礼文島フェリーターミナルのお食事処「武ちゃん寿司」極上のウニと海鮮丼に舌鼓
- 道北・稚内・利尻礼文
- 最終更新日:2024年5月8日
利尻山を水源とするミネラルたっぷり海底湧水で育った利尻昆布を主食とするウニは、驚くほど甘く、見事なコクを備えています。
そこで今回は礼文島を代表する「武ちゃん寿司」をご紹介!フェリーターミナルに直結したお食事処で本場の味に舌鼓を打つことができますよ。
1.「武ちゃん寿司」はフェリーターミナルに直結したお食事処
礼文島には現在使用されている空港はなく、来島者はもれなく香深港に発着するフェリーを使用することになります。「武ちゃん寿司」は、そんな香深港のフェリーターミナルの2階に位置しています。
アクセスが抜群で、かつ礼文島の海鮮料理を楽しめるとあって、連日多くのお客さんで賑わっています。お客さんの状況によっては提供まで待ち時間が発生することがありますが、席数は160席とキャパシティは十分。
飲食店の数もそれほど多くない礼文島で、間違いないお店がフェリーターミナル直結とは嬉しいです。
2.利尻富士を見られる窓際の席に感動
お昼時でしたが、それほど待つ事なく席に通していただけました。たまたま窓際の席が空いたため、そちらに通していただいたのですが、窓からの景色に思わず声を上げてしまいました。
なんと港の向こうには”利尻富士”と謳われる「利尻山(りしりさん、標高1,721m)」の山容が広がっていたのです。フェリーを整備している情景も、何だかしみじみとします。
店内ほぼ満席ということもあってお料理の提供には約30分ほどと少し待ちましたが、絶景を横目に良い時間を過ごすことができました。
おすすめメニュー①特上生ちらし
それではいくつかオススメのメニューをご紹介します。まずはお店の看板メニューの一つである「特上生ちらし」です。ウニやいくら、ホタテや甘エビなどたくさんの海鮮でどんぶりが埋め尽くされています。
中でもやはり一番感動したのが、ウニの王様・エゾバフンウニです。舌の上でとろけて口いっぱいに広がる、甘くて濃厚な旨味に感動。ほのかに香る磯の風味もたまりません。
ウニはそのまま、他のネタには醤油をかけていただきましょう。お寿司屋さんならではの絶妙な酢飯も食欲をかき立ててくれます。
おすすめメニュー②ウニ3貫盛り
生ウニが出回る夏場には、ウニの3貫盛りのお寿司をいただくことができます。ウニはエゾバフンウニとムラサキウニから選択可能ということで、筆者は後者を選びました。
値段は時価ですが、筆者が訪れたときはエゾバフンウニが税込1,800円、ムラサキウニが税込1,500円でした。
小さく握られたシャリよりも多く感じられるほどのウニのボリューム。口へ運ぶと、口の中が一気にウニの旨味で満たされます。エゾバフンウニより磯の味は控えめでクリーミーな印象。
ミョウバンでなく、塩水を使って保存する鮮度抜群の生ウニ。旬の素材の美味しさそのものを堪能することができますよ。
おすすめメニュー③鮭親子丼
リーズナブルに海鮮丼をいただきたいという方にとっても嬉しいメニューが多く設けられています。
いくつか種類がありますが、オススメは「鮭親子丼」です。サーモン5切れに、いくらが沢山盛られた丼になっています。いくらは一粒一粒の綺麗さが見事で、まるで宝石のようです。
いくらといえば子供も大好きなネタの一つ。親はウニをいただいて、お子様にはいくらの入った丼を取り分けるのも良いかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
海鮮をはじめ丼ものや定食、麺類など武ちゃん寿司のメニューは豊富でお子さん連れにも安心。この混雑ぶりも納得です。
決してアクセスが楽とはいえない「礼文島」ですが、夏だからこそいただける極上のウニと海鮮丼が待っています。ぜひ夏の礼文島を訪れていただいてみてください。
- 住所
- 北海道礼文郡礼文町香深村字尺忍 香深フェリーターミナル2F
- TEL
- 0163-86-1896
- 営業時間
- 夏期11時~17時 冬季不定休
- 備考
- 予約不可
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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