利尻空港利用ガイド|展望ホール、送迎デッキ、売店、アクセスなど
-
- 道北・稚内・利尻礼文
-
- 最終更新日:2025年7月7日
今回はそんな「利尻空港」の利用ガイドをお伝えします。送迎デッキからの利尻山×飛行機の景色は、利尻空港に来た人だけしか見られないとっておきの絶景です。
利尻空港の航空路線
利尻空港に就航している便は、「新千歳空港-利尻空港」と「札幌丘珠空港-利尻空港」の2路線があり、所要時間はともに約50分です。
新千歳空港線は夏季のみの季節運航、札幌丘珠線は通年1日1往復するほか夏季は増便することもあります。
【2025年7月スケジュール】
・新千歳空港-利尻空港(夏季のみ)
ANA4929便 新千歳空港12:30→利尻空港13:25
ANA4930便 利尻空港14:05→新千歳空港14:55
・札幌丘珠空港-利尻空港
JAL2885便 札幌丘珠空港15:00→利尻空港15:55
JAL2884便 利尻空港16:25→札幌丘珠空港17:15
期間・曜日限定運行(7・8月の金・土・日曜日運行)
JAL2881便 札幌丘珠空港7:50→利尻空港8:45
JAL2880便 利尻空港9:15→札幌丘珠空港10:05
道外から利尻空港までは乗継が基本となりますが、北海道(新千歳空港 or 札幌丘珠空港)入りする航空会社と利尻空港行きの航空会社は揃えた方が乗継はスムーズです。
新千歳空港と札幌丘珠空港で飛行機を乗継する場合は、少なくとも半日程度は時間を空けるか、1日札幌などでの観光を挟んだ方が無難。空港間の移動だけでも少なくとも1時間30分はかかります。
利尻空港内施設
続いて「利尻空港」内の施設をご紹介します。
出発&到着ロビー
利尻空港の建物は2階建てですが、1階に出発&到着ロビーをはじめとして、搭乗待合室、チケットカウンター、レンタカーカウンター、観光案内所など主要施設が集まっているのが特徴です。
ボーディングブリッジはなく、1階の制限区域の搭乗待合室から外に出て、そのまま飛行機に搭乗します。制限区域内に売店はないため、保安検査前にお土産を購入しておきましょう。
空港の2階にはショップがありますが、それ以外に自動販売機でも利尻島のお土産が販売されており、サクッとお土産を購入するのにオススメです。
利尻といえば利尻昆布。そして「利尻昆布ラーメン」!実はかつてミシュランに選ばれたお店もあるほど、利尻島はラーメンの聖地と言える島なのです。
オンシーズンになると1階には観光案内所も併設されます。利尻島の旬の観光情報も揃います。
旅行シーズンである夏は、利尻島を舞台としたスタンプラリー「利尻クエスト」が定番のイベント。
ゲーム感覚で利尻島を周遊し、それぞれのチェックポイントを周り、GPS機能又は二次元コードを読み込んでポイントを獲得するスタンプラリーです。筆者は利尻島に4日滞在したので、1,000ポイント貯めることができました。ぜひ訪れる皆さんもトライしてみてはいかがでしょうか。
ショップ・カフェ
利尻空港内唯一のショップ。利尻島の物産品のほかコーヒーなども販売もしています。
空港内にあるショップはこのお店だけなので、フライト前にお土産の購入に立ち寄りたいです。
ただし不定休なので、お土産を買う場所として100%当てにするのは避けた方がいいかも。
展望ホール・送迎デッキ
利尻空港の2階には、展望ホールと送迎デッキを備えています。この送迎デッキからの眺めが素晴らしいです。デッキに出ると目の前には、利尻富士として親しまれる「利尻山(りしりさん、標高1,721m)」が雄大にそびえます。
利尻空港から飛行機に搭乗する前、到着する飛行機を送迎デッキで眺めてから、保安検査へ入るのがオススメです。天気が良ければ、利尻山と飛行機のコラボレーションを撮影できますよ!
利尻空港島内アクセス
それでは最後に、利尻空港からのアクセスについて簡単にご紹介します。
バス
利尻島で運行している路線バスには、Aコース(右回り):沓形(くつかた)→鴛泊(おしどまり)経由→沓形と、Bコース(左回り):沓形→仙法志(せんぽうし)経由→沓形があり、どちらも島をぐるりと周遊する路線ですます。
【利尻空港―主要バス停間バス運賃】
鴛泊フェリーターミナル約15分/430円
沓形バスターミナルまで約40分/630円
両コースとも空港を中継しますが、中には空港には立ち寄らない時間帯のバスもあるため、利尻空港に向かう際にバスを利用する場合は注意が必要です。
利尻島の宿泊施設のほとんどは、空港へのお迎えサービスを行っているため、到着時に路線バス使用する方は多くないと思います。空港に帰ってくる旅行の終わりのスケジュールはしっかり立てておくと良いでしょう。空港のバス停は建物正面にあり、迷う心配はありません。
また観光にバスを使用したいという方は「利尻島内路線バス1DAY乗車券」がオススメ。大人2,000円、小児1,000円で路線バスに乗り放題です。利尻営業所窓口のほか、路線バス車内でも購入できます。
レンタカー
利尻島のレンタカーは利尻空港から車で10分ほどの鴛泊港を拠点とする会社が多く、空港内カウンターで対応できる会社は一部となります。
空港内にカウンターが無いレンタカー会社でも送迎対応してもらえる場合がほとんどですが、離島という事でレンタカーの台数が限られますので、事
参考 利尻島内レンタカー:利尻レンタカー、トヨタレンタリース、ニッポンレンタカー、まごころレンタカー
タクシー
利尻空港のタクシー乗り場は建物の正面のバス停横に位置しています。飛行機の発着前後は、タクシーが待機してくださっていますよ。宿のお迎えサービスを利用する方が多く、タクシーが混み合っている印象はありませんでした。
最果ての島にある「利尻空港」。遠方から利尻島・礼文島へアクセスするのに重宝する空港です。ぜひ飛行機で訪れて、島旅を満喫してください。
- 住所
- 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊本泊1143

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
こちらの関連記事もどうぞ
姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)

