札幌の公園10選|四季の移り変わりを実感しながら、公園でのんびり!
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2019年2月27日
ということで今回は、札幌市内にある公園の中でも、特にオススメしたい公園10か所をご紹介します。
わざわざ遠くに出かけなくても、街中で気軽に自然と触れ合うことができる公園がたくさん!
一緒に、四季折々の美しい自然を感じに出かけてみませんか?
1.大通公園
まずはじめにご紹介するのは、「大通公園」です。
長さ約1.5㎞にわたる公園には、ライラックやケヤキなど約4,700本の樹木をはじめ、季節折々の花を楽しむことができる花壇も。ベンチに座ってくつろぐ市民の姿も見られます。
大通公園の名物といえば、「とうきびワゴン」です。焼きとうもろこしとゆでとうもろこしの2種類が販売されており、いずれも1本300円です。営業は4月下旬から10月中旬の期間限定。自然に囲まれながらぜひ味わってみてください。
8丁目には、地元の子どもたちにも人気の滑り台があります。これは、彫刻家イサム・ノグチの作品「ブラック・スライド・マントラ」です。
大通公園は、さっぽろオータムフェストやさっぽろ雪まつりなど、各種イベントの会場にもなっています。
2.中島公園
次にご紹介するのは、「中島公園」です。
約21haの園内には、桜やライラックなど様々な樹木が植えられています。春には桜、秋には紅葉を楽しむことができます。
園内の菖蒲池では、4月下旬から10月中旬まで貸しボートに乗ることができます。ボートに乗りながら、水面に映る樹木や花を見るのも綺麗です。
また、文化財の豊平館や八窓庵、札幌コンサートホール「Kitara」、北海道立文学館などの文化施設もあります。
6月に開催される「北海道神宮祭例祭(札幌まつり)」では、お祭りの屋台が並びます。
そして冬は、クロスカントリースキーを体験できます。北海道らしいですね♪
ちなみにスキー道具の貸し出しは無料。真っ白な雪原を歩きながら、冬の自然を満喫できます。
3.円山公園
3つ目にご紹介するのは、「円山公園」です。
円山エリアの北側にあります。明治初期には樹木の試験場となり、今でも天然記念物に指定される原始林が広がっています。
春になるとエゾヤマザクラなど約160本の桜が咲き乱れ、北海道を代表する桜の名所となっています。満開の頃には、多くの花見客で賑わいます。
園内では、春にはチューリップ、夏にはオオウバユリなど春から秋にかけて様々な花を見ることができます。木々や花を眺めながら歩いていると、リスやヒヨドリに出会うことも。
少し足を伸ばせば、動物たちの可愛らしい姿を見ることのできる札幌市円山動物園をはじめ、円山競技場や北海道神宮があります。
4.旭山記念公園
4つめにご紹介するのは「旭山記念公園」です。
藻岩山と円山の中間に位置するこの公園は、昭和45年に札幌市創建100年記念事業の1つとしてできました。エゾマツやキタコブシなど北海道の代表的な樹木が並ぶ「学びの森」、森の散策路などがあります。
春にはエゾヤマザクラ、夏にはエソスズランなど春から秋にかけて多くの花が咲きます。また、シジュウカラやアカゲラといった野鳥も見ることができます。
展望台は標高137.5mに位置し、市内を一望できるビューポイント。夜景の名所にもなっていて、カップルにも人気です。
このほか、売店や休憩所が設けられたレストハウス(冬季閉鎖)や森の家、遊具広場などもあるので、大人も子どもも一緒に楽しむことができます。
住所:札幌市中央区界川4丁目
時間:午前6時から午後10時まで(夜間閉鎖)
定休日:無休(各施設は定休日あり)
電話番号:011-200-0311(金~日・祝の午前10時~午後4時)
URL:http://www.sapporo-park.or.jp/asahiyama/
5.国営滝野すずらん丘陵公園
5つめにご紹介するのは、「国営滝野すずらん丘陵公園」です。
札幌中心部から車を使って約50分で到着します。春にはお花見、雪が積もるとアクティビティ体験ができ、1年を通して楽しむことができるので、市民にも人気のスポットです。
園内の中央には、お花畑が広がるエリア「カントリーガーデン」があり、四季折々約800種類の草花を見ることができます。中でも、5月下旬ごろから咲くチューリップや秋のコスモスが人気です。
また大型遊具のある「こどもの谷」やパークゴルフ場もあるので、大人も子どもと一緒に身体を動かし汗を流すことができます。
園内の西側は、特に自然が豊かなエリア。森の生き物や野草草などを観察しながら、トレッキングができます。
また厚別川に沿って広がるエリアでは、日本の滝百選にも選ばれた「アシリベツの滝」をはじめ、全部で4つの滝を巡ることができます。
そして冬には「滝野スノーワールド」としてオープン。迫力満点のチューブそりやスキーなど、冬のアクティビティを体験できます。
自然いっぱいの森の中で、思いっきり雪遊びを楽しんでみてください。
住所:札幌市南区滝野247
時間:季節によって開園・閉園時間が変わります
定休日:4月1日~4月19日、11月11日~12月22日(4月19日・12月22日が日曜日の場合開園)
電話番号:011-592-3333
URL:http://www.takinopark.com/
6.前田森林公園
6つめにご紹介するのは、「前田森林公園」です。
1982年から10年かけて作られた公園の半分が森。シンボルは、全長600mにわたる運河。両脇に約240本のポプラが並びます。
シラカバ林もあり、北海道らしい写真を撮影したい方にはおすすめです。5月下旬から6月中旬には藤棚、秋はポプラやナナカマドが色づきます。
このほか、園内には全27ホールのパークゴルフ場のほか、手軽にバーベキューが楽しめる広場があります。
冬には、歩くスキーやスノーラフティングが体験できます。
住所:札幌市手稲区手稲前田591
時間:施設により異なる
定休日:施設により異なる
電話番号:011-681-3940
URL:http://www.sapporo-park.or.jp/maedashinrin/
7.モエレ沼公園
7つめにご紹介するのは、「モエレ沼公園」です。
基本設計を彫刻家イサム・ノグチが手掛け、世界的に注目される公園です。
1982年に着工し、2005年にグランドオープン。188.8haの公園には、地域のランドマークにもなっているモエレ山、噴水などがあり、公園全体がひとつの彫刻作品として造成されています。
イサム・ノグチがデザインした遊具が並ぶ「サクラの森」のエリアでは、エゾヤマザクラなど約2,300本のサクラが並びます。春になると、美しい桜の花で彩られます。
モエレ山の山頂からは、札幌市全体を見渡すことができます。冬にはそり滑りなどの雪遊び体験も可能。
公園を象徴するモニュメントであるガラスのピラミッドの施設の中には、ギャラリーやショップをはじめ、ミシュランガイド北海道版で三ツ星を獲得した「モリエール」の系列店のレストラン、「ランファン・キ・レーヴ」があります。食事をしながら、美しい自然を眺めるのも贅沢です。
桜や紅葉、雪遊びなど四季折々の楽しみ方ができる公園です。
住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1
時間:午前7時~午後10時(施設により異なる)
定休日:無休(施設により異なる)
電話番号:011-790-1231
URL:http://moerenumapark.jp/
8.百合が原公園
8つめにご紹介するのは「百合が原公園」です。
敷地面積25.4haの総合公園のシンボルはユリ。「世界の百合広場」には、約100種類のユリが咲き誇ります。
またユリのほかにも、ラベンダーやチューリップ、コスモスなど6,400種類程の花や植物が植えられています。
4月から10月には園内を走る「リリートレイン」が運行。車内からゆったりと花を観賞することができます。
このほか、1年を通して草花を観賞できる温室やお弁当を広げてくつろぐことのできる芝生広場、百合根を使ったメニューが人気のレストランがあります。
9.北海道立真駒内公園
9つめにご紹介するのは「北海道立真駒内公園」です。
85haの面積には、約13,200本の樹木が植えられ、紅葉の名所としても市民から親しまれています。
また約50,000本の自然木があり、マガモやオシドリ、ヤマガラなどの野鳥に出会うことも。
豊平川と真駒内川の合流点に位置するこの場所は、1972年に札幌オリンピックのメイン会場になっていました。フィギュアスケートの競技会場となっていたのが「真駒内セキスイハイムアイスアリーナ」。
オリンピックの開会式に使われていたのが「真駒内セキスイハイムスタジアム」。夏はテニスやフットサル、冬はスケートリンクとして一般開放されています。
園内には、サケに関する様々な情報を発信する施設「札幌市豊平川さけ科学館」もあります。
住所:札幌市南区真駒内公園3-1
時間:施設により異なる
定休日:施設により異なる
電話番号:011-581-1961
URL: http://www.makomanai.com/koen/
10.北海道大学
最後にご紹介するのは「北海道大学」です。1876年に開学した札幌農学校が起源。広い敷地内にはポプラ並木やイチョウをはじめ、開拓使以前の原生林もあり、散策にも最適です。
画像提供:北海道無料写真素材DO PHOTO
http://photo.hokkaido-blog.com/html/09/hokudaipopura.html
正門近くにある古河記念講堂の目の前にあるのがクラーク博士の銅像。羊ヶ丘展望台にある銅像と違った趣があります。
このほか、様々な学術標本が展示される北大総合博物館、北大産商品やランチを楽しめる「北大マルシェカフェ&ラボ」に立ち寄るのも◎。
住所:札幌市北区北8条西5
時間:見学自由
定休日:無休(北大総合博物館は月休・祝日の場合は翌日休)
電話番号:011-716-2111
URL:https://www.hokudai.ac.jp/
おわりに
いかがでしたでしょうか。旅行滞在中でも気軽に立ち寄ることのできる公園をご紹介しました。
札幌には都市の喧騒から解き放たれ、四季を身近に感じることができる魅力的な公園がたくさんあります。
ゆっくりと1日、美しい花々や木々に囲まれると心までリフレッシュできると思います。
週末にはぜひ、札幌の公園に出かけてみませんか。札幌のめぐる季節、輝きを五感で体感してみてくださいね!
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