こどもも満足♪北海道気分が味わえる札幌周辺の公園7選
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2019年5月9日
北海道は広く、観光地間は離れていて、移動時間が意外とかかります。そして、景色ばかりでは、子供さんが飽きてしまうことも。車に乗ってばかりで、やっと着いた先は景色だけだった…では、子供さんのパワーを発揮できる場所がありませんね。
子供がしっかり遊べ、大人も北海道気分が味わえる、札幌周辺の公園を7つ選んでみました。忘れられない素敵な思い出なるよう、子供も大人も喜ぶ公園を、旅行プランに入れてみませんか?
もくじ
1.森へ行こう!国営滝野すずらん丘陵公園
札幌には、市街から約50分で訪れることができる、閑静な森があります。
400ヘクタール(東京ドーム85個分!)と、広大で1日では遊びきれません。4つのエリアに分かれており、初めてファミリーの方には、中心ゾーンをおすすめします。
中心ゾーンには、お花畑が広がり、全身で遊べる大型遊具がそろっています。中央口または東口ゲートに駐車して、“こどもの谷”に向かいましょう。
芝生斜面で巨大ボールや、ジャブジャブ池、巨大フワフワクッションなどがあります。
屋内ネット遊具“虹の巣ドーム”もあり、天気の悪い日でも遊べます。
冬は、チューブ滑りや初心者向けスキーが楽しめる、“スノーワールド”に大変身します。
また、野外宿泊施設(オートリゾート滝野)もあります。レンタルもあるので、食材さえ持ち込めば手ぶらで、旅行者もキャンプができます!大人気なので予約はお早目に。
他のゾーンも、川遊びや森の探検など1日かけて遊べ、子どもたちの冒険心や好奇心をくすぐる施設ばかりです。
さすが国営です。広大な敷地ですが、あちこち気配りがされていて、気持ちよく利用できます。休園期間がありますので、確認のうえ、訪れてくださいね。
なお、お子さんが「帰りたくない~」となったら、「美味しいジェラードを食べに行こう!」と誘ってみてはいかがでしょうか。
453号線を真駒内方面へ進むと、レ・ディ・ローマ プラスがあります。北海道の新鮮な牛乳やフルーツで作る、素材を丸ごと楽しむ本場ローマのジェラードが日替わりで18種類並びます。札幌軟石の壁が素敵なコーヒーショップと併設しており、薪窯ピザも食べることができます。
国営滝野すずらん丘陵公園
住所:札幌市南区滝野247番地 滝野管理センター
電話:011-592-3333 滝野公園案内所(開園時間中)
開園期間・時間:4/20~5/31 9:00-17:00 (休園:4/1~4/19)
6/1~8/31 9:00-18:00
9/1~11/10 9:00-17:00(休園:11/11~12/22)
12/23~3/31 9:00-16:00
入園料:4/20~11/10 大人(15歳以上)410円 小人(小・中学生)80円
12/23~3/31 入園料無料
渓流ゾーンは、シーズンにかかわらず入園料無料です。
駐車料金:普通車410円 5か所 計2.210台
アクセス:札幌駅→自家用車で50分
新千歳空港→自家用車で50分(高速道路利用)
札幌駅→(地下鉄南北線)真駒内駅まで20分→バスで30分
福住駅→バスで50分
食事:レストラン2か所(現在、カントリーハウス(中心ゾーン)のみ営業)、
軽食コーナー4か所(現在、中心ゾーン(東口・中央口・こどもの谷)の3か所のみ営業)
乳幼児をお連れの方へ:トイレ併設ベビーシート、授乳室、B型ベビーカー無料貸出あります。
オートリゾート滝野
電話:011-594-2121 (9:00-17:00)
RE di ROMA plus+(レディローマプラス)
住所:札幌市南区常盤1条2-1-17
電話:011-215-0016
営業時間:11:00-19:00 月曜定休日
2.ご存知!大通公園
札幌の中心部にあり、長さ1.5キロメートルの細長い公園です。
四季折々の美しい花壇や芝生、噴水などに、観光客だけでなく、市民ものんびり憩う場所です。
1年を通して様々なイベントが開かれます。
世界的に有名なおまつりに発展した雪まつりをはじめ、ライラックまつり、YOSAKOIソーラン祭り、ビアガーデン、ホワイトイルミネーションなど、季節ごとに楽しめる、北海道を代表する公園です。
そんな大通公園にも、遊具があるのをご存知ですか?西9丁目エリアには、大きなプレイスロープ(滑り台)や、小さい子でも遊べる遊水路、コンビ遊具、ブランコなどがあります。
すごいのは、このプレイスロープ“鯨の森”が、イサム・ノグチの作品であること。流線型の白大理石でできており、美しいだけでなく、よく滑り、子どもたちは大盛り上がりです。すぐ隣の、黒い円筒状の滑り台“ブラック・スライドマントラ”も、イサム・ノグチ作です。遊びはじめたら、1時間はすぐに経ってしまいますよ。
公園を歩き疲れたら、ODORI BISSE1階で、スイーツはいかがですか?
ペイストリースナッフルズ(函館)、あまとう(小樽)、町村牧場(江別)、Bocca(伊達)、洋菓子きのとや(札幌)、月寒あんぱん本舗ほんま(札幌)、道内各地の有名菓子店がワンフロワーに集まっています。フードコート形式になっているので、食べ比べができるのもいいですね。外のテラス席も気持ちが良いですよ。
大通公園
住所:札幌市中央区大通西7丁目 (大通公園管理事務所)
電話:011-251-0438 (9:00-16:30)
トイレ:2ブロックごとにあります。清潔ですが、ティッシュペーパーはご持参くださいね。
駐車場:南側にコインパーキング多数あります。
ODORI BISSE(大通ビッセ)
住所:札幌市中央区大通西3-7
営業時間:各店舗によって異なる だいたい10:00-20:00
休日:1月1日(休館日)
アクセス:大通公園西3丁目エリアすぐ横、地下歩行空間直結(13番出入口)
3.農業レジャー!サッポロさとらんど
ここの公園が他とは違うのは、都市と田園の共存をテーマとした体験型施設でもあることです。
ポニーやヤギがいるふれあい牧場では、エサやりが体験できます。牛の館では、牛が飼育されており、牧場の雰囲気を味わえます。馬にも少し乗れますよ(引き馬体験)。
また、季節の野菜の収穫が、予約なしで出来ます。時期によって、体験できるかどうか、体験可能な野菜が異なるので、受付でご確認くださいね。(有料、野菜は持ち帰れます)
バターなどの手づくり体験なども楽しめます。ひたすら振りまくる!という幼稚園児でもできる簡単な体験で、約30分でフレッシュバターが出来上がります。こちらは、予約が必要です。(空いていれば当日も予約できます。)
他に、日時等限られていますが、アイスクリームや生キャラメル、そばなど定期的に手づくり体験が開催されています。
敷地全体は東京ドーム15個分の広大で、広い芝生広場を中心とし、お花畑や農園の間を、SLバスや馬車が走っています。変わった形の自転車や、レンタサイクルも大人気です。大きなアスレチック遊具があり、幼稚園児から大きなお子さんまで、夢中になって遊んでいます。
北海道民がこよなく愛するバーベキュー。この公園でも市民が楽しむ姿が大勢みられます。
なぜ?って、それは、短い夏を楽しむ!それと、屋外で食べると美味しいから!だと思います。そして、この公園では、旅行者でも簡単にバーベキュー出来るのです。
バーベキューハウスが併設されており、準備や後片付け不要で、屋外でも食べることができます。爽やかな北海道の気候でするバーベキューは、きっと思い出に残るはずです。
サッポロさとらんど
住所:札幌市東区丘珠町584-2
電話:011-787-0223
開園時間: 4/29-9/30 9:00-18:00
10/1-4/28 9:00-17:00
休園日: 4/29-11/3 無休
11/4-4/28 月曜日(祝日はその翌日)(12/29-1-3休園)
入園料:無料
ペットを連れての入園は不可です。
アクセス:
駐車場:無料 1800台
バター手づくり体験:料金 350円
さとらんどセンター 毎日11:00/14:00(夏季は、土日祝 11:00/13:00/15:00)
バーベキューハウス
電話:011-785-0201
受付時間: 9:00-17:00
4.やすらぎの場。円山公園
市民が愛する、札幌を代表する公園です。こちらも街中にありますが、華やかな大通公園に比べ、円山公園は、しっとり楽しむ公園です。
天然記念物に指定されている円山原生林に隣接しており、山に少し入ってみると、リスをかなりの確率で見ることができます。
パワースポットとしても知られる北海道神にも接しており、散歩道が神宮まで続いています。また、坂を20分程度登っていくと、小さいけれど充実した展示の円山動物園に着きます。5月上旬は、お花見客がバーベキューをし、大変な賑わいを見せる古くからの有名な花見スポットでもあります。
遊具もあり、近所の子たちも遊びに行く、市民憩いの場です。
円山公園
住所:札幌市中央区宮ヶ丘他
電話:011-621-0453 円山公園管理事務所
アクセス:地下鉄東西線『円山公園駅』下車 徒歩5分
駐車場:なし 北海道神宮駐車場または近隣にコインパーキング多数あります。
札幌駅からタクシーで15分程度。
5.アートなモエレ沼公園
札幌市中心部から車で約40分で到着する、北海道らしい広がりを感じる公園です。
そして、公園の随所に、彫刻家イサム・ノグチ氏がデザインした、アート作品を楽しめます。
公園の中心部に立つガラスのピラミッド“HIDAMARI”はもちろん、桜の木々の中にある遊具や、小さい子でも遊べる水遊び場“モエレビーチ”、モエレ山にいたるまで、すべてがアートです。
公園で初の“グッドデザイン大賞”を受賞し、公園にいるというより、彼の作品の中にいるような錯覚を感じます。
作品の中でも特におすすめは、“海の噴水”です。1日3-4回運転しているのですが、水の上がり方にストーリーを持ち、ダイナミックな水の動きは、「水の彫刻」にふさわしいです。
サッポロさとらんどの隣にあります。かなり広いので、レンタサイクルで回るのがおすすめです。
そりレンタルやスノーシューなどあり、冬も楽しめます。
大人も子供も楽しめる、音楽と融合した芸術花火大会が、2015年は、9月5日に開催されます。
モエレ沼公園
住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1
電話:011-790-1231
休館日:なし (各施設はそれぞれ休業日あり)
入園料:無料
駐車場:無料
アクセス:札幌市中心部から、車で約40分
地下鉄東豊線「環状通東」から中央バス(東69・東79)で「モエレ沼公園東口」下車
期間限定で、中央バスにて、特設バス停「モエレ沼公園」に停車
海の噴水:運転期間 2015年4月29日-10月20日
6-10月は1日4回、15分間と40分間のプログラムがある、最終回はライトアップ
レンタサイクル:P1駐車場内
普通車(2時間200円) 乳児用バスケット付き自転車(2時間300円)
2015年 4/25-10/15 9:00-17:00
10/16-11/3 9:00-16:00
6.アルパカに会える!えこりん村
イングリッシュガーデンと動物を身近に感じられる農業と環境のテーマパークです。
英国の「チェルシーフラワーショー」で金賞6回受賞のバニー・ギネス氏がデザインした“銀河庭園”は札幌ドーム2つ分の広さがあります。銀河庭園には、お子さんが遊べる木製遊具がありますよ。
アルパカタッチや羊レース・牧羊犬のショーなどが楽しめる“みどりの牧場”、レストラン、ガーデンショップがあります。
“とまとの森”は、1株で13000個以上なる世界一大きなトマトの木です。通常20-30個ほどしか収穫できない、ごく一般的なトマトの品種を、ストレスなくのびのび育てているそうです。無料エリアにありますので、必見です。
札幌市中心部から車で約60分、新千歳空港からも約20分で到着する立地です。JR駅から無料送迎バスもあります。半日楽しめるので、帰路に着く前、ちょっとした時間があった時に立ち寄ることもできますよ。
えこりん村
住所:恵庭市牧場277-4
電話:0123-34-7800 (えこりん村サポートセンター)
入場料:レストラン(2店)、ガーデンショップは無料
銀河庭園・みどりの牧場は有料 大人1200円 中学生以下600円
おとな1名につき こども(中学生以下)5名まで無料
営業時間:4/25-9/30 9:30-17:00
10/1-11/3 9:30-16:00
ガーデンショップやレストランは施設によって異なる。
定休日:4/25-11/3 無休
“とまとの森”公開:4/18-10/18 10:00-17:00
アクセス:札幌市中心部から車で約60分
JR札幌駅から恵庭駅で約23分(快速利用)、その後 無料送迎バスにて約15分
駐車場:無料 300台
7.眺望も楽しむ!旭山記念公園
展望台を中心とした、丘の上にある公園です。
藻岩山や円山に挟まれた高台にあり、札幌市内を一望できます、無料で!
藻岩山よりちょっと標高は下がるのですが、ロープウェイに乗らずして手軽に眺望を楽しめるので、昼間はもとより、夜景を楽しむ方も多いスポットです。
周囲は森で、散策道が整備されています。噴水では水遊びができ、吊り橋や遊具広場、ちびっこ広場もあり、大人から子供まで楽しめます。冬も開園しているので、雪景色の眺望も楽しめます。
森の中にありますので、たくさんの野生動物が暮らしています。リスはもちろん、早朝、運がよければ、キツネにも出会えるかも?
毎年7月下旬、花火大会に合わせて、プロのミュージシャンと市民合唱団が共演する「さっぽろ旭山音楽祭」が開催されます。
旭山記念公園
住所:札幌市中央区界川4丁目
電話:011-200-0311(森の家)
(4月下旬‐11月下旬/月金土日10:00-16:00 その他/土日10:00-16:00)
駐車場:無料 119台 (6:00-22:00)(夜間閉鎖)(冬季第2駐車場閉鎖)
アクセス:札幌市中心部から車で約20分
地下鉄東西線「円山公園駅」からJRバス(円13)にて「旭山公園前」下車 約15分
レストハウス:10:00-17:00 夏季のみ営業 ベビーカー貸出あり
噴水:6-9月/10:00-20:00 4・5・10月/10:00-19:00 ライトアップは日没~運転終了まで
*旭山動物園(旭川市)とは関係ありません。札幌市街にあります。
おわりに
札幌周辺には、まだまだ個性豊かな公園がたくさんあります。
ボートや人形劇場がある中島公園や、札幌ドームと隣接するクラーク博士の羊ケ丘展望台、社台ファームのノーザンホースパーク、ゆにガーデン、農試公園、百合が原公園、石山緑地などなど。そのどれもが、それぞれに北海道らしいものばかりです。札幌観光の際には、大人も子供も満足できる、公園プランをぜひ検討してみてくださいね。
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