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カムイワッカ湯の滝Q&A|アクセス・コースガイド・持ち物

エリア
網走・北見・知床
投稿日
最終更新日:2021年3月24日
世界遺産・知床半島の奥地にある「カムイワッカ湯の滝」。知床連山・硫黄山を源流とするカムイワッカ川には硫黄成分を多く含む源泉が流れており、下流に連続する滝壺には天然の露天風呂(野湯)が形成されています。滝自体が温泉となっている珍しい景観から、僻地にもかかわらず、近年は多くの観光客で賑わう景勝地になりました。

今回はそんな「カムイワッカ湯の滝」の魅力をはじめとして、アクセス方法や注意点、持参した方が良いものなど、Q&A形式でご紹介したいと思います。

カムイワッカ湯の滝はどこにあるの?


知床観光の拠点「知床自然センター」より、知床公園線(道道93号線)を約20km、車で40分ほど進んだ場所に「カムイワッカ湯の滝」は位置しています。

カムイワッカとは、アイヌ語でカムイ=神とワッカ=水の造語。生物が住みつかないほどの強酸性を誇る川は、古来より神の業だと解釈されました。

カムイワッカ湯の滝

カムイワッカ湯の滝は一ノ滝〜四ノ滝まで4つが連続しており、それぞれの滝壺が天然の露天風呂になっています。現在は、立ち入りが規制されており、入れるのは一ノ滝の上部まで。しかし、野趣あるハイキングコースとして、シーズンとなる7月〜9月頃まで多くの観光客で賑わいます。

カムイワッカ湯の滝アクセス(バス・駐車場)は?

カムイワッカ湯の滝 バス
カムイワッカ湯の滝へ入れるのは知床公園線(道道93号線)の通行規制が解除される6月1日〜10月31日までの期間のみ。アクセス手段は基本的に車、お盆の1週間はマイカー規制がかかり、カムイワッカ湯の滝手前11kmの区間は自動車・バイクの乗り入れができないので、シャトルバスの利用が必須となります。

■車(6月〜10月/お盆シーズンを除く)

知床自然センターより約20km、知床公園線(道道93号線)を進み、アクセスできます。お盆の期間は通行不可です。途中から未舗装路になりますが、よく整備された林道なので心配いりません。カムイワッカ湯の滝のすぐ近くに10数台分の駐車スペースがあります。

■バス(8月中旬/お盆シーズン)

ウトロ温泉バスターミナルを起点に、知床自然センターを経由して、片道約1時間ほど。ウトロ温泉バスターミナルは8:30発を始発に1時間に1~2本。すべてのバスが発着する知床自然センターは8:40発から20分おきに運行しています。
※本数は少ないものの斜里町を起点とするバスもあります

【カムイワッカ湯の滝シャトルバス往復運賃】
ウトロ温泉バスターミナル発 ¥1,980
知床自然センター発 ¥1,300
※2020年度価格

カムイワッカ湯の滝コースガイド&楽しみ方

カムイワッカ湯の滝
知床公園線(道道93号線)とカムイワッカ川の合流点から一ノ滝までおよそ100m。コースは主に3段階に区分されます。

まず入川してすぐの緩やかな斜面。川自体が岩盤の上を流れているため、浅い川を少しずつ登っていきます。適度に凹凸のある岩盤なので、比較的歩きやすいです。
なお最初は少しピリピリとくる感覚にびっくりするかもしれません!しかし、程よい刺激にすぐ慣れてくるはず。

カムイワッカ湯の滝
一の滝の直前には、小さな滝崖登りが現れます。見た目ほど怖くないので楽しみながら登り切りましょう。ポイントは斜面の一番端を歩くこと。

周囲には濃い樹林と、エメラルドグリーンの淵。天候が読めない夏の知床ですが、霧雨が降ってもがっかりすることはありません。その霧雨によって、原生の自然が作り出す秘境の情緒が一層高まります。

カムイワッカ湯の滝
そしてカムイワッカ湯の滝の名所となっている「一ノ滝」へ。滝壺が深く、水着を持参していれば全身で入浴できます。

温度は30℃ほどで温泉というより、冷泉になっていますが、開放感抜群で子供の水遊びはもってこい!ただ水深が結構深いこと、またアトピーなど肌が敏感な方にとっては刺激が強いので注意が必要です。

カムイワッカ湯の滝
ラストが一ノ滝上部まで向かう滝崖登り。ここが一番の難関です。今まで登ってきた人たちの足跡が小さな窪みとなっており、そこに足と手を掛けながら登りましょう。一歩一歩確実に4点で体を支えることを意識するのが大切です。また、前の人との距離は十分に確保してください。

なお、登りよりも下りの方が怪我のリスクが高まります。登っている途中、不安を覚えた方は「一の滝」の滝壺で止めておきましょう。

カムイワッカ湯の滝
「一の滝」上部まで登ると、なだらかな渓流の先に段瀑が続いていきます。立ち入り禁止の張り紙もあり、入れるのはここまでですが、美しい樹林に包まれて流れる滝は、登ったご褒美と言える絶景です。

カムイワッカ湯の滝を楽しむ装備・持ち物は?

カムイワッカ湯の滝
観光地ですが、一歩間違えば怪我をするリスクもある「カムイワッカ湯の滝」。以下に必要な装備、持ち物を列挙します。

■必須
濡れても良い服(動きやすい服装)
着替え
タオル

■持ってきた方が良いもの
川遊び用のサンダル(ソールに凹凸のあるもの)

裸足でも歩けますが、怪我のリスクを減らすためにサンダルの持参を強くおすすめします。
「すべらん靴下」という、裏に滑り止めのついた靴下がウトロの道の駅や知床自然センターで販売されているので、カムイワッカ湯の滝に行く前に購入するのも手です。

そのほかカムイワッカ湯の滝について特筆すべき情報は?

カムイワッカ湯の滝
「一の滝」上部・立ち入り禁止の張り紙から上は、くれぐれも登らないようにしてください。かつては登れましたが、2006年以降、落石の危険から入ることはできません。

なお、現在入れるエリア内でも毎年滑落事故が報告されています。山中にあり、救急車もすぐに来れる場所ではありません。
先に述べたように、一の滝の上部へ至る滝崖登りがそのリスクが一番高いです。何ごとも自己責任と肝に銘じて、現地を訪れた際には最善の注意を払うようにお願いします。

しっかり事前準備をして、現地を満喫できれば、きっと忘れられない思い出になりますよ!

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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