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鴛泊港フェリーターミナルすぐ「さとう食堂」名物の利尻海藻ラーメンを味わう

エリア
道北・稚内・利尻礼文
投稿日
最終更新日:2023年10月12日
利尻昆布やウニなど名物食材がたくさんある北海道利尻島。美味しい海鮮グルメがひしめく中で、実はラーメンの聖地となっていることはご存知でしょうか。

なんと島内にはミシュラン(ミシュランガイド・プレート※)に選ばれたお店があるのです。今回はそのうち、鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナルすぐのところにお店を構える「さとう食堂」さんの利尻海藻ラーメンをご紹介したいと思います。

※ミシュランプレート:星獲得には至らなかったものの、ミシュランの基準を満たしているお店に与えられている称号

鴛泊港フェリーターミナルすぐのお食事処

さとう食堂 利尻島

「さとう食堂」さんが位置しているのは利尻島・鴛泊港フェリーターミナルのすぐ横。レンタカー、レンタルバイク、飲食店が軒を連ねている一角にお店を構えています。

鴛泊港フェリーターミナルは、ハートランドフェリーで稚内から利尻島入りしたり、礼文島へ渡る際に利用する主要港です。朝9時から夕方16時まで通し営業しているため、朝ごはんからランチ、夕食まで幅広いシーンで使えるのがありがたいです。

お店の中も広々としており、混み合っているイメージはありません。昔ながらの大衆食堂らしさもあり、穏やかな時間が流れています。

名物の接客もほっこり「利尻海藻ラーメン」を注文

さとう食堂 利尻島
入店すると、お母さんが注文を聞いてくれますが、名物の接客が面白いです。

お母さん 「初めてのお客さんですか?」
私 「あ、はい!初めて来ました」
お母さん 「うちの一番人気は利尻海藻ラーメンだよ。毎日とんでもない数が出ていくの」
私 「それでは利尻海藻ラーメンをください!」

利尻海藻ラーメンに誘導されている気もしなくもないですが(笑)、やはりお店の看板メニューかつ利尻の味覚をいただきたいのでウェルカム。

このようなほっこりとしたコミュニケーションも、島旅らしい旅情を高めてくれますね。

名物の利尻海藻ラーメンを味わう

さとう食堂 利尻島 利尻海藻ラーメン利尻島といえば、やはり「利尻昆布」ですよね。利尻島の最高峰・利尻山(りしりさん、標高1,721m)からミネラルを豊富に含んだ海底湧水が海に流れ込み、その水で育つ昆布は最高級の品質と言われています。

「利尻海藻ラーメン」は、利尻昆布で出汁をとったスープを基調として、周辺の海でとれた海藻がふんだんに盛られています。まさに丼が見えない圧巻のビジュアルです。
さとう食堂 利尻島
海藻は、定番のワカメからまつぼ、ふくろふのり、銀杏草の4種類。一つ一つコリコリとした歯応えがありながらもプルプル、ヌルヌルとしており、独自の食感がたまりません。

口に運ぶごとに感じる磯の香りも心地良いです。ワカメ以外、普段食べる機会のない海藻ばかりで目新しさや驚きもありますね。
さとう食堂 利尻島
そんな海藻と一緒に、縮れ麺とスープを食べすすめていきます。スープには海藻の豊かな旨味が溶け込んで、程よく塩味が効いています。まるで利尻の海そのものを味わっているような満足感です。

しっかり食べたい方は大盛りにして間違いない美味しさ。オススメする漁師さんも多く、観光客だけでなく地元の方にも愛されている一杯です。

ライスでお茶漬け風に〆る

さとう食堂 利尻島
お店を訪れた時に、お母さんにとっておきの食べ方をオススメしていただきました。それが利尻海藻ラーメンのスープでいただくお茶漬けです。

少し海藻をとり、ご飯にスープをぶっかけて、レンゲでかき込むようにいただきます。海藻の旨味が溶け込んだスープはご飯と合わさると、サラサラ食べ進めることができ、余すところなく利尻の味を堪能しました。

利尻島に訪れたら一回食べておきたい「さとう食堂」さんの利尻海藻ラーメン。ぜひ鴛泊フェリーターミナル利用前後に訪れてみてください。

さとう食堂

住所
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字港町
TEL
0163-82-1314
営業時間
9:00~16:00

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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