十勝岳の麓「白金国営野営場」ケビン宿泊レポ|雄大な自然の中でリーズナブルで立地も◎
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2022年9月5日
今回は美瑛観光にはぴったりの立地にある「白金国営野営場」のケビンに宿泊してきたので、野営場やケビンの様子を詳しくご紹介します。
1.白金国営野営場のアクセス・ロケーション
白金国営野営場は、美瑛のリゾート地・白金温泉街に隣接。観光・登山拠点にもぴったりで、滞在中は温泉も楽しめます。
▲原生林に囲まれるキャンプ場▲
美瑛市街より「白金国営キャンプ場」までは車で約30分ほど。ひたすら道道966号線(十勝岳温泉美瑛線)を南下していきます。白金温泉街へ到着したら、十勝岳スカイライン・望岳台方面へ進まず、直進するとキャンプ場に到着です。
▲広々とした駐車場▲
かなり良心的な料金設定が魅力。ゴミ捨て場や炊事場やトイレも綺麗に保たれており、ゴミ回収料金も追加でかかりません。
▲無料のゴミ捨て場もあり▲
特に15棟あるケビンは4名まで泊まれて1棟3,600円と、とてもお手頃です。ここからはケビンの宿泊レポートとしてご紹介したいと思います。
2.白金野営場のケビンに宿泊!
▲山小屋風の管理事務所で説明を受けてチェックイン▲
到着したらまず、駐車場に隣接している管理事務所でチェックイン手続きを行います。山小屋風のとても趣のある事務所です。
鍵の受け取りとともにスタッフさんが、キャンプ場の利用ルール等をわかりやすく教えてくれますよ。
▲チェックイン時にもらえる手作り新聞▲
冒頭でご紹介したように、白金温泉街に隣接している「白金国営野営場」。チェックイン時に、日帰り入浴施設の割引チケットをいただくことができます。
なお食事についてですが、白金温泉の周囲に夜ご飯を食べられるお店は、ほとんどありません。そのため美瑛市街で食事を済ませてくるか、食材やお弁当を持参してください。
▲とんがり屋根のケビンが人気!▲
十勝岳山麓の原生林に佇んでいるケビン。淡い緑の中に溶け込んでおり、木漏れ日が気持ちいいです。
ケビンはとんがり屋根の山小屋風で、ロフトタイプの2階建てとなっています。
▲ケビン内部は2階建てのロフト式▲
室内は、1階畳3畳、梯子を利用した2階に1畳で合計4名まで宿泊することが可能です。見た目以上に広々としていますよ。
内装は全て木目。畳も敷いてあり、快適に過ごせます。掃除もしっかりと行われており、綺麗に保たれているのも好印象でした!
▲シュラフ持参が必須!▲
ただ2点ほど注意したいことがあります。
まず1点目は寝具がないということ。「白金国営野営場」に限らずですが、キャンプ場のバンガローやケビンを利用する際には、寝袋が必須になることが多いです。
2点目はコンセントがないということ。室内の照明はあるのですが、スマートフォンやカメラの充電はできないため、あらかじめ予備バッテリーを準備しましょう。
▲夕焼けの露天風呂で過ごす非日常▲
温泉の割引チケットについては、指定の1箇所というキャンプ場も多いですが、白金国営野営場ではたくさんの日帰り温泉の割引チケットがあります。
今回は通常日帰り1,000円→650円になる大雪山白金観光ホテルを選びました。野趣に富んだ岩風呂で、とろとろのお湯に浸る時間は極上です。
宿泊のお客さんが少なくなる18時半以降がオススメ。21時まで利用できるのが嬉しいですね。サウナもありますよ!
3.絶景スポットや登山口にも近い白金国営野営場
▲時間帯によって色が変わる青い池▲
最後に「白金国営野営場」のロケーションの魅力もご紹介します。
まず一つ目は、美瑛を代表する絶景スポットにたいへん近いということ。「青い池」まで車で約6分、夏から秋にかけて七色の花畑が楽しめる「四季彩の丘」まで約20分です。
▲望岳台から十勝岳へ▲
また十勝岳へ登山をする際の拠点としてもオススメ!一番メジャーな登山口である「十勝岳望岳台」まで車で約7分でアクセスできます。
早朝から行動する登山のお客さんにももってこい!実際に筆者も、翌朝4時から十勝岳登山を行いました。
4.白金野営場基本情報
いかがでしたでしょうか。費用がかさむ北海道旅行ですが、こうしたキャンプ場のバンガローを利用すれば、効率よくお得に、そして北海道の自然を満喫できます。ぜひ活用してみてくださいね。
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町白金
- TEL
- 0166-94-3209
- イン/アウト
- 13:00~18:00/~10:00
- 営業時間
- 6月1日~9月30日
- 備考
- キャンプ場の受付
4月1日~5月31日 商工観光交流課受付(電話番号:0166-92-4321)
6月1日~ キャンプ場受付(電話番号:0166-94-3209又は080-6097-9660)
※開設期間中、野外作業等により、電話に出られない場合あり。その際は携帯電話に連絡すると管理人さんに直接つながります。
料金
ケビン宿泊3,600円(1棟)
大人宿泊400円(1人)
小人宿泊200円(1人)
大人日帰り300円(1人)
小人日帰り150円(1人)
※ケビンは当日空きがあれば泊まれますが、予約がベター。テントは予約不要です。
施設
ケビン宿泊3,600円(1棟)
駐車場1ヶ所
ケビン棟15棟
テントはフリーサイト
共同炊事棟4ヶ所
トイレ2ヶ所
ゴミ・灰捨場あり(無料)
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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