大自然を空から眺望!北海道で楽しむ気球体験スポットはココ♪
- 北海道全域
- 最終更新日:2024年5月10日
その魅力を存分に味わえる「気球体験」。
飛行機と違って、風を感じながら北海道ならではの風景を眺められるとして大変人気のあるアクティビティなんですよ!
そこで今回は、北海道で体験できる気球スポットをご紹介したいと思います。
一言で気球、と言っても乗り方が違ったり場所が違うだけで景色もガラリと変わりますので、お好みの場所が見つかれば幸いです♪
1.気球について(種類・地域・時間・搭乗パターン)
「気球の種類」
主に気球は2種類に分かれます。
■熱気球→バーナーで火を焚き、温まった熱気が風船に溜められ浮力するもの
■ガス気球→空気よりも軽いヘリウム・水素などのガスを風船部分に詰めて浮力するもの
現在日本では熱気球が主流となっていて、北海道で体験ができるのも「熱気球」です。
「フライトができる地域」
そして何よりも気球は大変大きいため、障害物がない広い場所が必須となります。
ですので、必然的に条件に見合う地域に限定されてきます。
つまり、集落や森林、電線などが少ない場所でないと離陸・着陸が難しくなるからです。
北海道ならどこでも飛ばせる、という訳ではないのです。
「フライト時間」
実は、気球に乗るのに適した時間というのがあります。
もちろん日中も乗れなくはないのですが、気流が安定して風が穏やかなのが日の出~朝の8時前後までと言われています。
日中は太陽の熱によって大気が温まってしまい、風も吹きやすく乱れるため、熱気球のフライトには適していません。
気球が調節できるのは高さだけなので、気温熱と風がとても大切になってくるんです。
「搭乗パターン」
気球には、2つのパターンがあります。
■フリーフライト→パイロットが操縦し、風に任せて移動する本格的な飛行を楽しめる
■係留フライト→地上と気球をロープでつなぎ、一定の高さ亥以上にならないようにする
係留フライトは30mほど、フリーフライトは条件さえ合えば600m~1000mほどまで上昇します。
熱気球は風にとても弱く、風速3~4mのそよ風程度でもけっこう揺れますので、初めて体験される方は気軽に楽しめる係留フライトがオススメです!
2.熱気球体験ができる場所をご紹介します!
北海道では現在、富良野・トマム・十勝川が体験できる場所として人気があり、各主催会社が催行しています。
また、冬季限定であれば知床でも流氷を見ながら熱気球体験が出来る場所などありますが、今回はこれからの季節(夏季)に楽しめる場所を選びました。
なお体験を行っている会社は多数ありますが、今回は3社に絞ってご紹介しますね!
2-1.富良野方面
富良野は緑豊かな田園風景が見られる場所。
その、のどかで雄大な風景を空から見てみたい・・。
そんな願いを叶えてくれるのが「レジャーガイド遊び屋」さんです!
熱気急特有の「ゴーッ」というバーナーの音と共にふわりと舞い上がる気球。
360度を見渡す風景は、言葉にならない美しさや感動に引き込まれるはずです。
遊び屋さんの大きな特徴は、気球が4本のロープで固定されているので、ちょっと高いところが苦手・・という方も安心して楽しめるところ。
どこかへ流されてしまわないか・・という不安を持つことなく、快適な浮遊体験ができますよ!
なお時間は夏季であれば早朝と夜間フライトが選べますので、幻想的な世界を体験してみたい!という方は夜もオススメです♪
北海道の中でも格別景色がいいと言われる富良野。
天気が良ければ十勝連峰を望むこともできます。
<主催会社:レジャーガイド遊び屋オフィス>
住所:北海道富良野市字学田三区4746番
電話:0167-22-0534
~料金~
大人(13歳以上)2,750円・小人(12歳~3歳)2,200円・2歳未満無料(同乗の大人がいる場合)
【富良野】
開催期間:4月27日~5月6日、6月1日~10月14日
開催場所:レジャーガイド遊び屋ツアーオフィス横「ランチサイト」
開催時間
【モーニングフライト】6:00~ 7:00(4/27~5/6、6/1~10/14)
【イブニングフライト】18:30~19:00(7/13~8/31)
フライト時間:約5分程度
※無料循環送迎バスあり。詳細は公式HPでチェック!
2-2.ニセコ方面
ニセコは日本を代表するスキー場のメッカ。
冬は多くのスキーヤーで賑わいますが、夏季シーズンも負けてはいません。
ニセコアンヌプリ国際スキー場内の気球体験は「熱気球係留フライト」で、早朝と夕方の1日2回開催されています。
天候に恵まれやすく、北海道の中で熱は催行率が最も高い場所と言われています。
ニセコ連峰も美しく広がり、広大なスケール感たっぷりのパノラマビューが楽しめますよ!
また、ただ乗るだけではなく、気球が膨らんでいく様子や他のフライトを見ているだけでもワクワクします。
自分の順番が来る頃にはテンションも上がり、地上からゴンドラが浮いた時は感動もひとしおです♪
なおこちらの大きな特徴はゴンドラに透明のパネルが1枚付いているので、背の低いお子さまでも景色を楽しめることです。
お父さんやお母さんが抱っこして・・は大変危険ですが、これならバッチリ!
家族みんなで楽しめるなら最高ですよね♪
<主催会社:OAC(アウトドア アミューズメント カンパニー)>
住所:北海道虻田郡ニセコ町字曽我859-5
電話:0136-55-8128
料金:大人(中学生以上)3,150円 ・小人(4歳~小学生)2,200円・幼児(1歳~3歳)650円 ※妊娠中・1歳未満の乳児は参加できません
開催期間: 6月~9月
開催場所: ニセコアンヌプリ国際スキー場 第2駐車場
※入口に緑色ののぼりが立っています
開催時間:早朝フライト6:30~7:00・夕方フライト16:30~17:00
フライト時間:約5分程度
公式HP:http://www.oac-japan.com/
2-3.十勝方面
十勝と言えば、広―い大地に美味しい食べ物、そしてさまざまな温泉が湧く地域。
十勝川温泉も気球を飛ばせるほどの場所があるため、体験が開催されています。
体験できるパターンは熱気球で係留フライトとなり、地面と気球をつなぐロープは3本。約30mまで上昇していくんですよ!
そこまで高くなると何が見えてくるでしょう。
そうです!
晴れていれば十勝平野や日高山脈、大雪山系などの大パノラマを楽しめます。
時期によっては残雪姿が見られるかも知れません。
十勝ならではの景色、そして朝の美味しい空気も存分に味わいましょう♪
なおこちらの大きな特徴として、開催期間が長ということです。
毎年5月のGW前後から9月末日までとなっていますので、大型連休中に十勝川温泉を訪れた際はぜひ体験をしてみてはいかがでしょう!
予約も不要ですが、GWなどの混雑期は、念のため電話で確認をしたほうが◎。
それ以外は直接十勝ヶ丘公園までお越しくださいね♪
<主催会社:十勝ネイチャーセンター>
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉南12丁目
電話:0155-32-6116
料金:大人2,500円・小人(2歳~12歳)2,000円
開催期間:4月27日~9月30日(期間中、条件よければ毎日)
開催場所:十勝ヶ丘公園ハナック広場
開催時間:午前6時30分~午前7時30分 (7・8月は午前6時~午前7時30分)
フライト時間:約5分程度
公式HP:http://www.nature-tokachi.co.jp/
2-4.体験はできないけど・・大会規模に圧巻!上士幌バルーンフェスティバル
上士幌町は、じつは気球の町として有名なのはご存じでしたか!?
毎年8月に、全国から参加者が集まる「北海道バルーンフェスティバル」が行われているのです!
会期中さまざまな競技が開催され、自慢のバルーンを飛ばします。
他にも沢山のイベントが開催される賑やかな日々の連続!お祭りに行くより楽しいですよ♪
夏の空をバルーンで彩る一大イベントですので、期間中に上士幌方面へ旅行される方はぜひ見に行ってみてくださいね!
(むしろ観光客の方に見てほしいイベントです)
<詳細:北海道バルーンフェスティバル(上士幌観光協会)>
住所:北海道河東郡上士幌町基線241
電話:01564-4-2224(上士幌町観光協会)
開催時期:8月中旬(お盆)
公式HP:https://hbf.jp/
3.気球に乗る時の注意点
楽しいイメージが満載の気球ですが、注意点もいくつかあります。
やはり自然を相手にしますので、分かった上で体験すると気持ちも楽になりますよ!
嫌な思い出にならないように、下記のことをぜひ頭に入れておいてくださいね♪
【服装】
■主に草地が多いので多少汚れてもいい服装で体験しましょう。
■ゴンドラはトビラ付きのものもあれば、またいで乗るものもありますので、できればズボンのほうが楽です。
■揺れた際に足をしっかり広げて身体を固定することもあるので、できればスニーカーなどがベスト!
(サンダル、パンプス、ヒール等はちょっと大変です)
■虫に刺される可能性もあるため、長袖長ズボン、もしくは虫よけスプレーをしましょう。
■いずれの場合も平均3m以上により風や風向き、風速など不安定ば場合は中止になるかと思います。
開催途中で中止になる場合も。自然を体験するということで、あしからず。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
北海道という土地柄もあり、気球を体験できる場所が沢山ありますよね!
大自然を満喫する方法は沢山ありますが、浮遊体験は比較的のんびりと、そして北海道はやはり広い!大きい!ということが体感できるアクティビティでもあります。
体験時間はわずか5分--と思われがちなのですが、その5分は旅行の何倍もの思い出になること間違いなし!
それだけ貴重な体験なのです。
ぜひとも北海道へ旅行に行った際に気球に乗って、「おっきい体験」してみませんか?
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