斜里のお食事処「しれとこ里味」で知床でしか味わえない味覚に出会う!
- 網走・北見・知床
- 最終更新日:2023年7月13日
そこで今回ご紹介したいのは、斜里市街に位置する「しれとこ里味」。地元産にこだわった名物料理を手がけるお食事処です。知床でしか味わえない味覚に出会いましょう。
※本文内の料理・料金などの内容は訪問時のもので変更になっている可能性があります。
1.知床と斜里を味わえる海鮮和食屋さん
「しれとこ里味」が位置しているのは、斜里の中心部からほど近い、国道244号線沿い。道東らしい直線道路の途中にあり、まさに知床の玄関口にあたる場所です。
「しれとこ里味」という屋号は、地元の味覚を提供するコンセプトから名付けられました。知床・斜里産の海鮮と、清里産のおそばを中心として、山海の幸が並びます。
それではオススメのメニューをご紹介!
コスパ抜群の「知床地の魚刺身定食」
まずコストパフォーマンスの高いメニューが「知床地の魚刺身定食」です。旅情がそそるネーミングも良いですね!地元産・新鮮なお魚のお刺身が3種類盛られて、税込1,150円とお値打ち価格。
この時提供されたのは、アメマス・ニシン・タコの頭の3種類でした。食用魚としてあまり流通していないアメマスも含まれていて驚きました。さすが地の物を扱っていますね!
繊細で甘みの感じられるアメマス。独特のクセのあるニシンともに美味しく、弾力のあるタコの頭は、噛めばかむほど磯の香りが漂ってきました。
内容は水揚げや仕入れの状況によって変わるのでお楽しみに!知床ならではのお刺身を味わいたい方には、ぜひオススメの一品です。
新食感の名物丼「知床産さくらますルイベ漬丼」
丼ものも豊富な「しれとこ里味」。名物丼と言えるのが「知床産さくらますルイベ漬丼」です。ルイベとはアイヌ語で、”溶けた食べ物”のこと。タレに漬け込んだサクラマスを、半解凍の状態で丼に盛り付けています。
産卵のためにサクラマスは6月〜8月に川を遡上します。知床では遡上するサクラマスを狙ってヒグマが川にやってくることでも有名ですね。
しっとりと旨みを感じられる部分と、しゃりしゃりと涼やかな部分。その両方を味わうことができ、まさに新感覚の美味しさです。お刺身も分厚く、なかなか食べ応えもあります!
またサクラマスならではの上品な脂と濃厚な甘みは、ご飯との相性抜群です。お値段は1,650円です。
「つぶ貝のかき揚げ冷やしかけそば」
知床産さくらますルイベ漬丼と並んで、お店の看板メニューが「斜里岳そば」です。斜里の隣町・清里町産のそば粉を使い、つぶ貝のかき揚げが2個付いた「つぶ貝のかき揚げ冷やしかけそば」が大人気となっています。
コシの強いお蕎麦は、風味豊かで上品ながらも、食べ応えのある一品。おろしぶっかけスタイルで勢い良くいただきます。
そして途中から、かき揚げをつまんでいきます。噛めばかむほど味が出るつぶ貝と、野菜の甘みが生きたかき揚げは絶品...!!
天つゆにつけて食べても良し、天つゆをそばごとかけて、追いツユをしても良し。あっさりとしたお蕎麦に、かき揚げが良いアクセントです。これほどのボリュームながら税込1,200円というコストパフォーマンスの高さも魅力と言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか。上記名物をはじめとして、地元産の食材を使ったグルメを堪能できる「しれとこ里味」。知床斜里方面へ旅行する際に、ぜひ立ち寄ってみてください。
- 住所
- 北海道斜里郡斜里町新光町64
- TEL
- 0152-23-2220
- 営業時間
- 昼の部10:30~14:00(年中無休)/夜の部16:30~20:00(月・木は夜のみ休業。事前にお電話にてご確認のうえご来店ください) その他不定休あり
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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