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カムイワッカ湯の滝Q&A|アクセス・コースガイド・持ち物

エリア
網走・北見・知床
投稿日
最終更新日:2023年7月13日
世界遺産・知床半島の奥地にある「カムイワッカ湯の滝」。知床連山・硫黄山を源流とするカムイワッカ川には硫黄成分を多く含む源泉が流れており、下流に連続する滝壺には天然の露天風呂(野湯)が形成されています。滝自体が温泉となっている珍しい景観から、僻地にもかかわらず、近年は多くの観光客で賑わう景勝地になりました。

今回はそんな「カムイワッカ湯の滝」の魅力をはじめとして、アクセス方法や注意点、持参した方が良いものなど、Q&A形式でご紹介したいと思います。

※2023年夏シーズンより、個人での沢登り(川に入る事)は不可・事前予約制のツアーにてレクチャー等を受ける事が必須となりました。

カムイワッカ湯の滝はどこにあるの?


知床観光の拠点「知床自然センター」より、知床公園線(道道93号線)を約20km、車で40分ほど進んだ場所に「カムイワッカ湯の滝」は位置しています。

カムイワッカとは、アイヌ語でカムイ=神とワッカ=水の造語。生物が住みつかないほどの強酸性を誇る川は、古来より神の業だと解釈されました。

カムイワッカ湯の滝

カムイワッカ湯の滝は一ノ滝〜四ノ滝まで4つが連続しており、それぞれの滝壺が天然の露天風呂に。

2023年からは個人での沢登りは禁止となり、指定ツアーへの参加が必須となりました。
指定ツアーは2023年7月1日~10月1日まで開催、予約制で料金は大人2,000円(シャトルバス期間は2,800円)、小中学生500円です。専用ページにコースや持ち物、心構えなどが詳しく載っていますので沢登りしたい方は必ずチェックしましょう。
カムイワッカ湯ノ滝のぼり

カムイワッカ湯の滝アクセス(バス・駐車場)は?

カムイワッカ湯の滝 バス
カムイワッカ湯の滝へ入れるのは知床公園線(道道93号線)の通行規制が解除される6月1日〜10月31日までの期間のみ。アクセス手段は基本的に車、7月・8月にかけての約1か月弱はマイカー規制がかかり、カムイワッカ湯の滝手前11kmの区間は自動車・バイクの乗り入れができないので、シャトルバスの利用が必須となります。

■車(6月〜10月/お盆シーズンを除く)

知床自然センターより約20km、知床公園線(道道93号線)を進み、アクセスできます。お盆の期間は通行不可です。途中から未舗装路になりますが、よく整備された林道なので心配いりません。カムイワッカ湯の滝のすぐ近くに10数台分の駐車スペースがあります。

■専用シャトルバス(2023年度は7/22~8/19)

知床自然センターからカムイワッカ直通となり、片道約40分ほど。8:15発を始発に45分~60分間隔で15:45が最終です。

【カムイワッカ湯の滝シャトルバス往復運賃】
大人往復1,300 円、子供往復650 円
※マイカー規制期間に沢登りツアーを利用される場合はツアー料金にバス代が含まれます。乗車時は沢登りツアーの予約メールをバス運転手に提示すればOKです。

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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