地元観光関係者が推す!ひがし北海道で食べたい食材とは?|East Hokkaido Food Trail(PR)
- 網走・北見・知床
- 最終更新日:2019年3月11日
とはいえ、広い北海道。どこで何を食べればいいのか、どの時期のその食べ物が美味しいのか、有りすぎてわからない、という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、観光関係者が実際におすすめする、食べるべき食材を7点に絞ってご紹介いたします。
1;海明けのカニ(網走・紋別等)
真冬の2~3月にかけてオホーツク海を覆う白い氷のかたまり、流氷。ひとめ見たさに多くの観光客が訪れるシーズンですが、同時に流氷があるがために漁ができない時期です。
そして、流氷が去る3月中~下旬以降の漁が再開する時期は、流氷明け=海明けと呼ばれるシーズン。この時期にあがる海産物は、流氷が運んできたプランクトンのおかげて栄養がたっぷり。特に毛ガニやタラバガニは身がひきしまり濃厚な味わいとなることから、1番美味しいシーズンとされています。
シーズンは3月下旬から5月にかけて。港町、網走や紋別でぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
2:網走の釣きんき
北海道を代表する高級魚と呼ばれる魚「きんき」。赤い魚体に、脂がのった白身がたまらない魚です。
その中でも、網走漁協所属のキンキ延縄船で漁穫される「釣きんき」は、魚体に傷がつきにくく、船上で氷詰めされるため鮮度も抜群。
なお、キンキの旬は冬とされていますが、網走では流氷時期以外の4~12月にかけて揚がります。
3:知床のエゾシカ
日本では馴染みが薄いものの、ヨーロッパを中心に高級食材としてもてはやされる、鹿。
しかし北海道では、高い繁殖力から増え続けるエゾシカが自然の生態系へダメージを与え、また里を荒らすなどの農作物の被害も出るなど、問題となっています。
知床では、エゾシカの駆除と有効利用の一環として、エゾシカを捕獲・管理して、エゾシカ肉を食材に活かす動きがすすんでいます。
知床のファームでは、捕獲したエゾシカを一定期間牧場で肥育し丁寧に処理をするため、臭みがない良質なエゾシカ肉を味わうことができます。
4:北見の玉ねぎと焼き肉
広大な土地に玉ねぎ畑が広がる北見は、生産量日本一を誇る玉ねぎの一大産地。また寒暖差が大きく、また降水量が少ない北見で育つ玉ねぎは、玉がしっかりまとまり、加熱すると甘みがぐっと増すおいしさです。
また北見は北海道の都市で一番人口に占める焼き肉店が多い、焼き肉の街。各店が工夫をこらした「生ダレ」とホルモンが特徴的。
肉が好きで好きでたまらないという肉食男女(?)の皆さん、ぜひ北見で焼き肉とおいしい玉ねぎを味わってみてはいかがでしょうか。
5:厚岸のカキ
日本有数の牡蠣の産地として知られる厚岸。ここ厚岸は冷たい海水温のおかげて年中新鮮な生牡蠣を食べることができます。
また厚岸は栄養豊富な海水と淡水が混ざり合う漁場、特に冬は、海と繋がる厚岸湖全体に氷が張り、その氷の下で養分を蓄え身がふっくらと育成されることで、さらに美味しさが増します。
なお厚岸は最近はウイスキー醸造所が稼動。数滴ウイスキーを垂らした厚岸の生牡蠣は、ぜひ食べてほしい一品です。
6:野付のジャンボホタテ
北海道内を中心に美味しいホタテの産地として知られる、別海・野付産のホタテ。特にこの地域のホタテは驚くほどに大きくて、しかも甘い、ジャンボホタテと呼ばれるホタテの産地。
北海道東部と国後島を間を通る、狭い海域の根室海峡は栄養豊富な潮が流れ込む場所。この海が最高品質のホタテを育てるのです。
ジャンボホタテの猟期は12月~5月。別海・野付の港町・尾岱沼(おだいとう)の料理店などでどうぞ。
7:弟子屈のそば
神秘の湖、摩周湖や屈斜路湖があることで知られる弟子屈(てしかが)町。道内でも特に寒さが厳しくなる冬は、マイナス20度以下になることもあります。
その過酷な気温差と夏の涼しい気候が生む特産品が、そば。「摩周そば」は、豊かな香りと鮮やかな色合いが特徴。
生産量が少ないことから「幻」とも呼ばれる摩周そば。町内のそば店で楽しむことができます。
食をめぐる旅、ひがし北海道フードトレイル
今回ご紹介したひがし北海道の食材を、実際に食べたい、楽しみたいという方へ。
国土交通省北海道運輸局とひがし北海道観光事業開発協議会がプロモーションを行う、「ひがし北海道フードトレイル」プロジェクトでは、ひがし北海道の食のみどころを6つのルートにわけ、各地域の観光関係者が実際におすすめする美味しいお店を中心に紹介、地域の食の魅力を発信しています。
詳しくは、以下をご覧くださいませ。
http://ja.visit-eastern-hokkaido.jp/plans/foodtrail-easthokkaido/
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