半日ドライブで巡る「THE美瑛」なフォトスポット5選!日本離れした絶景に出会おう
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2022年7月20日
北海道らしい雄大さと、どこか異国情緒を兼ね備えた風景は、多くの写真好きたちを魅了して止みません。そこで今回は、美瑛で訪れたいフォトスポットを5つご紹介!
今回ご紹介するスポットを一筆書きで結び、車で巡ると所要時間は約3時間ほど。ちょっと早起きすれば札幌からでも日帰りで巡れます。きっと忘れられない、心躍る風景に出会えるはず!
もくじ
A 翡翠色の幻想。美瑛を代表する「青い池」
今や北海道を代表する観光地「青い池」。地元の写真家が発見後、Apple社の壁紙に使用されたことで、一気に有名になりました。
しかし、青い池が美瑛にあるというのは、意外と知られていません。美瑛市街から南東に車で約20分、十勝岳山麓の白金(しろがね)に位置しています。
一度訪れれば、その幻想的な翡翠色に圧倒されます。空の色を超えた滑らかなブルー色!
そんな池の中には、カラマツ・白樺の木々が立ち枯れています。美しくも、どこか寂しげすら感じられる自然の姿。この壊れてしまいそうな儚い美こそ、青い池が支持されている理由かもしれません。
十勝岳連峰を水源とする美瑛川から派生した「青い池」。北海道の自然の神秘を物語っている場所です。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町白金
- 備考
- 駐車場は有料:500円/台
- 営業時間
- 【5月〜10月】午前7時〜午後7時、【11月〜4月】午前8時〜午後9時30分
B 丘一面を彩る花絨毯!美しすぎる「四季彩の丘」
丘一面が花々で彩られる風景。日常生活でも、しばしばこの写真を見ることがあり、「ここはどこだろう?」と検索したことある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
そう、あの「四季彩の丘」も美瑛にあります。7月から9月にかけてパッチワークの花畑が広がと、息を呑む絶景に!鮮やかな夏のパレットは、訪れる人を魅了してやみません。
花畑の向こうには、大雪山から十勝連峰まで、美瑛の丘陵ものぞみ、思わず深呼吸をしてしまいます。
広角撮影が「四季彩の丘」の醍醐味ですが、望遠でのぞいて見るのも楽しいです。パッチワークの花畑を切り取りつつ、圧縮効果によって、まるで花に囲まれる写真を撮れますよ!
カメラに自信のある旦那さんやお父さん!奥さんやお子さんのインスタ映えな一枚を撮影してみてはいかがでしょうか?
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町新星 第3
- 備考
- 入場料:高校生以上500円、小・中学生300円、小学生以下は無料
- 営業時間
- 季節により異なります
C まるで絵画みたいな風景「赤い屋根のある丘」
美瑛のフォトジェニックな風景で、忘れられないのが「赤い屋根のある丘」。美瑛市街から四季彩の丘へ行く途中、美瑛町福富に位置しています。
緩やかな谷のように広がる、丘の鞍部には赤い屋根の家がポツリ。まるで絵本の中のような世界観に引き込まれていきます。
夏はモクモクとした雲がドラマチックです。
そんな「赤い屋根のある丘」ですが、青空を多めで撮影するのがオススメ!夏の北海道のハイライトと言える、美しい一枚を収めることができます。
なおこのスポットは丘へと入っていくはできないので、道路脇から眺めるだけにしてください。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町福富
- 備考
- ※看板がありますが、敷地内への立ち入りは禁止です。
D 爽快な対比!青空に映える「マイルドセブンの木」
美瑛を象徴する、丘の風景。メジャーな丘から名も無き丘まで、紹介したい場所は数々あるのですが、中でも私一押しなのが「マイルドセブンの木」。
かつて、たばこ「マイルドセブン」のCMポスターに登場したロケ地で、名前はそこから来ています。私自身、たばこは吸いませんが、昭和感漂うネーミングが良いですね。
そんなこの場所のポイントは、青と緑のコントラスト!
まるで童話にでも登場しそうな、こんもりとした森と草原が、青空を背景にすると本当に爽快です。
また、あんまりみない角度ですが、道の脇から眺めてみるのもオススメ!遠近感が際立ち、引き込まれる一枚が撮影できますよ。逆光にならない午前中がベストです。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町美田 第2
E 美瑛の丘陵地帯をドライブ!「パッチワークの路」
美瑛の丘一帯を走る道は、季節によって農作物や花々が咲き誇る様子から「パッチワークの路」として親しまれています。
正確には、美瑛らしい風景をみられる道の総称ですが、一般的にはセブンスターの木周辺として取り上げられることが多いです。
ケンとメリーの木方面からセブンスターの木へ向かうラスト区間は、ゆったりとしたワインディングに富み、360度パステルカラーの美しい景観が広がります!
緑の農作物やそばの花、小麦畑まで、格子状に展開する田園風景。決して派手ではないのですが、どこかメルヘンチックな雰囲気に癒されます。
パッチワークの路の最盛期は、夏から秋にかけて。訪れるタイミングで全く景観が異なるのもポイント!ぜひ雄大な北海道を感じながら、気持ちの良いドライブを楽しんでください。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町大村〜北瑛(ケンとメリーの木・セブンスターの木周辺)
おわりに
これまでご紹介してきた通り、見応えのある風景が数多く点在する「美瑛」。池や丘、花から道まで、実に個性的な内容に富んでいます。
その一方で、最後にお伝えしたいのは、旅の道中で”あなただけの絶景”を探してほしいということ。
スポットとスポットを巡る中で、ふと目を奪われる景色に出会えるのも美瑛の魅力です。ぜひカメラを片手に、一日ゆったりと美瑛を巡ってみてください!
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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