コスメティックブランド「SHIRO」が手掛ける“唯一無二”の一棟貸し宿泊施設「MAISON SHIRO」

: 千歳・支笏湖・夕張

: 最終更新日：2024年5月3日

国内に28店舗、海外に2店舗を構えるコスメティックブランド「SHIRO（シロ）」。
素材の持つ力を生かしたアイテムを次々と生み出しています。

北海道砂川市に本店があり、2023年4月には「みんなの工場」をオープン。多くのSHIROユーザーや観光客が訪れる人気スポットになっています。

その「SHIRO」が手掛ける一棟貸しの宿泊施設「MAISON SHIRO」が2024年4月26日にオープンしました。

1.MAISON SHIROへ〜森の都合に合わせた建物づくり〜

　1-1.ダイニングとリビング、ベッドルーム

1.MAISON SHIROへ〜森の都合に合わせた建物づくり〜

1-1.ダイニングとリビング、ベッドルーム

「MAISON SHIRO」は、新千歳空港から車で30分ほどの北海道長沼町にあります。

室内は外観と同じく白を基調としたナチュラルな空間が広がっていました。
maison shiro
玄関を入って左側がダイニングとリビング、その奥がベッドルーム、さらにその奥がパウダールームです。

玄関の正面には2階への階段。
手すりや足元の木から木目や手触りを楽しみながら上っていくと、もう１つベッドルームが。
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最大で大人4名まで宿泊可能で、ベッドルームが2部屋あります。

一棟貸しなので、暮らすように宿泊できるのがポイント。
朝食はオプションで予約可能ですが、夕食は近くの飲食店で食事もしくは食材を購入し、自ら調理をすることができます。
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キッチンには調味料も準備されていました。魚焼きグリルやオーブンもあるので、地元の食材を使って料理を作り、ゆっくりと過ごすのも一棟貸しならではの貴重な経験・時間となりそうです。

この「MAISON SHIRO」は、“森の都合”に合わせた建物づくりという、新たな試みのもと建設されました。

リビングにあるトドマツの柱。

間伐材で建築されたMAISON SHIRO。
通常は太い幹の木が使われる柱は間伐によって採れる細い木材を使用しているため、木材を2本使用し柱の本数を増やしたり、上部でも細い木を用いて支えたりして（柱梁構造）より強度を高めているとのこと。

「MAISON SHIRO」では、間伐材や家具などの製作で使われなかった木材たちにもしっかりと役割を与え、活用しているのです。

細かい端材は束ねて固定し、ガラス板を乗せてベッドのサイドテーブルに。

白樺の皮を巻いたドアハンドル。シンプルな扉のアクセントになっています。

1-2.アメニティ

「MAISON SHIRO」はSHIROの製品がいたるところに置かれ、どれも試せるという贅沢な体験ができます。

パウダールームに並べられているのは、ヘアミスト、ヘアオイルなど。
販売前の製品が並んでいることもあるそう。

洗濯機の横に並べられていたリキッドとソフナーももちろんSHIROの製品。店頭では衣類を洗濯することができないので、この貴重な機会に香りや使い心地を試してみてください！
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リビングに並んでいるパフュームも試すことができます。就寝前やくつろぐ時間など、シーンごとに香りを変えてみたいですね。

1-3.バス・サウナ

こちらの宿泊施設ならではの魅力はまだまだあります。

バスルームのバスタブは、ここでいちからつくったもの。オンリーワンのバスタブでゆったりと入浴できます。窓から見える景色も絵画のよう！

シャンプーやコンディショナーなどは「MAISON SHIRO」のオリジナルで、SHIRO PARFUMEの香りからつくられたもの。

プライベートサウナも設置されていて、ロウリュも楽しめます。
ロウリュには、宿泊棟に隣接するシロラボラトリーで蒸留された蒸留水が用意されています。

水風呂も広く、外気浴ができるスペースもありました。整うこと間違いなし！

2.シロラボラトリー

先ほど少し触れたシロラボラトリーは、地元・馬追（まおい）の名水を使い、フレッシュな枝葉や森に自生する植物を用いて蒸留を行う施設です。
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宿泊者は立ち入ることはできませんが、屋外や玄関からつながる扉より見ていただくことは可能です。タイミングよく蒸留が行われたあとに宿泊すると、いい香りが漂っているかも。