美瑛で「美食」の旅へ|北の大地の恵みを堪能!
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2021年10月8日
しかし、そんな美しい景色と並び、もう一つの大きな魅力があります。それが「食」。広大な丘には、たくさんの畑が営まれ、一年を通じてバリエーション豊かな農作物が育てられているのです。
今回は「美食」をコンセプトに、ちょっと贅沢な美瑛の旅をご紹介します。
もくじ
【bi.ble】自然の恵みの宝箱!「野菜フルコース」をいただく
【トムテ ルム】ペンション風の「オーベルジュ」で癒しの宿泊体験
美しくて清々しい農村景観を巡ろう
北海道・十勝連峰の山麓に広がる美瑛。真っ直ぐな道がどこまでも伸び、緑豊かな景観が続きます。
丘の風景が絵になり、季節ごとに表情をかえる様は、さながらパッチワークのよう。どこをドライブしても、日本離れした世界観を惹きつけられます。
まずはそんな美瑛の風景に癒されつつ、しっかりとお腹を空かせておきましょう!
【bi.ble】自然の恵みの宝箱!「野菜フルコース」をいただく
それではまずランチからご紹介。オススメしたいのは、地元の野菜をいっぱい使った「野菜フルコース」を振る舞うレストランです。
ケンとメリーの木周辺の美瑛の丘、美瑛市街にいくつかお店があります。予約が必要なお店も多いため、事前に旅行プランをしっかり立てておきましょう!
中でも一押しなのが「bi.ble」。丘の風景を眺めながら、ゆったりと郷土料理のフルコースを味わえます。彩り豊かな前菜に、季節の野菜を主役にした一皿、じゃがいもを丸々使った芳醇なグラタンなど。
素材本来の味を生かし、ホッと落ち着くような美味しさ。素直で優しい味付けに、心も身体も満たされます。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町北瑛
- TEL
- 0166-92-8100
【トムテ ルム】ペンション風の「オーベルジュ」で癒しの宿泊体験
「オーベルジュ」という言葉をご存知でしょうか?日本語でいうところの旅籠(はたご)。郷土料理を味わえるレストラン付きのお宿のことです。
美瑛では、こうしたスタイルをとっているホテルやペンションが点在。まるで”暮らすように旅をする”とでも言うような、現地の暮らしに根ざした滞在ができるため、ぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか?
オススメは、美瑛の丘にある一軒のペンション「トムテ ルム」。白樺に囲われ、目の前には丘を見渡す素晴らしいロケーションのなか、地元産の食材にこだわった、絶品の手料理をいただけます。
お宿のオーナー夫妻のお人柄も温かく、他愛のない会話を楽しむひととき。愛犬のピッピちゃんも可愛いです。きっと旅の満足度がグッと上がるはず!
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町北瑛第2
- TEL
- 0166-92-5567
- 備考
- 関連記事 美瑛の丘のペンション「トムテ ルム」で癒しの田舎ステイを満喫
【小麦工房】豊かな香りがたまらない「極上のパン」を買う
野菜とともに、美瑛の農業を象徴する作物といえば「小麦」。作付面積は3000haを超え、美瑛の農家が行う輪作(同じ土地に、違う作物を一定のサイクルで栽培すること)において欠かせない作物になっています。
輪作とは、連作障害(同じ土地に同じ作物を植え続けることで、栽培に支障が出ること)を防止すると同時に、パッチワークの丘の景観を守っている大事な農業手法です。
美瑛で豊かに実った小麦を使い、焼き上げたパンは、もちもちふわふわ。小麦と酵母の香りが口いっぱいに広がります。
先ほど紹介したようなレストランや、オーベルジュなどでも味わうことができるほか、美瑛選果の中にある「小麦工房」などのパン屋さんでも購入することができますよ。
お店ごとに個性も違うので、食べ比べもオススメです。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町大町2-6
- TEL
- 0166-92-4400
【ファミリーレストラン だいまる】B級グルメ「美瑛カレーうどん」に舌鼓
一方で、美瑛にはカジュアルなB級グルメもあります。その名も「美瑛カレーうどん」。数日間かけて美瑛を巡るなら、メリハリをつけてみてはいかがでしょうか?
「美瑛カレーうどん」の定義は以下です。(引用:http://www.bieicurry.com/)
1.正式名称は「美瑛カレーうどん」とする
2.美瑛産小麦粉「香麦」を使ったうどん麺を使用する
3.うどん麺とカレールウ、具材を別々に盛った<つけ麺>スタイルである
4.具材は、具材は、美瑛産豚のしゃぶしゃぶ肉、季節に合わせた美瑛産の野菜を使用する。ただし、野菜が収穫できない時期は他産地を使用可
5.「びえい牛乳」をつける
6.価格は1200円(税込)以下とする
以上のように、構成要素の全てがほぼ美瑛産という贅沢ぶり。美瑛カレーうどんを提供するお店はいくつかあるので、HPを見て選ぶのも楽しいですよ。
中でもイチオシは、ファミリーレストラン だいまるの「新・美瑛カレーうどん<焼き麺>」。
道産チーズがたっぷりと乗っており、その中にはカレーとよく絡まった野菜と麺が!食べ応えもあり、濃厚かつクリーミーな味わい。ごろっとした野菜の旨味が生きている絶品麺です。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町中町1-7-2
- TEL
- 0166-92-3114
- 営業時間
- 11:00~15:00 17:00~19:30 水曜定休
おわりに~美瑛の旅には、食の要素を盛りこもう~
いかがでしたでしょうか?今回は、丘のまち・美瑛へ「美食旅」ご紹介しました。
美しい農村景観が魅力の美瑛ですが、そこで実った自然の恵みをいただけば、より旅のクオリティが上がるはず!ぜひ旅行計画には、食をゆったり味わう時間をつくってみてください。
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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