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十勝産小麦100%!十勝の美味しさを味わえる“日本一広い”パン屋さん「麦音(むぎおと)」

エリア
十勝・日高
投稿日
最終更新日:2024年1月16日
北海道帯広市に日本一広いパン屋さんの「麦音」があるのをご存知ですか?
12,000平方メートル(一般的な野球グラウンド位)もある敷地内には、100種類以上の焼きたてパンが販売されている店舗と十勝の四季を眺められる広いお庭があります。

帯広市がある十勝は国内最大の小麦の生産地。
「麦音」のパンは十勝産小麦100%、また小麦以外にも十勝の食材にこだわっており、十勝の美味しいがたっぷりと詰まったパンです。開放的なお庭で食べるとより美味しく感じ、ゆったりと流れる時間の中でお腹も心も満たされます。

今回は、麦音で一番人気の「とかち牛カレーパン」と名物の「白スパサンド」いただいてきました。

1.日本一大きいパン屋さんって?!

麦音

1950年に創業した十勝の老舗パン屋「満寿屋商店」が運営する「麦音」は2009年にオープンしました。
帯広市の南側、稲田町にある屋根に風車がついた木のぬくもりを感じるおしゃれな佇まいのパン屋さんです。
麦音入口前にも可愛らしい看板があり、看板の下には「麦音すごしかたマップ」がありました。
麦音 店内
麦音 店内
麦音 店内お店に入ってみると左側にはオープンキッチンがあり、100種類以上の焼きたてのパンがずらり。こんなにたくさんのパンがあると選ぶのもワクワクします!
麦音 カフェスペースパン売り場に併設されたカフェスペースからは、広い庭の景色を眺めながらパンをいただけます。パンを温めるための電子レンジやトースター、それにお持ち帰り用の袋も用意されていました。コーヒーサーバーもあり、レジでカップを購入すればコーヒーやカフェラテを飲むこともできます。
麦音店内には小麦を挽く水車もあり、屋根の上の風車が回ると水車が回る仕組みになっているそうです。小麦を挽いているところから製造過程、食事までと楽しめる要素がたくさん!
麦音天気がいい日はお庭のウッドデッキのテラス席やレジャーシートをお借りして芝生で食べるのもおすすめ。
冬は暖かいビニールハウスの中でいただくのはいかがでしょうか。 ビニールハウスのイートインスペースは冬限定です。
麦音お庭には小麦畑や鉄道のモニュメント、パンの配達で使用されていた配送車などがあり、散策も楽します。運が良ければエゾリスやシジュウカラと出会えることも!
麦音新品種「みのりちから」の小麦畑。春には「はるきらり」も蒔きます。収穫時期の8月初旬には一面に黄金色の小麦畑が広がります。
麦音お子様連れの方はもちろん、ペットOKの芝生やあずまやがあり、リードフックもあるのでお散歩のついでに立ち寄るのもおすすめです。
麦音

2. 麦音のおすすめ・人気のパン

十勝産小麦100%で小麦以外にも乳製品や卵、砂糖なども道内産や十勝産が使用されている「麦音」のパン。その中で人気の商品、おすすめの商品をご紹介します。
麦音まず一番人気の「とかち牛カレーパン」。

芽室町の「未来めむろ牛」を使用しており、東日本カレーパングランプリで金賞を受賞した人気の商品です。見るからにサクサクそうな衣で、中に入っているカレーが気になります。
麦音「たっぷり芳酵チーズパン」も人気の商品で十勝産のラクレットをはじめ、4種類のチーズを使用しているチーズ好きには堪らないパンです。たっぷりとのったチーズが魅力的。
麦音サンドイッチコーナーには個人的におすすめしたい「白スパサンド」がありました。からしマヨネーズを使用したスパゲッティサラダのサンドイッチです。クセになる味で何度も食べたくなってしまいます。
麦音パン以外にもよつ葉牛乳や鹿追町の風景の牛乳など酪農王国と言われる十勝の乳製品も販売していました。
麦音唐揚げやフライドポテトなどパンに合う揚げ物もあり、パンだけでも迷うのにさらにどれを食べようか迷ってしまいますね。
麦音今回は「とかち牛カレーパン」と「白スパサンド」をいただくことにしました!
麦音初めて食べる「とかち牛カレーパン」!生地の中にはカレーがぎっしり。カレーのいい香りが食欲をそそります!衣はサックサクですが、生地には厚みがあってお肉や豆がゴロゴロと入っているので食べ応え抜群です。
麦音こちらをいただいたのは2023年12月下旬の事でしたが、その後とかち牛カレーパンをリニューアルしたとの事。
カレーフィリングは2種類の十勝産牛肉を使用することでコクと旨味がより濃厚に、十勝産小麦100%のドーナツ生地も改良を重ねもっちり感がアップしたとの事で、その変わり様が楽しみです。
麦音

画像提供:満寿屋商店


麦音お次は私のお気に入り「白スパサンド」!やっぱり食べたい、今日もいただきました。
からしマヨネーズの少しピリッとした味わいが美味しい。こちらもスパゲッティがぎっしり挟まれていてハムやコーン、にんじん、グリンピースなどの具材も楽しめます。2つのパンを食べただけでお腹いっぱいです。

3.麦音の場所、営業時間

麦音車の場合はJR帯広駅から約15分、帯広空港から約30分。バスを利用する場合は徒歩1分の十勝バス「稲田橋」を利用できます。お店前には看板があるので目印にするとわかりやすいでしょう。 営業時間は夏は6:55~19:00まで、冬は18:00までとなっています。
麦音

画像提供:満寿屋商店


パンの販売だけでなく、熱気球体験搭乗や馬そりなどのイベントが開催されているので、公式サイトやインスタグラム、フェイスブックなどを要チェック!お子様向けのパンに絵を描ける体験プランや、大人もできるピザ作り体験プランもあり、じゃらんで予約可能。 5〜10月には産直市場が開催されており、地元農家さんの新鮮野菜を購入することができます。
麦音

画像提供:満寿屋商店


十勝の自然がもたらす美味しいパンを味わうことができるだけでなく、十勝の風景を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができる「麦音」。 十勝を思う存分堪能できるパン屋さんにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

麦音

住所
北海道帯広市稲田南8線16−43
HP
https://www.masuyapan.com/shop/
営業時間
6:55~18:00(夏季は19:00閉店)

北海道在住フォトグラファー  平栗玲香

1990年生まれ、北海道帯広市出身のフリーランスフォトグラファーです。北海道観光マスター検定、十勝観光文化検定上級、フォトマスター検定準1級、生物分類技能検定3級取得。9年間東京でフォトグラファーをしていましたが、2023年に帯広に拠点を移しました。趣味はツーリング、ドライブ、キャンプなど北海道の魅力が一人でも多くの人に伝わることを目標に記事を書いています。

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