網走・知床周辺オホーツクエリアのハズさないお土産10選|定番お菓子から海・大地の恵みまで
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- 網走・北見・知床
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- 最終更新日:2025年5月30日
※本文中に記載している参考価格は2025年5月時点のものです。
もくじ
お菓子・スイーツ
お菓子な牛乳かい!?
「この地域の名産品を作りたい」という生産者の想いから生まれた「おかしな牛乳かい!?」は、網走産の生乳とオホーツク地域産のビート糖だけで作られた濃厚ミルクスイーツ。 ホロホロと溶け崩れるような口当たりで、 芳醇なミルクの香りとビート糖の柔らかい甘さが口いっぱいに広がり、素朴ながらもやさしい味わいが魅力の一品です。代表自らが完全手作りで作っているので大量には生産できないため、この地域に来ないと手に入らない「激レア」な逸品。 旅の途中のおやつに、ぜひ探してみてください。
参考価格:1袋(45g)464円
流氷飴
オホーツク・北見で創業100年を超える老舗「永田製飴 」が昭和30年に販売を始めた歴史あるご当地菓子が「流氷飴」です。澄んだブルーと白の2層のキャンディは、オホーツク海に押し寄せる流氷をモチーフにした美しいビジュアル。地元で長く愛されてきた、素朴でやさしい甘さが口いっぱいに広がります。見た目の美しさだけではなく伝統が詰まった、心に残る「流氷飴」は、北見名産のハッカ味もあります。
参考価格:1袋(75g)270円
小清水とろり
「小清水とろり」は、じゃがいもの名産地・小清水町で作られた、地元で採れる新鮮な素材だけを使用したスイートポテトです。濃厚でなめらかな食感が特徴で、じゃがいも本来の甘みがしっかりと感じられます。廃校になった高校の建物を改装して作られた工場 で生産され、地産地消を大切にした「小清水とろり」。小清水の豊かな大地の恵みが詰まっており、オホーツクの潮風に育まれた豊かな大地で育ったじゃがいもならではの美味しさを感じられる一品です。
参考価格:1箱(5個入り)1,982円
チーズ小僧
春になると芝桜が咲き誇る大空町東藻琴。この地で創業90年、手作りにこだわり続ける菓子店「すがの商店」 がつくる、素朴でどこか懐かしい手作りスイーツ。良質のクリームチーズを自家製の餡で包み、地元産カマンベールチーズを練り込んだパイ生地で焼き上げたのが「チーズ小僧」です。崩れるほど柔らかいので、食べる前に軽く握ってから個包装を開けるのがポイント。観光地からは少し離れた静かな地域で、地域の人々に長年親しまれてきた、知る人ぞ知る隠れた名品です。
参考価格:1パック(5個入り)780円
生どら焼
こちらも「チーズ小僧」を製造販売する菓子店が作る一品の「生どら焼」 は地元で知らない人はいないほど定番の品 。オホーツク地域で生産された小豆から手作りした餡に、地産の生クリームをミックスして、生地で包んだスイーツです。
店頭では冷蔵コーナーに並んでいて、冷たい状態で食べるのがとても口当たりがよくておすすめ。製造直後に冷凍してある商品なので、冷凍のまま並べているお店もあります。私はアイスクリームのように、そのまま食べるのが大好きです。
参考価格:1個250円
加工食品・飲料
行者菜の板蒲鉾と蒲鉾(天ぷら)
冷凍すり身発祥の地とされる網走で、昭和31年創業の地元民も唸る“通好み”の蒲鉾を製造、直売する老舗。大谷蒲鉾店のつくる「行者菜の板蒲鉾」は、栄養豊富な行者菜(行者ニンニクとニラの交配種)を練り込んだ香り高いかまぼこ。シャキッとした食感とほのかな辛味がクセになる味わいで、ごはんにもお酒にも相性抜群です。他にも名物「長天」をはじめ、地元では「天ぷら」と呼ばれる各種の蒲鉾が真空パックになって店頭販売されています。知っていたらちょっと自慢できる、網走のご当地グルメ「かまぼこ」 の名店です。
帆立ニポポ蒲鉾
アイヌ語で「小さな木の子ども」を意味する「ニポポ」は、魔除けや守り神として親しまれてきた木彫人形。網走地域ではニポポをモチーフにしたお土産品やオブジェが街のあちこちに見られます。 ニポポをかたどった「帆立ニポポ蒲鉾」 は、網走の老舗・丸北北斗が手がけるユニークで歴史のあるご当地かまぼこ。リアルな表情と可愛らしいフォルムに加え、魚の旨みが詰まったしっとりとした食感が魅力です。小分けに真空パックされていますので、旅の途中にチョット食べたいときにもぴったりの一品です。
参考価格:10本入り2,650円
にんじんジュース
知床観光拠点のひとつ、斜里町の豊かな土で育ったにんじんと、隠し味のレモンだけで作られた知床しゃりブランドの「にんじんジュース」 。にんじん特有のクセが少なく、すっきりとした甘さが特徴で、野菜が苦手な人にも飲みやすいと評判です。(事実、持ち帰って冷蔵庫にあった「にんじんジュース」を私の息子がオレンジジュースと勘違いして飲んだところ「美味しい!何これ!』と声を上げました。)素材本来の味わいをそのまま楽しめるのが魅力。煮込み料理に使うとおいしくなると評判です。知名度は高くないですが、一度飲めば忘れられない隠れたご当地ドリンクです。
参考価格:1本(190ml)180円
流氷ドラフト
オホーツク海の流氷を仕込み水に使う、網走ビールの「流氷ドラフト」。天然色素のクチナシを使った、インパクト抜群の鮮やかなオホーツクブルーの色合いは、まるで冬の流氷がただよう海をそのまま閉じ込めたようです。その味わいはさっぱりとした飲み口で、ビールが苦手な方にも人気。JR網走駅近くの「網走ビール館」 で、おいしいお肉と一緒にいかがですか?オホーツクの旅の思い出を彩る一品として、おみやげにもぴったりです。
参考価格:1本(350ml)352円
あばしりブドウサイダー
網走にある日本体育大学付属高等支援学校網の生徒たち が、労作教育の一環として大切に栽培したブドウ(アムレンシス種)を使用し、網走ビールが製造するのが「あばしりブドウサイダー」。地域の人々と生徒、教職員のみなさんの想いが詰まったご当地炭酸飲料です。すっきりとした甘さと爽やかな香りが特徴で、大人のサイダーという飲み口でした。道の駅「流氷街道網走」限定販売で、本数も限定というレア感も魅力です。
参考価格:1本(340ml)250円
雑貨
知床トコさん
クマをモチーフにした地域ブランドシンボル「知床トコさん」。一般社団法人知床しゃりが手がける、素朴であたたかみのあるアイテムが魅力です。
2024年7月、道の駅しゃり内にオープンしたショップ兼地域コミュニティの場「COBAKO」 では、人気のトコさんグッズを中心に、地元の手仕事雑貨がずらり。「知床で過ごした記憶を、いつでも思い出せるように」というコンセプトにぴったりのアイテムが並びます。 一番人気はトコさんTシャツ。私は旅の途中にも使える、肌触りバツグンのタオルを愛用しています。
網走周辺地域の海の幸・大地の幸 旬カレンダー
オホーツク海に面した網走・知床エリアは、流氷が運ぶ豊富な栄養素に育まれた海と、海風で育つ大地の豊かな恵みにあふれる特産品の宝庫。
海の幸では、旬ごとの味覚が楽しめるサケやウニ、肉厚なホタテ、甘み濃厚な毛ガニ、旨みたっぷりのシジミやワカサギ、地元ではメンメと呼ばれる高級魚キンキが人気です。
もちろん畑の恵みも見逃せません。寒暖差が大きく、晴天率の高い気候に育まれたじゃがいもや長芋、小麦などの農作物は、味が濃く、加工品としても高品質。
どれもオホーツク地方ならではの自然の力が詰まった逸品ばかりです。

山﨑 陽弘(やまざき あきひろ)
1975年、大阪府生まれ。32歳の時に「趣味のオートバイで訪れ、その雄大さに魅了された」北海道・道東に移住しました。現役の男性看護師として地域医療・福祉にも尽力しながら、地域の魅力を発信しています。
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