ホテル礼文荘 宿泊体験記|最果てのトレッキングコース近くにあるお宿豪華なお料理と大浴場が魅力
- 道北・稚内・利尻礼文
- 最終更新日:2024年6月4日
そんな礼文島の北部にある「ホテル礼文荘」は、観光やトレッキングに最適なお宿で、礼文島の海の幸が詰まったお料理や、身体の疲れを癒す大浴場、飾らないおもてなしに浸る時間を楽しめます。
夏季シーズンには、地元産のエゾバフンウニも格安で味わうことができますよ。
もくじ
最果てのトレッキングコース近く。久種湖畔にあるお宿
今回ご紹介する「ホテル礼文荘」が位置しているのは、礼文島の北部・久種湖畔。礼文島を代表するトレッキングコース・岬めぐりコースや8時間コースと拠点として利用される場所です。
宿泊施設が集中しているのは、メインエリアの香深(かふか)。北部には数えるほどしかありません。最果てと言える場所で、1泊2食付き10,000円前後で利用できるのはありがたいです。
時間が止まったような懐かしいお宿
案内していただいたのは落ち着きのある和室。北限の島なので夏場も涼しく、エアコンなどはありません。お布団一式は部屋の隅に置かれており、自分で敷くスタイルです。
どこか下宿を思わせるお部屋の佇まい。お宿の建物全体を見てみても、なんだか昭和の時代から時が止まったみたいな居心地の良さを備えています。
温かく迎えてくれる女将さんの人情味のあるお人柄も魅力です。
礼文島の幸が詰まった豪華な夕食
「ホテル礼文荘」の魅力は、何と言っても礼文の船舶漁港で水揚げされた海の幸を使った豪華なお料理です。この日はお刺身やホタテのバター焼き、煮付けなどが並びました。
驚いたのは、1泊2食付き10,000円前後とリーズナブルな宿泊料金ながらウニの王様・エゾバフンウニやカニを出していただいたことです。
全ての食材がとれたての生の味。ウニは驚くほど甘く濃厚で、口に入れると同時にとろけていきました。またカニも身がぎっしり詰まって食べ応え抜群!磯の香りとカニの旨味を楽しみます。
また、もずくも他では味わえない極上の一品。ミネラルたっぷりの利尻・礼文近郊の海で育つ海藻は粘り気と旨味が違いますね。
トレッキングにありがたい大浴場
ホテル礼文荘には大きな大浴場が備えられています。これがトレッキング後にとてもありがたいです。
近くにある岬めぐりコースや8時間コースともに、標高差はそれほど大きい訳ではありませんが、距離は10km以上と中々歩きごたえのある内容になっています。
周囲にはシャワーを備えた久種湖キャンプ場などもありますが、広々とした大浴場で疲労した脚を癒せるのは、ホテル礼文荘に泊まる特権でしょう。
朝食の時間変更!朝イチで岬めぐりコースへ
朝ご飯は通常7時からですが、始発の路線バスを利用してスコトン岬へ行きたい、岬めぐりコースを歩きたい、という方は事前に女将さんに相談すると、朝食の時間を6時45分に早めてくれます。
最寄りのバス停は、お宿から徒歩5分の船舶病院前ですが、島の北部では手を挙げた場所でバスが停まってピックアップしてくださるそうです。女将さんが笑顔で教えてくれました。
シンプルだけど心のこもった島の朝食を味わう
夕食と打って変わって朝食はシンプル。ご飯のお供が並びます。しかし焼き魚が2つあり、たこわさびやしらすなど、島らしいおもてなしが垣間見えますよ。
これからトレッキングを楽しむことを考えると、どれだけ食べておいても損はありません。ご飯をおかわりして1日の活力をいただきましょう!
いかがでしたでしょうか。素朴ながら礼文島の幸やおもてなしを楽しみ、観光やトレッキングに最適な「ホテル礼文荘」。連泊もおすすめです。ぜひ礼文島への旅行の際には利用してみては?
- 住所
- 北海道礼文郡礼文町船泊村 字ウエンナイホ
- TEL
- 0163-87-2755
- イン/アウト
- 15時〜18時/〜10時
- 備考
- 予約は電話受付となります
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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