分ほどの距離に「稚内フェリーターミナル」があります。
ここからそれぞれの島へフェリーで渡ることになります。
稚内から利尻島には約1時間40分、礼文島には約2時間で行くことができます。

詳細は下記URLをご参照ください。

<稚内港フェリーターミナル(ハートランドフェリー)>
住 所:稚内市開運2-7-1
電 話:0162-23-3780
U R L:http://www.heartlandferry.jp/

◆利尻島

稚内観光

自然を楽しむための島、それが利尻島です。
利尻島は自然スポットがメインと言っても良いほど大自然を満喫するのに絶好のロケーションです。

島のほとんどが「利尻礼文サロベツ国立公園」に指定されています。
ぜひカメラを持ってゆっくりと利尻島観光をすることをオススメします。

意外に思われるかもしれませんが、利尻島に行ったらぜひ、味楽(みらく)の「焼き醤油ラーメン」を味わいましょう。
このラーメンを食べるためにわざわざフェリーで訪れる方もいるそうですよ。

全国的に有名な「利尻昆布」はここが本場です。
対馬海流と樺太から南下してくるリマン海流が混じり合う潮目の漁場は、魚やウニ、そして昆布などの海藻類にとって最良の環境です。
ぜひ海産物も満喫しちゃいましょう!

【 関連記事 】
一度は行きたい利尻島の見どころ完全版!【春~夏~秋版】
http://hokkaido-labo.com/rishiri-island-3285

◆礼文島

稚内観光

礼文島は日本最北の離島で、稚内からフェリーで2時間ほどの距離にあります。

自然を満喫したいという方にはまさにピッタリ!
交通手段はフェリーしかないという秘境ですが、夏にはハイキングやトレッキングを楽しむ観光客がたくさん訪れます。

海抜0メートルから高山植物が咲くという礼文島独特な環境があり、夏には約300種の高山植物が咲き乱れる「花の島」として知られています。

また、礼文島と言えば絶対外せないのが「ウニ」です。
礼文島のウニは非常に良質で、キタムラサキウニやエゾバフンウニを味わうことができます。
もちろん他にも新鮮な海産物がありますので思う存分堪能しましょう。

【 関連記事 】
礼文島の観光|日本最北の島の楽しみ方|2016年版!
http://hokkaido-labo.com/rebun-island-sightseeing-2388

4.稚内へのアクセス

< 飛行機 >
稚内には東京の羽田空港から直行便が1往復、札幌(千歳)の新千歳空港から2往復あります。
運行時間はANAの最新状況をご確認ください。
【 ANA 】http://www.ana.co.jp/

< JR >
稚内~旭川間には、1日往復3本(※うち1本は稚内~札幌間)が運行されています。
平成29年3月のダイヤ改正により、稚内~札幌の3便のうち2便が旭川までに短縮されました。

所要時間は稚内~札幌は特急で約5時間10分、稚内~旭川は約3時間50分程度です。
(列車により異なりますのでご注意ください)

【 JR北海道 】http://www.jrhokkaido.co.jp/

< 都市間バス >
都市間長距離バスは、稚内~札幌間を6時間ほどで結んでいます。
最新の情報は運行業者のホームページでご確認ください。

運行会社:宗谷バス・北都交通
宗谷バス http://www.soyabus.co.jp/tosikan.htm#wakkanaigou
北都交通 http://www.hokto.co.jp/b_wakkanai.htm

【 問い合わせ先 】予約・発売(4ヶ所共通)
(稚内)宗谷バス駅前バスターミナル 電話:0162-22-3114
(稚内)宗谷バス稚内営業所 電話:0162-33-5515
(稚内)北都観光(株) 電話:0162-23-3820
(札幌)札幌予約案内 電話:011-241-0241

< 車 >
北海道は夏と冬では車での移動時間に大きな差が生まれます。
移動の際は余裕を持った行動計画を立てましょう。

稚内観光

<おわりに>

稚内は日本最北端ということもありアクセスしにくい場所にありますが、北海道の大自然を楽しめる人気の観光地です。
せっかく稚内まで来たら利尻島と礼文島にも足を運んでみましょう。
すべてを回ると1日では足りませんので、ぜひ近場で一泊してゆっくりと観光してはいかがでしょうか。

ぜひ日本最北端の稚内で、自然との触れ合いや美味しい食べ物をじっくりと楽しみませんか?

↓↓北海道へ行きたくなった方はこちらもどうぞ↓↓ しろくまツアーバナー ↓↓北海道を楽しむ現地体験ツアーがいっぱい↓↓ bannar_hkd

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Copyright 北海道ラボ All rights reserved.