宇宙展望台 | 宇宙を近く感じる。知床連山や斜里岳を見渡す大パノラマ展望台
- 網走・北見・知床
- 最終更新日:2024年8月8日
もくじ
知床半島の付け根にあたる、清里町の市街地より7kmほど南に走った場所にある展望台。清里オートキャンプ場と江南パークゴルフ場の間、宇宙展望台は町営牧場の丘の上に築かれている。
もともと地元の江南小学校のOBが中心となって作り上げた展望デッキだったが、2001年にリニューアルされ、高さ12mの4階建ての鉄塔となった。鉄塔の2階には休憩スペース、3階には宇宙の鐘、最上階には屋上展望スペースが設けられている。
名前の由来は、宇宙が身近に感じられるという理由から。
遮るものがないため、頭上に真っ青な空が広がり、夜には満点の星空を眺められる。
360度景色が開かれているため、北にはオホーツク海、東には知床連山と斜里岳(しゃりだけ、標高1547m)、南には阿寒摩周国定公園の山並みを眺めることができる。道東屈指の雄大なパノラマを見せる展望台として人気が高い。
特に注目して欲しいのは、東側に広がる斜里岳とその山麓方向だ。整然とした農地と暴風樹林帯が見せる雄大な景観は、全国農村景観百選にも選ばれている。大自然と人の暮らしが織りなす唯一無二の風情がある。初夏〜夏のそば・ジャガイモの花や牧草ロール、秋の紅葉、そして冬の霧氷など、四季ごとに表情を変える斜里岳が美しい。この展望台で深呼吸をすると、北海道の大地が育むエネルギーが流れ込んでくるようだ。
- 住所
- 北海道斜里郡清里町江南
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