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【絶景】鰊御殿(にしんごてん)で小樽の歴史を学ぼう!

エリア
小樽・ルスツ・ニセコ
投稿日
最終更新日:2019年7月19日
小樽発展の礎にもなった鰊(にしん)漁。

そんな鰊漁が盛んだった頃、漁師の宿として当時活用されていた「鰊御殿(にしんごてん)」には毎年国内外から多くの観光客が訪れます。

今回は、そんな鰊御殿で見ることができる絶景スポットと鰊御殿から学ぶ小樽の歴史についてご紹介いたします!

鰊御殿(にしんごてん)とは?


鰊御殿とは、小樽の街が発展する礎となった鰊漁の当時の姿を学べる建物です。

建物の用途としては、第二次世界大戦前から鰊漁を行う漁師たちの宿として使われてきました。その頃は、大変鰊漁が盛んで一回の漁で億単位のお金を稼いでいたとも言われています。

そんな、一攫千金の鰊漁には様々なトラブルがつきもので当時は、腕の立つ漁師の引き抜きやお金に関わるトラブルが絶えなかったとか。

また、鰊御殿というと民謡「ソーラン節」の舞台としても有名で、歌にも出てくる「ソーラン、ソーラン」の掛け声は鰊漁を行うとき漁師たちが網を引く際の掛け声として言われていた言葉です。

鰊御殿というと、本州の方にはちょっと馴染みがないかもしれませんが民謡「ソーラン節」に関しては、多くの方が小学校または中学校などで一度は踊ったことがあるのではないでしょうか。そう考えると、意外と馴染み深い場所だと感じるのがここ鰊御殿です。

鰊御殿への行き方、アクセス方法


鰊御殿までは小樽駅から約5㎞あるため、アクセス方法としてはバスまたはタクシー、レンタカー、自家用車となります。

またバスだと、片道約25分でつきます。その際は、水族館行きのバスに乗り「祝津」で下車してください。そこからだと、徒歩5分でつきますので。 

僕はこの日、レンタカーを借りて行きましたが意外に駐車場を探すのに手間取りました。

鰊御殿のふもとまではしっかりと国道が続いているのですが、あとちょっとのところで行き止まりみたいになっています。

(ここの写真は残念ながら撮ってません)

しかし、そこは行き止まりではなく突き当たり左手にしっかりと軽自動車一台ほど通れる(乗用車でもギリギリ通れる)道が設けてあり、鰊御殿の玄関前までは車で行けるようになってます。

初めて鰊御殿を訪れる方は、行き止まりと勘違いして他の駐車場を探しがちですが、くれぐれも近くの水族館の駐車場にとめたり、路肩駐車しないように気をつけてください。

ちゃんと、無料の鰊御殿の駐車場がありますので。

ちなみに、鰊御殿の営業時間は9:00〜17:00となっており、観光として開館している時期は4月上旬~11月下旬のみとなります。

11月下旬~4月上旬までは、休館しているので行く際は注意してくださいね。

鰊御殿についてたらここは抑えてほしい!

まず、鰊御殿に来て展望台だけ見て帰らないでください!

観光客の中には鰊御殿を外から見て、展望台で景色を眺めて帰る方が中にはいますが、しっかりと施設内に入って見学しましょう。

見学料金は、大人たったの300円ですので大変お得ですよ。


鰊御殿に入りますと、中はまるで昔の日本家屋そのものです。

築100年と言われているこの鰊御殿は、大変立派な大きい木材が組まれて作られているので、ぜひとも見学して欲しいポイントです。


そして展示物ですが、ここには鰊漁で当時使っていた道具や漁師が使っていた洋服また、当時の暮らしなどが再現されたジオラマなどが展示してあります。

現代とはかけ離れた当時の道具を見て、その当時どれほど鰊漁が大変な仕事だったのか伝わると思いますよ。

中でも、当時の漁師の服装は北国ならではの熊の毛皮などが使ってあり、本州とは全く違った暮らしがそこにはありました。

また、鰊御殿もそうですが、海岸沿いにあるということで小樽の街自体が風にさらされやすく、冬になると日本海から吹く大変冷たい海風にさらされるそうです。

そんな中、漁師たちは漁に出かけていたと考えると凄いですよね!

鰊御殿で撮りたいインスタ映えスポットは?


鰊御殿には、毎年多くのテレビ取材が入っています。

その取材の際に必ずと言っていいほど取り上げられる景色が鰊御殿の2階にあるこちらの風景です。


2階からは、眼下に街と海が見渡せまるで映画のワンシーンを思い浮かべるような風景がそこにはあります。


この景色は、小樽に観光で訪れた方にはぜひとも見ていただきたい場所の1つですね。

まとめ:鰊御殿で小樽の絶景を堪能!

鰊御殿
鰊御殿というと、あまり若い方には馴染みがなく何もない場所と捉われがちですが、そこには素晴らしい景観と鰊漁の文化と歴史が学べるものが詰まっています。

ただ、景色を楽しむだけでもいいですが、せっかくなので行く際には当時の鰊漁の文化や歴史も学んで行った方が楽しいですよ!

小樽市を観光する際には、ぜひとも足を運んでみてくださいね!

【小樽市鰊御殿】
小樽市祝津3丁目228番地
電話:0134-22-1038
・開館時間
平成31年4月6日~平成31年11月24日(期間中無休)
9:00〜17:00(10月16日からは16:00閉館)
・入館料
一般 300円
高校生 150円
小・中学生無料
・アクセス
バス
JR小樽駅から中央バス『おたる水族館』行き
終点下車(25分)後、徒歩5分

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