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旬のフルーツを堪能!北海道「余市」の果物狩りシーズンは?

エリア
小樽・ルスツ・ニセコ
投稿日
最終更新日:2022年6月1日
海の幸だけでなく、山の幸も楽しめる北海道。札幌や小樽からアクセス抜群な余市郡(仁木町・余市町・赤井川村)では、初夏から秋にかけて、さまざまなフルーツをいただくことができます。年間を通して比較的温暖で、豊富な水に恵まれたこの場所だから育つ、甘い味覚。

今回は季節ごとにいただけるフルーツをまとめた後、果物狩りが楽しめる農園情報を簡単にご紹介したいと思います。ぜひ家族やカップルでの北海道旅行の参考にしてみてくださいね!

1.余市の果物狩りシーズン

余市 果物狩り
余市の果物狩りのシーズンは、だいたい5月〜11月。ちょうど桜が咲く頃から始まり、山が色づいてきたタイミングで年内の営業が終了することが多いです。気温も低く、雪もよく降る北海道では、果物狩りが楽しめるのは初夏〜秋の半年間になっています。

1-1.6月〜8月 イチゴ・さくらんぼ

余市 果物狩り
一般的には、春先の味覚である「いちご」ですが、余市では6月〜7月ごろに旬を迎えます。北海道の冬は長いため、初夏に甘いイチゴを味わえるのが魅力です。また6月は降水量も少なく、気温も快適で北海道旅行のおすすめシーズン。

7月に入ると、「さくらんぼ」が果物狩りに登場します。余市は、道内有数のさくらんぼの名産地として知られており、水門や佐藤錦をはじめとして、さまざまな品種をいただくことができます。真っ赤なさくらんぼが実る景観は、初夏の余市の風物詩です。

1-2.8月〜9月 桃・プラム

余市 果物狩り
知る人ぞ知る、余市の「桃」。みずみずしくジューシーで、口の中で甘みがとろけるような、完熟の桃が8月〜9月中旬の果物狩りに加わります。中でも、8月下旬に旬を迎える「あかつき」という品種は、高糖度で一度食べたら病みつきの美味しさです。

その他に、夏真っ盛りになると、「プラム」や「ぶどう」も収穫どきになり、いくつかのフルーツを同時に楽しむことができます。サラッとした夏の風を感じつつ、果物で喉を潤す時間は、至福のひとときです。

1-3.9月〜10月 和なし・りんご

余市 果物狩り
果樹園がもっとも賑やかになるのが、初秋の9月〜10月のシーズン。「和なし」や「りんご」など秋のフルーツが一気に加わります。品種がかなり多いので、訪れるタイミングによって、オススメの味覚がどんどん変わり面白いです。

中でも余市は、北海道産りんごの代表的な生産地。大きくたわわに実る真っ赤なりんごは、味も香りもよく、余市の豊かな気候を象徴しています。

なお、9月中旬ごろを狙えば、完熟の桃も一緒に味わえるイチオシのタイミング。大雪山の日本一早い紅葉や、美瑛四季彩の丘の最盛期にも当たるため、ドライブ旅で組み合わせるのも良いでしょう。

2.果樹園選びのワンポイントアドバイス

余市 果物狩り
余市には数多くの果樹園が点在していますが、選び方のポイントを少しご紹介します。

まず「いろんなフルーツを満遍なく楽しみたい」という方は、果物ごとに料金が分かれている果樹園より、一律料金で園内の果実を自由に食べられる果樹園を選ぶと良いでしょう。

代表的な果樹園は、余市町のニトリ観光農園や、仁木町のフルーツハウス安崎園(秋のなんでも狩り)がオススメです。

・ニトリ観光農園
秋まるごと食べ放題もぎ取りコース 大人¥2,300
(りんご・なし・ぶどう・プラム・プルーン・栗すべて入園可。時間無制限、食べ放題と2kgのもぎ取り付き)

・フルーツハウス安崎園
秋のなんでも狩り 大人¥1,000
(9月下旬~。持ち帰りは別途料金)
余市 果物狩り
一方で、余市発祥の和梨「千両梨」や、根強い人気を誇る桃「あかつき」など、食べたいフルーツが明確な場合、そのフルーツを栽培している果樹園を選ぶのがオススメです。

ちなみに料金の目安は以下の通り。
いちご狩り 大人¥1,000 小人¥800
さくらんぼ狩り 大人¥1,000 小人¥800
ブルーベリー狩り 大人¥600 小人¥500
ぶどう狩り 大人¥700 小人¥600
りんご狩り 大人¥600 小人¥500

仁木町観光協会のWebページでは、たくさんの果樹園へリンクが紹介されているため、ぜひ参考にしてみてください。料金の目安や果物の種類ごとに果物狩りができる農園も紹介されているので、計画も立てやすいですよ。
https://www.niki-kanko.jp/fruit/

3.果物狩りで、美味しく楽しい思い出を作ろう!

余市 果物狩り
いかがでしたでしょうか?今回は北海道余市で体験できる、「果物狩り」についてご紹介しました。

北海道といえば、もちろん雄大な自然風景も素晴らしいですが、やはり現地でいただく味覚も、いつまでも思い出に残るもの。かくいう私も、ニトリ観光果樹園で味わった「あかつき」のみずみずしい美味しさが忘れられません。

きっと家族やパートナーと訪れれば、ずっと共有できるような楽しい旅行の思い出ができるはず。ぜひ一度、北海道旅行の際に、果物狩りを体験してみてはいかがでしょうか?

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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