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百花繚乱!北海道の春の絶景6選

エリア
北海道全域
投稿日
最終更新日:2021年3月31日
北海道には、絶景がたくさんありますが、春は、越冬のご褒美ともいえるような特に素晴らしい景色を各地で拝むことができます。
雪解けも進み、日差しも暖かくなるこの時期の北海道は、過ごしやすいので観光にもぴったりな季節。芽吹きの季節でもあり、桜をはじめ菜の花やつつじなどたくさんの春の花々が訪れる人を迎えてくれます。
そこで今回は、春の北海道でしか見られない絶景スポットを余すことなくご紹介します。

1.美瑛の春紅葉(はるもみじ)

北海道 春 花 美瑛の春紅葉

4月下旬から5月中旬、まだ肌寒い美瑛で拝める絶景が「春紅葉(はるもみじ)」。春紅葉とは、気温の変化で起きる秋の紅葉とは違い、植物の光合成が十分でないために葉の中の葉緑素が不足して、木が持つ元来の色素(赤や黄)が見えてしまう現象の事。

夏に向けて光合成が本格化するまでの短い期間だけに見られる自然現象なのです。
北海道 春 花 美瑛の春紅葉と畑

新緑に紛れて赤や黄色に色づいた木々が混じり合った美瑛の山々は、美しくまるで本当の紅葉のようにも見えますが、近づいてみると、生き生きとした緑の葉がそこかしこに見られ、春の息吹を感じることができます。

2.函館の桜

北海道 春 花 函館の桜並木

4月の下旬からゴールデンウィーク頃に毎年見ごろを迎えるのが、道南の桜。道南最大の都市である函館市には、五稜郭公園や函館公園など、桜の名所とよばれるスポットが点在しています。

五稜郭公園
北海道 春 花 五稜郭公園

五稜郭公園は、約1,600本の「ソメイヨシノ」や「八重桜」が咲き誇る函館屈指の花見スポット。公園内は、この時期だけ火器の使用が解禁されるので、ジンギスカンをしながら花見を楽しむ地元の人も多くみられます。

夜には「花見電飾」と呼ばれる提灯によるライトアップもあり、昼間とはまた違った雰囲気に。さらに隣接する五稜郭タワーからは、この時期にしか見ることができない絶景、桜色に染まる星形の城郭跡を見下ろすことができます。

函館公園
北海道 春 花 函館公園と出店

函館山のあるベイエリアにも近い函館公園。公園内には、「ソメイヨシノ」や「八重桜」など約400本の桜が植えられていて、春の函館を彩ります。桜の開花時期には、露店や屋台も立ち並ぶので、お祭り気分も味わうことができますよ。

3.丸加高原の菜の花畑

北海道 春 花 丸加高原の菜の花畑
札幌から北へ90㎞ほどの所に位置する滝川市。この滝川市内で春にだけ現れるのが、丸加高原を覆う黄色のじゅうたん。その正体は、この周辺で栽培されている菜の花です。

滝川で菜の花が栽培されるようになったのは、平成元年から2年にかけて。公的機関が行った菜の花の栽培実験がきっかけだそう。その実験の成功から、菜種の収穫という目的を兼ねて、毎年菜の花が栽培されるようになりました。

北海道 春 花 丸加高原の菜の花と家

菜の花は農作物として栽培されていますが、連作障害を防ぐために、毎年畑を変えて栽培されます。

また、菜の花は、満開の時の黄色が一週間くらい続いた後、徐々に色が濃くなり、オレンジ色に近くなってきます。そのため、見る年・時期・場所よって景色がちょっとずつ違っているんです。まさに唯一無二の絶景をぜひ目焼き付けてくださいね。

4.かみゆうべつのチューリップ

北海道 春 花 かみゆうべつチューリップ公園
オホーツク沿岸のほぼ真ん中に位置する湧別町。近隣には北海道最大の湖「サロマ湖」があり、オホーツク観光の拠点としても便利です。

そんな湧別町には、春の間だけ開園する特別な公園があります。それが「かみゆうべつチューリップ公園」。

広大な敷地の園内には、約120万本の色とりどりのチューリップが咲き乱れ、異国情緒たっぷり。園内は、園内周遊バスの「チューピッド号」で移動できるほか、公園中央に設けられた風車展望台からは、チューリップ畑を一望できます。

かみゆうべつチューリップ公園公式HP:http://www.town.yubetsu.lg.jp/tulippark/

5.滝上町の芝桜

北海道 春 花 滝上町の芝桜
旭川から東へ130㎞ほどのところにある滝上町。四方を山に囲まれた自然豊かなこの町は、日本最大級の芝桜の町としても知られています。

もともとは、ミカン箱1つ分くらいの苗から栽培が始まった芝桜ですが、約60年の時を経て、いまでは10万㎡という大パノラマに。斜面一面を覆うピンクのじゅうたんは圧巻ですよ。

6.オホーツクの幻氷(げんぴょう)

北海道 春 花 オホーツクの幻氷

「幻氷(げんぴょう)」とは、流氷が去っていく春先に起こる自然現象。光の屈折により流氷が様々に変化して見える蜃気楼のことを指します。

オホーツク海の沿岸では、4月中旬から下旬にかけて、気温が高く、風が弱い日に見られるといわれていますが、その発生条件は、実に複雑で地元の人でもなかなか目にすることがないのだとか。

水平線に隠れた流氷の上に、虚像の流氷が、大きな氷の壁となって浮かぶ幻想的な光景は、オホーツクに春の訪れを知らせてくれます。

おわりに

春の間だけ見ることができる北海道の春の絶景を集めてみました。寒くて厳しい環境に耐えることで、より美しくたくましく咲き誇る花々や、独特の気候がもたらす自然現象など、どの絶景も北海道の魅力にあふれたものばかり。

みなさんもどうぞ北海道の春を絶景とともに満喫してくださいね。

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