【冬の道東】流氷を満喫する2泊3日モデルコースはコレ|網走・知床
- 網走・北見・知床
- 最終更新日:2021年2月24日
ということで今回は、道東初心者でも楽しめる流氷観光モデルコースをシュミレーションしましたのでご紹介したいと思います。
もくじ
1日目:各地から知床へ
【成田空港→女満別空港】
初日はオホーツクエリアの空の玄関、女満別空港へ。今回は2021年2月10日就航のLCC、Peachを予約。
成田空港の第一ターミナルでチェックイン。必ず30分前に手続きを済ませてくださいね。
そして、チェックインカウンターから搭乗口まで遠い場合で約10分近くかかるので要注意。
MM593便 成田空港13:55発 → 女満別空港 16:00着
成田空港から女満別空港まで、約2時間のフライト。フライトによってはオホーツク海上空を旋回するため、機上から流氷の海が見れるかもしれませんよ。
氷結した網走湖上空
【女満別空港→網走市内】
女満別空港に到着。1Fで荷物を受け取りロビーへ出ると、その目の前に網走行きのバスが止まっています。
到着の乗客がだいたい乗り終わると出発するので、荷物を受け取ったらそのままバス乗り場に向かってくださいね。
女満別空港→(空港連絡バス|網走バス)→網走バスターミナル 所要時間約35分
このバスに乗車する際のポイントは、進行方向に向かって左側(乗降口側)に座るコト。
なぜなら、道中にある名所「メルヘンの丘」が左側に広がるから。
乗車して7~8分。女満別高校前を過ぎると広がる、7本の木が象徴的なメルヘンの丘は必見!
またしばらくすると広がる、冬期は氷結する網走湖も左手に広がります。
そして、網走の名所「網走刑務所」も市内に入ったあたりの左側に見ることができますよ。
そんなこんなで景色を楽しんでいると、網走バスターミナルに到着します。
なお今回の宿泊は、網走バスターミナルから歩いて3分程度にある、網走セントラルホテル。
中心部にあり、街中の飲食店街にも近く、また流氷船が出る道の駅網走も徒歩で行くことができ便利です。
網走セントラルホテル 北海道網走市南2条西3丁目7
https://www.abashirich.com/
【夕食は街中で】
夕食はやっぱり、せっかく網走に来たので美味しい海の幸を食べたいですよね。
ホテルから徒歩5~6分圏内に、名物の炉端焼きや寿司店などが多数ありますので、ぜひ網走のグルメを楽しんでくださいね。
炉端焼きイメージ
2日目:網走から知床へ
【網走市内の名所へ】
午前中は網走市内を観光!
そこで押さえたいのが、網走道の駅~バスターミナル~網走駅~市内観光地をめぐる
「あばしり観光施設めぐりバス」
https://www.abashiribus.com/regular-sightseeing-bus/
これに乗車すれば、市内名所が多い天都山エリアの「博物館網走監獄」「オホーツク流氷館」「北方民族博物館」へ行くことができる便利なバス!このバスを使って、午前中は市内観光を楽しみましょう♪
博物館網走監獄
明治時代に建築、設置された、日本最北の刑務所「網走監獄」を保存公開する博物館。北海道開拓に大きくかかわった刑務所・受刑者の歴史を興味深い展示で知ることができる、網走に来たなら行っておくべき博物館です。所要時間は90分~2時間程度は欲しいところです。
博物館網走監獄
https://www.kangoku.jp/
オホーツク流氷館
一年中流氷に触れることができる展示施設。クリオネをはじめとした生物の展示や、屋上の展望台では360度の絶景を楽しむことができます。また1Fで販売されている「流氷ソフトクリーム」は必食です。所要時間は60分~90分程度です。
オホーツク流氷館
https://www.ryuhyokan.com/
道立北方民族博物館
北海道および世界の北方に住む民族やオホーツク文化を紹介し、興味深く知ることができる民俗学博物館。所要時間は60分程度となります。
道立北方民族博物館
http://hoppohm.org/index2.htm
【午後は流氷船おーろら号に乗船】
さて、午前にひととおり網走市内を観光したら、おーろら号が就航する「道の駅網走」へ。
おーろら号に乗り前にお昼ごはん。道の駅網走2階のレストラン「キネマ館」では、人気の網走ちゃんぽんやラーメンなどの麺類、かに飯から青いカレーが特徴的に「オホーツク流氷カリー」などの豊富なメニュー。
ちなみに私のおすすめは「オホーツク網走ザンギ丼」。ザンギというと普通は鶏肉ですが、こちらのザンギは鮭(オホーツクサーモン)のザンギ。これがまた美味しいんです。
そして、おーろら号に乗って、出航!
約1時間、迫力の流氷クルーズをお楽しみください。
網走流氷観光砕氷船おーろら号
https://www.ms-aurora.com/abashiri/
【網走→知床ウトロへ】
さて、おーろら号を楽しんだら、一路、知床ウトロへ。
・知床エアポートライナー 道の駅網走15:23発→知床ウトロ(北こぶし知床)17:06着
ちなみに、こちらのバスも景観は進行方向向かって左側がおススメ。ウトロ到着20~25分前頃から、左手にオホーツク海が広がる絶景が広がります。流氷が来ていれば、さらに魅力UPします!
なお2日目の宿泊は、知床ウトロの人気リゾート「北こぶし知床ホテル&リゾート」。
港のそばに立っており、客室の窓から流氷の海が一望(一部海側でない部屋あり)!
展望温泉大浴場からもゆったりと流氷の海を楽しむことができます。また「テラスダイニング波音」の夕食ビュッフェの充実さとクオリティはぜひ体験いただきたいです♪
大浴場から流氷が一望!
3日目:知床から各地へ
【朝から流氷を満喫】
最終日の朝は、早朝からの活動がおススメ!
一番早い時間で朝6:30から体験ができる「流氷ウォーク」。ドライスーツを身にまとって流氷の上を歩くこちらの「流氷ウォーク」は、今や年間(といってもわずか40~50日程度)10,000人以上が体験する注目のアクティビティです。
流氷ウォーク 知床自然ガイドツアー シンラ
https://www.shinra.or.jp/ryuhyo_walk.html
そして、約1時間30分の体験が終わった後は、ホテルに戻ってゆっくりと朝食を楽しみましょう。
その後、10時にチェックアウトした後は、もう1つの流氷体験も。
流氷浴は、流氷の海岸を目前に、リクライニングチェアに座りあたたかい寝袋に入ってただ流氷を眺めるという体験。静かに流氷を眺めると、流氷のきしみによって発生する「流氷の鳴き声」も聞くことができるでしょう。
そして、体験中にドローンで撮影した写真は、とっておきの「映え」写真になること、間違いなしです♪
ザ・キムンカムイ 流氷浴
https://ryuhyoyoku.com/
【ウトロで食べる、旅の最後の昼食はコレ】
さて、しっかり流氷を楽しんだあとは、旅の最後の昼食タイム。
北こぶし知床から徒歩5~6分の場所にある「道の駅 ウトロ・シリエトク」内にあるレストランは、海鮮丼やお魚の定食などをいただくことができますよ。
【知床ウトロ→女満別空港】
知床で流氷を楽しんだ後は、一路、女満別空港へ。期間限定の知床エアポートライナーで空港まで乗り換えなしで行くことができて便利です。
なお、北こぶし知床からウトロ温泉バスターミナルまで、徒歩約5分です。
知床エアポートライナー ウトロ温泉バスターミナル13:30発→女満別空港15;44着
こちらの座席ですが、今度は進行方向向かって右側がおすすめ。流氷が広がるオホーツク海や、空港手前のメルヘンの丘も見ることができます。
なお、向かって左側であれば、網走手前に広がる湯沸湖(とうふつこ)などがご覧いただけます。
【女満別空港→成田空港】
さて、女満別空港からは成田空港へ。行きに搭乗したPeach便の成田行きは、16:40の出発。バスを降りてスムーズに手続きをすれば、20分程度は空港でお買い物もできますね。
搭乗手続きは出発30分前、保安検査場通過は25分前までです。
MM594便 女満別空港16:40発→成田空港18:55着
女満別空港で買いたい人気のお菓子、赤いサイロは毎日数量限定。
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以上、2泊3日の流氷満喫旅、いかがでしたでしょうか?
なお、流氷については、その時の風向きなどにより急にいなくなったりする気まぐれなもの。100%の期待を持たずに、会えればラッキー、という気持ちで臨むことをぜひおすすめします。
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