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ツアー検索流氷の町紋別｜もんべつ流氷まつりと雪国の遊び方教えます
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- 網走・北見・知床
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- 最終更新日：2022年1月27日
その「氷」が思わぬ姿に変身するおまつりが開催されていることをご存じでしょうか？
そこで今回は、ビックリするほど氷の彫刻や建築物が見事な「もんべつ流氷まつり」についてご紹介したいと思います。
おまつりの見どころや雪国を楽しむために合わせて行きたい観光スポット、そして風物詩でもある流氷についても触れたいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね！
もくじ
1.流氷の町、紋別市をご紹介！
北海道紋別市は、オホーツク海に面する港町。羽田空港から飛行機で直行便があり、約1時間45分で行くことができます。時間だけで考えると、とても身近に感じますよね。
ここ紋別市では、春夏秋冬活気あるお祭りが繰り広げられ、絶えず賑やかなのが魅力です。観光スポットも多数存在し、2～3日じっくり回るにもオススメの場所と言えます。
広く浅くもいいのですが、北海道は1つの町をゆっくり楽しむ方がよりよい旅になる土地柄。ぜひ余裕を持った日程で訪れて欲しいところです。
2.紋別の風物詩、流氷の姿は圧巻！
さて、オホーツク海に面しているということで、冬になると海一面を覆い尽くす流氷がやってきます。
その年の気候にもだいぶ左右されますが、初接岸を迎えるのはだいたい1月中旬～下旬頃、見頃は2月中旬頃からと言われています。流氷を鑑賞できる「紋別公園流氷展望台」もありますので、温かい場所でゆっくり見たい方はオススメですよ！
紋別の風物詩となっている流氷を間近で見たい方にオススメなのが「流氷クルーズ」です。流氷クルーズを楽しめる場所は日本でもたった3ヶ所のみ。羅臼（らうす）・網走・そしてここ紋別です。
わずか約3ヶ月のみ体験できるクルーズは、流氷を砕きながら進む迫力満点の景観を間近で見ることができます。
紋別では2代目となる流氷砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」に乗船することになりますが、冷暖房完備の客室や自販機、売店などもありますので、快適なクルージングを楽しむことができます。
ガリンコ号Ⅱは、初代と比べてかなり改良されていて、沖合約10kmあたりまでの運行ができるように。流氷の厚さ約60cmもの氷を砕きながら進んでいく様子は、他では味わえない感動体験となるでしょう。冬の紋別って、楽しそうだと思いませんか？
3.もんべつ流氷まつりの見どころポイントをご紹介！
上記のように「流氷の町」ということに因んで行われるのが「もんべつ流氷まつり」です。
天然の氷を使った氷像がメインとなるイベントですが、一歩入るとまるでそこは氷の美術館！思わず声を上げてしまうほど大小多数の美しい氷像に囲まれます。
その年によって旬のテーマを取り入れて作りだされる多数の氷像は、あっと驚くものから思わずほっこりと笑ってしまうものまであります。そういう意味では子供から大人まで、どなたが参加しても十分楽しめるイベントになっていると思います。
そして注目したいのが、毎年テーマを変えて作られる「大氷像」です！
天然氷柱を何千本も使って細部までこだわり作られていますので、感動さえ覚えてしまうほど。日中は透明感あふれる姿を鑑賞し、夜はライトをも美しく照りだして幻想的な姿に変わります。
もんべつ流氷まつりは、1度で2度美味しいイベントと言っても大げさではないかもしれません！今年度はどんな氷像ができるか楽しみですね♪
もんべつ流氷まつりは例年4日間の開催と、北海道各地の冬のイベントの中でも短いほうですが、2022年は2月11日～20日までの開催！
メインステージでは、開会式をはじめさまざまなイベントが行われ、終始盛り上がりを見せています。
その他氷の迷路やアイスキャンドルなど楽しそうなイベントもありますよ。
1お祭りといえば屋台グルメも楽しみのひとつですが、2022年度は出店は無しだそう。例年であれば地元特産品の味覚市コーナーではお店が並び、炭火焼きの海産物を食べることもできます。また復活する日が楽しみです！
そして贅沢に天然氷を使って作られた「滑り台」はいつの時代も大人気です。氷の滑り台はかなりスリルがあり、普通の滑り台よりもスピードが出ます。
地元の子供たちもスキーウェアを着て遊びに来るほどの大盛況ぶりは、大人も我慢できなくなるほどです。でも大丈夫！大人もOKですので、遠慮なく氷の滑り台を楽しんでくださいね！
なお土台からしっかりと作られていますのでかなり頑丈です。崩れる心配もないので、安心しておもいっきり楽しみましょう。
※防水用のズボンで滑ることを強くオススメします。
4.「雪国」をもっと楽しむために・・合わせて行きたい観光スポット
4-1. 北海道オホーツク流氷科学センター「GIZA」
北海道オホーツク流氷科学センター「GIZA」は、1年を通して流氷を体験できるという世界でも初の科学センターです。
体験型の科学センターは、子供も大人も好奇心くすぐる内容ばかりで、トリック体験コーナーや凍るシャボン玉を見学できるコーナー、流氷に触ることができる場所などもあります。
他にも360度スクリーンで映し出されるアストロビジョン（全天周映像ホール）やオホーツク海をより深く知ることができる「オホーツクの科学」は、模型を使って海底についての特徴などを詳しく解説してくれます。
施設内でぜひ立ち寄って頂きたいのが、マイナス20度の世界を体験できる「厳寒体験室」です。中には本物の流氷が展示されていて、実際に触れることができます。5分としないうちにとても寒くなりますので気を付けましょう。
他にもまだまだあります。日本一の飼育数を誇るクリオネハウスも必見！そして遊びを通して流氷を知ることができるプレイランドや流氷発生装置、海底散歩コーナーなど特徴ある多彩な展示がありますので、大いに楽しみましょう。
＜施設情報：北海道オホーツク流氷科学センター「GIZA」＞
住所：北海道紋別市元紋別11
電話：0158-23-5400
開館時間：9時00分～17時00分（科学館展示室への入館は閉館の３０分前まで）
料金：
【セット料金（展示室･映像ホール）】一般750円・高校･大学生250円
【展示室のみ】一般450円・高校･大学生150円
【全天周映像ホールのみ】一般450円・高校･大学生150円
※いずれも中学生以下、65歳以上の方は無料です
休日：毎週月曜日（ただし祝日は除きます）、祝日の翌日、
年末年始（12月29日～1１月3日）
※その他天候により臨時休館になる場合もあります
URL：http://www.giza-ryuhyo.com/
4-2.オホーツクタワー
オホーツクタワーは海の世界へ歩いて行くことができる施設です。
外観からは伺えない内容が、実は建物の中に詰まっている不思議な場所で、観光施設と研究観測施設が両方合わせてそれぞれの役割を果たしています。
クリオネや海洋生物が鑑賞できる海底階はミニ水族館になっていて、大小合わせて16個の海中窓の中に展示されているさまざまな生物たちを観察できます。
他にも流氷レーダー画像や売店などがあり、流氷の他にも四季を通した海洋生物の生態観察をすることができます。
もんべつ流氷まつりが開催される場所から徒歩圏内ですので、合わせて楽しんでみてくださいね！
＜施設情報：オホーツクタワー＞
住所：北海道紋別市海洋公園１番地
電話：0158-24-8000
開館時間：10時00分～16時00分（最終入館時間：15時30分）
海底階入場料：大人（中学生以上）500円・小人（小学生）250円
3Dシアター １回300円
休日：12月29日～31日・1月2日、3日
URL：https://o-tower.co.jp/publics/index/36/
※機器点検及び悪天候によっては休館となる場合もあります
5.イベント情報について
～冬のコムケ湖～
＜もんべつ流氷まつり・詳細＞
住所：北海道紋別市海洋公園
電話：0158-24-3900（一般社団法人 紋別観光協会）
開催場所：紋別市海洋公園 みなとの迎賓館周辺
開催期間：2022年2月11日～2月20日
URL：https://tic.mombetsu.net/
※12月に催しなどの詳細発表あり
6.おわりに
普段の生活からは想像もつかない流氷の世界。写真で見るだけでは、いまいちピンと来ないこともあると思います。遠いロシアから海流に乗って旅をして、生き残ったたくましさは、命はなくとも計り知れない苦労やドラマがあったのだと思います。
もんべつ流氷まつりで、美しい氷像に変わった姿を、そして氷の神秘を存分に味わってみませんか？
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