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初めての冬の知床に！「知床オプショナルツアーズSOT!」冬の知床一日ガイドツアー絶景パノラマコース体験記
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- 網走・北見・知床
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- 最終更新日：2023年12月19日
そこで今回は冬の知床をはじめて訪れる方におすすめな知床オプショナルツアーズSOT!「冬の知床一日ガイドツアー絶景パノラマコース」をご紹介！冬の知床の王道アクティビティを1日かけて楽しめる大満足のガイドツアーです。
もくじ
流氷ウォークとスノシューハイキングを1日で楽しめる
流氷が着岸し、陸も雪に覆われる冬の知床ですが、アウトドアレジャーはオンシーズンです。
特に流氷の上を歩く「流氷ウォーク」や、フレペの滝や男の涙といった滝の周辺を歩く「スノーシューツアー」が高い人気を誇っています。
今回ご紹介する知床オプショナルツアーズSOT!「冬の知床一日ガイドツアー絶景パノラマコース」は、その二つの定番アクティビティを1日で楽しめるツアー。スケジュールは以下の通り。
9:00集合
午前：流氷ウォーク
お昼
午後：スノーシューハイキング
16:40解散
午前中は流氷ウォークを楽しみ、昼食は好きなお店でいただいたら、午後からは知床の森の中をスノーシューで歩きます。1日動きっぱなしに見えますが、絶妙なペース配分で案内してくださるので、体力に自信がないという方も安心です。
全部込み込みで税込10,500円
冬の知床で流氷ウォークとスノーシューハイキングがセットになったプランは珍しく、単品のプランを組み合わせると1万円/人はゆうに超えてしまいます。しかし「知床オプショナルツアーズSOT!」さんでは、約1万円/人で参加可能。
また流氷ウォークはドライスーツ、スノーシューハイキングは上下ウェアや手袋、靴やスノーシューといった装備が必要ですが、ツアー代に一式含まれているのもポイント！どういった装備が必要かわからないという初心者の方にも安心です。
冬の知床一日ガイドツアー絶景パノラマコース（流氷ウォーク）
それでは筆者が参加したときの様子をレポートしたいと思います。
午前からさっそく流氷ウォーク
送迎は「道の駅 うとろ・シリエトク」にて。ウトロ温泉地区であれば、ピックアップ場所は柔軟に対応してもらえます。
バスで「知床オプショナルツアーズSOT!」さんの事務所へ。説明を聞いたあと、流氷ウォークを行うためにドライスーツを装着。ドライスーツを着る経験はないので、思わず参加者一同テンションが上がります（笑）
この日は流氷がびっしりというわけではないですが、適度にすき間が空いているので、綱渡りするように流氷を歩きます。ドライスーツを着ているので安心なのですが、最初は海に落ちてしまうのが若干怖いです...!!
オホーツク海が一面流氷に覆われる景色は荘厳です。流氷がギィーと音を立てる流氷の鳴りには、厳しくも美しい知床の自然の神秘が感じられます。
参加者で協力しながら、海岸から離れた流氷を目指します。ガイドのみならず写真も撮影してくださって、ガイドさんありがとうございます！
ガイドさんに教えてもらって、流氷を沈めるように体重をかけたり、時には海にドボンしたりと、最後は歩いているのか泳いでいるのかよくわかりませんでしたが、久々に時間を忘れたアドベンチャーな時間を過ごせました。
お昼は好きなお店で！荒磯料理くまのや
流氷ウォークのあとは一度、事務所に戻って午後の格好に着替えます。スノーウェアを持参してもokですし、靴や手袋にいたるまで冬用のウェアも無料でレンタルしていただけます。
昼食場所は道の駅周辺の好きな飲食店さんへ送ってくださいます。ガイドさんおすすめのお店もお聞きしながら、今回は「荒磯料理くまのや」に決めました。タイミングよく行列ができる前に入店できて良かったです。
海鮮の定食や海鮮丼も良いのですが、冬ということで温かい「知床海鮮湯麺（たんめん）」をオーダー。沸き立つ湯気に食欲をそそられました！エビとカニの旨味を引き出して塩味で整えた海鮮スープは絶品。一口すするだけで、甲殻類の旨味がダイレクトに伝わってきます。運動した後の体に染み渡る、最高の一杯でした。
昼食をとったあと時間があれば、道の駅に併設した「知床世界遺産センター」を見学。道の駅名物・こけももソフトをいただくのも良いかもしれません。午後に備えてトイレも済ませておきましょう。
午後はスノーシューハイキングで絶景ハント
道の駅でピックアップしてもらったら、知床自然センターまで移動します。到着後、スノシューに履き替えて入山。雪に閉ざされた森ですが、ガイドさんと一緒なら安心です。ふかふかの雪を歩く感触が楽しく、ひたすら静寂な自然に心が洗われます。
植生をはじめとして、動物やその足跡にいたるまで、一期一会の自然との出会いの中で、丁寧に知床の生態系のことを教えてくださいました。ガイドツアーを経て、知床の自然の昔と今も知ることができて興味深いですし、学びもありますよ。
道中エゾシカの群れに遭遇したり、クマの爪痕が残された木を発見しました。運よくトドマツの葉を食べるエゾモモンガにも遭遇できて感動です。
1時間ほど歩いたら「男の涙」に到着。かげに隠れてひっそりと泣く男の姿を思わせる佇まいから、このように名付けられました。冬季には、見事な氷瀑となり、青白い宝石のごとく輝きます。
氷瀑の造形美と流氷は、まさに知床が作り上げる天然の芸術作品。その近くの崖で暮らすエゾシカの姿が、まさに知床半島に根付く原生の自然を物語っています。
ふたたび森の中へ入り、約1時間ほど歩くと、スノーシューツアーで訪れるコースの最奥部へ。象の鼻と呼ばれる高台からは、見渡す限りの流氷原と、冠雪した知床連山を一望できます。
一面が全てが白色に染まった景色は、一度見たら忘れられない絶景！一般的な登山道は整備されておらず、ネイチャーガイド同伴のもと、アプローチできる場所だからこそ、達成感もひとしおです。
道中、知床連峰の主峰「羅臼岳（らうすだけ、標高1,661m）」の山容もくっきりと望めました。本州標高3,000m級の峰々の気候に匹敵する名峰の迫力は圧巻です。片付けて送迎バスで事務所に戻ります。
事務所で着替えたあとは、道の駅まで送っていただき解散。本日ガイドさんが撮影してくれた写真はGoogleフォトで共有してくださいます。ちょうど日没の時間で、流氷がオレンジに染まる感動の光景に出会えました。
冬の知床を楽しむなら「冬の知床一日ガイドツアー絶景パノラマコース」がおすすめ
一度は歩いてみたい流氷と冬の知床。今回ご紹介した知床オプショナルツアーズSOT!「冬の知床一日ガイドツアー絶景パノラマコース」は、はじめての方でも安心して、流氷と冬の知床を満喫できます。
2024年の開催期間は1月27日頃～3月24日頃(水曜日定休)※
人気ツアーのため、早期から土日を中心として定員が埋まってしまいます。気になる方はお問合せはお早めに。
※開催期間は流氷の接岸状況等で変更する場合があり、1月および3月15日以降の催行確率は約30％です
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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