シマエナガ(・▲・)を堪能しつくす|可愛さ悶絶級「雪の妖精」を探しに
- 北海道全域
- 最終更新日:2023年3月30日
街中でも見られることが稀にあるため、運が良ければシマエナガに出会えるかも?!
そこで今回は、シマエナガの可愛さを堪能しつつ、習性や鳴き声などもご紹介していきます。
のんびり空を見上げてシマエナガを探しに行ってみてはいかがでしょう。
もくじ
1.シマエナガの可愛い姿を堪能
冬の訪れとともに姿を見せてくれるシマエナガ。ふっくらとした装いをまとい、つぶらな瞳でこちらを見つめられると悶絶してしまいそうなほどかわいいですよね。
Instagram:manurureko様よりご提供
シマエナガの全長は14㎝ですが、うち8㎝は尾なので、白いホワホワ部分は全長6㎝。 体重も約9gと身軽で、細い枝に停まるのもお手のもの!枝がびくともしません。
一生懸命、種子や虫を探している姿もずっと見ていられますね。
Instagram:forest_limit様よりご提供
松ぼっくりともほとんど大きさは変わらないのも、かわいさの秘訣。一度でいいから、手の上に乗せてみたいものです…。
常にせわしなく動いているシマエナガの飛んでいる姿をみられるのは稀ですが、じつは飛んでいる瞬間の羽はとても華麗で、美しさとかわいさの両面を持ち合わせているシマエナガ。
Instagram:mayuminisi様よりご提供
飛びながら樹液や氷柱を舐めたりしている姿も見ることができますが、写真のような氷柱をホバリングして舐めている姿を写真に収められるのは滅多になく、まさに奇跡の一枚。
2.シマエナガ探し
画像やグッズだけでは物足りない!実際にシマエナガに会いに行きたい!という方もいることでしょう。
シマエナガは北海道全域に生息しているので、どこでも見られる可能性があります。しかし、実際に見つけるにはいくつかのコツや知識が必要です。
探しに出かける前に、シマエナガはどんな習性があるのか知識を付けていきましょう。
2-1.シマエナガがいる所(生息地・習性)
Instagram:Kiyonori Ohno様よりご提供
シマエナガを目撃できるのが多いのは冬場、ベストシーズンは12月~2月です。北海道では雪が積もる季節で、あたり一面は銀世界。その中を白い毛に覆われた姿で飛ぶシマエナガは「雪の妖精」の愛称としても親しまれています。
実は気性の荒い鳥としても知られており、常に動き回っているため写真に収めるのはとても困難。出会えたとしてもブレた写真しか撮れなかったなんてことも少なくないんだとか…。
シマエナガは緑が多い公園や神社、森林地などで多く見られます。そのため、街中にある公園でも出会える可能性があるということ。
木に付いている虫や種子、樹液などを食べるために木をウロウロ動き回っています。その点、冬は葉が落ちているので探しやすいですね!
しかし、夏になると山奥の葉の生い茂る森の中へ帰っていくことがほとんど。高い木の上の方にいることが多く見つけるのはさらに難しくなってしまいます。
シマエナガは体長が小さいため天敵も多く存在します。そのため縄張り意識が高く群れで行動しており、見つけてしまえば複数のシマエナガに出会えるチャンス。
中にはカラ類やキツツキなどと一緒に行動することもあるので、見間違いには注意!
2-2.シマエナガの鳴き声(手がかり)
Instagram:Kiyonori Ohno様よりご提供
シマエナガを探すときに最も手がかりとなるのが鳴き声です。
「ピーピーっ」や「ジュルルジュルリ」といった特徴的な鳴き方をしています。
百聞は一見に如かず、とても分かりやすい動画がありましたのでご参考に。
シマエナガのいそうな場所を探すことは大前提ですが、ただひたすら目視で探すのではなく耳を澄まして鳴き声を頼りに探してみるのがおすすめです。
群れで行動しているので、複数の同じ鳴き声が聞こえてくることもヒントになりますよ。
2-3.シマエナガ探しへGO!
シマエナガに会いに釧路の春採公園 に行ってみました。
ネット上でもシマエナガの目撃情報が多数あり、巣を作り雛が産まれたことでも話題となった公園です。
シマエナガ以外の野鳥も多数観察できることから、カメラマンを抱えた人たちも多く足を運んでいる野鳥観察スポット。
同公園内を散策中、大きなカメラを片手に野鳥を探している方にシマエナガに出会えるかについて聞いてみると…
「公園内どこでも見ることができる」とのこと。 ただし、1度や2度来たくらいで出会うのは難しく、やはり鳴き声が最大の手がかりのようです。
もし会ったなら相当な運の持ち主と言われたことに少し絶望を感じながらも探索を再開!
この日は青空が広がっているものの、やや強めな風が吹いていたので鳴き声を聞くには悪条件。
鳴き声は聞こえにくいですが、多少の風があってもシマエナガに出会えるチャンスがあるのは唯一もの救い。
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かなり探索しましたが、この日シマエナガに出会うことはありませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、空を優雅に飛んでいるオオワシを発見…。
写真に撮ってみましたが砂粒ほどでよく分かりませんね。
道東エリアでは天然記念物のオジロワシやオオワシの姿を見ることがあります。
シマエナガに出会うほうがよっぽどレアなのか…。
そんなことを思いつつも目的のシマエナガには出会えませんでしたが、充実した時間を過ごすことができました。
3.ちょっと気になる 夏のシマエナガ
Instagram:@Kiyonori Ohno様よりご提供
冬にはふっくらとした白い羽毛をまとっているシマエナガですが、夏場はガラリと見違えるほどスリムになってしまいます。
羽の色も冬とは違い、少し茶色がかっているためシマエナガと気づかないこともあるかもしれませんね。
また夏になると森の中へと帰っていくため、公園や街中での目撃数は減少してしまいます。
おわりに
見れば見るほどかわいいシマエナガ。いつかは実際に出会いたい。
冬は寒くて苦手という方でも、シマエナガに出会える季節と思えば好きになれるかも♪
もしくはシマエナガをモチーフにしたグッズやスイーツで愛でるのもいいですね。
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