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小樽観光&滞在で楽しみたい!あったか小樽の温泉まとめ♪

エリア
小樽・ルスツ・ニセコ
投稿日
最終更新日:2022年3月8日
旅といえば温泉はつきもの。
北海道は温泉の数も広いだけにたいへん多く、泉質もその空気同様大変上質です。
でも、小樽で温泉はあまり聞いたことがないという方が多いかもしれません。
温泉以外の観光地がたくさんあるせいかもしれませんね。

では小樽ではどんな温泉につかれるのか知りたくはありませんか?
そこで今回は、小樽の温泉を大特集。日帰りから宿泊まで豊富な温泉に触れて、運河散策で疲れた体を癒してみてください。

1.小樽と温泉

案外知られていないことなのですが、国道5号線は温泉街道。小樽に始まり、余市、積丹、岩内・ニセコ。
倶知安にも、長万部にも温泉があります。その起点である小樽は実は温泉の街。
有名旅館だけではなく、市内の銭湯も温泉というところが多いのです。

なおかつ、それぞれ湯元が違うため、泉質も温度も違い。施設が変われば、すべてが変わるといっても過言ではないほどの充実ぶりです。
残念なのは、提供する施設数が多くはなく、また規模も大きくはないことです。

でも、小規模であるが故のゆったりと行き届いたサービスを楽しめるのはうれしいこと。
ほっこりと心も体も存分に温まっていってください。

2.小樽の名湯

2-1.銀鱗荘(ぎんりんそう)

小樽温泉画像提供元:小樽市

小樽でナンバーワンの旅館といえば、市街地からやや離れた高台に建つ銀鱗荘で意見が一致するところでしょう。
高級旅館としてのその名前は道内で知らない人いないほど。
手の込んだおいしい料理。素晴らしい眺望。落ち着いた純和風の部屋。どれをとっても最上級の内容に優れたサービスがその評価の理由です。

中でも温泉の露天風呂から眺めは、別格。夏であれば果てもなくどこまでも続く日本海。
深い青と温かみのある緑は時間や天気によって変化します。

小樽温泉画像提供元:小樽市

冬はあれば雪景色を近景に、遠景は波頭も荒々しい勇壮な日本海。海の色は濃いブルーグレー。波は兎が跳ねるかの如く踊ります。
夕暮れ時ならば港の明かりが海へ映り幻想的な光景です。

列車の汽笛も聞こえてくる中、心と体を寛がせてください。また、各お部屋のお風呂も開放的。ゆったりと心にしみる大人の休日が満喫できるでしょう。
ランチはありますが、日帰り温泉はなく温泉を利用できるのは宿泊客の方だけというのは何とももったいないお話ですが。
宿泊の価値は十分にあります。

【施設詳細:銀鱗荘】
住所:北海道小樽市桜1丁目1番地
電話番号:0134-54-7010(代)
日帰り入浴なし

ホテルのご予約はこちらからどうぞ

2-2.ふる川

小樽温泉Photo by Flickr:OTARU street.
by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

小樽は雪の中の風情が素晴らしい街。
夏場もさわやかで素晴らしいですが、雪明りの道に代表されるように冬場こそその魅力が増大します。
小樽運河にほど近い和風旅館ふる川もそんな雪景色があう旅館です。

壱の湯、弐の湯2か所に分かれた温泉はそれぞれに個性的。
壱の湯は少し照明を落とし、祠の中で包まれるように入浴できる演出が秀逸で、窓から見える景色は小鳥のさえずりが聞こえてきそうな新緑の木々。
街中でありながら、森の中にいるような雰囲気が味わえます。

一方、弐の湯は開放的な雰囲気。明るく外光をと入れた中で山上での温泉につかっているような感覚を醸しています。
運河をお風呂から眺めることはできませんがそれはお食事の時までとっておきましょう。

お食事処からは運河が一望できます。8階には貸し切り風呂もあり、家族でゆったりつかることができます。
こちらも日帰りプランはありませんので、宿泊してじっくりと運河の宿を楽しんでください。

【施設詳細:ふる川】
住所:北海道小樽市色内1丁目2番15号
電話番号:0134-29-2345
日帰り入浴なし

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2-3.宏楽園(こうらくえん)

小樽温泉

静かな和風旅館として朝里川温泉訪問客にも人気があった宏楽園。
2014年の火災で施設の約8割を焼失し、休業状態でした。その宏楽園が4月9日より営業が再開。
その部屋の大部分に露天ぶろを備える高級旅亭というたたずまいに変貌を遂げました。

小樽温泉

大きな庭には桜が咲き、季節の花が咲き乱れる。本館までのアプローチはかなり距離があり、花の一輪一輪が旅人をやさしく歓迎してくれるような雰囲気。松などの大木もたくましく、日本庭園の美しさは近隣の温泉宿の中でも際立っています。

温泉のほうはといえば、岩の湯と森の湯屋の2か所。岩の湯は天井が高く開放的。
蔵をイメージした趣のある建物で、露天風呂も美しくライトアップされ、安心してゆっくりと湯に浸ることができます。

小樽温泉

森の湯屋は名前通り森林の中に露天風呂があるイメージ。森林浴と温泉浴を同時に楽しめる感覚が楽しいお風呂。野趣豊かです。
夜の照明は少し落とし気味で、これまた雰囲気があり、楽しめます。

貸切風呂の広さも民宿であれば大浴場と呼べるサイズです。
こちらは、土曜日、日曜日、祝日のみ日帰り温泉が楽しめます。
部屋数はそれほど多くない。であるがゆえに朝里川温泉の素晴らしい泉質をしっかり楽しめることでしょう。

【施設詳細:宏楽園】
住所:北海道小樽市新光5丁目18番2号
電話番号:0134-54-8221

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2-4.湯の花 朝里殿(あさりでん)

小樽温泉

温泉銭湯が充実している関係か、小樽市には日帰り温泉施設がそれほど多くありません。
小樽市近郊、札幌との中間地点に位置する朝里川温泉は小樽の奥座敷として古くから親しまれてきた温泉です。
スキー場や定山渓・中山峠にも近く札樽自動車道のICも近くにあり、手軽に楽しめる温泉地なのです。

小樽温泉

その中で、日帰り温泉といえば湯の花。道央に定山渓・江別そして小樽市内に2か所と多彩なお風呂と充実したレストラン。
娯楽施設と人気のスポットで日曜ともなればオープンと同時に多くの車が駐車場に並びます。

湯の花朝里殿画像提供元:湯の花 朝里殿

洋風と和風の2つのお風呂は日によって男湯女湯が交代制。
洋風の露天風呂は趣があり、和風の岩風呂はほんのりと温泉の風情が漂います。

冬期間閉鎖される小岩風呂は和風のみ設置。小さいながらもしっかり温まるお風呂です。
朝里川温泉の自然の中、遠く鶯や格好の鳴き声を聞きながら体いっぱいに北海道の自然を満喫することができます。
小樽市内から15分程度で行きつけるオアシスなのです。

レストランのメニューも豊富であかすりをはじめとするサービスも豊富、広い休憩所と合わせて3時間、4時間は余裕で過ごすことができます。
泉質はアルカリ性。お風呂上りには一皮むけた感覚ですべすべになっていることでしょう。

【施設詳細:湯の花 朝里殿】
住所:北海道新光5-12-24
電話番号:0134-54-4444
営業時間:9:00〜24:00最終受付23:30
入浴料:大人650円・小学生(6歳~12歳)300円・幼児(1歳~5歳)100円・乳児(0歳)無料
手ぶらレンタルセット400円 ※バスタオル・フェイスタオル・館内着(男女別)

2-5.湯の花 手宮殿(てみやでん)

小樽温泉

小樽市内では、フェリーターミナルそばにあるオスパが老舗。
24時間営業で、ライダーやドライバーにも人気なのですが、地元の人が朝から通うのは湯の花 手宮殿。
かなり広い駐車場もお昼近くとなれば、満車に近い盛況ぶりです。

場所は国道5号線から離れ、手宮洞窟、博物館、おたる水族館とみるべきスポットが満載の地域、少し車で走れば高島岬と鰊御殿の絶景もあり、ドライブ帰りに海風で冷えた体を癒せそうです。

小樽温泉

海に面した建物は朝里殿同様、洋風と和風の2つの湯殿。男女は日替わりも同様です。
露天風呂はどちらも広く、体を伸ばしてゆっくり出来そう。ユニークなのは信楽焼きでできた壺湯。包まれ感が何と言えず心地よい感じです。

湯の花朝里殿画像提供元:湯の花 手宮殿

小樽の潮風に吹かれて、温泉で火照った体をしばし一休みさせてください。
潮騒のざわめきや潮の香りを胸いっぱいに吸い込んで小樽を満喫してください。

そのほか、レストランのメニューも豊富で、小樽名物あんかけ焼きそばや各種定食もあります。
手軽に楽しめる温泉。ぜひ立ち寄ってみてください。

【施設詳細:湯の花 手宮殿】
住所:北海道小樽市手宮1-5-20
電話番号:0134-31-4444
営業時間:9:00〜24:00(最終受付23:30)
入浴料:大人650円・小学生(6歳~12歳)300円・幼児(1歳~5歳)100円
乳児(0歳)無料
手ぶらレンタルセット400円※バスタオル・フェイスタオル・館内着(男女別)

3.その他市内の銭湯

小樽温泉Photo by Flickr:2009.04.11 by 池田隆一

市内の銭湯も忘れてはいけません。
大正12年開業の小樽大正湯温泉は小樽で初めての温泉を利用した銭湯。現在でも小樽市民に深く愛されています。

家族風呂もあります。この温泉の歴史がそのまま港湾都市小樽の歴史を物語る味わいのある温泉です。
古いところでは明治年間開業の小町湯温泉。
明治10年ごろには地図に記載されており、道内の銭湯としては最古級です。

この温泉の歴史がそのまま港湾都市小樽の歴史を表しているかのよう。現在でも開業当時の鏡などが飾られています。

★入浴料:大人440円・小学生170円

おわりに

小樽は運河の町。確かにそうです。ウォーターフロントとして活性化していますが、あくまでも遺構。
しかし、温泉は今なお脈々と小樽市民の暮らしと安らぎを支える存在なのです。

温泉街ではない温泉の町小樽をこの機会に楽しんでみてはいかがでしょうか。
小樽の魅力をきっと再発見できるはずです。
そしてそれは、全道各所にある名湯の町に決してひけを取るものではないはずです。

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