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【十勝ドライブ百景】鹿追町・扇ヶ原展望台|十勝平野や晴れた日には太平洋まで見渡す絶景穴場

エリア
十勝・日高
投稿日
最終更新日: 2026年7月6日
北海道十勝・鹿追町にある「扇ヶ原展望台」は鹿追町の市街地から然別湖に向かう途中にある展望台です。扇を広げたようなパノラマ絶景が広がり、十勝平野、日高山脈、晴れていれば太平洋まで見られます。6月・7月の早朝には雲海、夕焼けや星空など四季や時間帯によって変わる景色も魅力的。大自然に囲まれた展望台なので自然の音に耳を傾けながら広い空と十勝の雄大な大地の景色に圧巻される絶景スポットとなっています。

1.扇ヶ原展望台から見た景色

「扇ヶ原展望台」は、日本最大の国立公園である大雪山国立公園の南端に位置します。
標高772mの展望台からは大自然から広がっていく十勝の広大な景色。パッチワークのような十勝の畑と大自然のつながりを感じ、自然の恵を受け、十勝の農業が成り立っていると感じることができます。

扇ヶ原展望台

緑と空のコントラストが美しく、吸い込まれるような広い景色は開放感があります。鹿追町に記念館がある画家の神田日勝もよく訪れ、自身の作品に投影したとされています。芸術家をも虜にした感動の風景といえるでしょう。
扇ヶ原展望台
天気によって景色が変わるので訪れた日によって違った景色が見られます。晴れでも霧が残っていると遠くまでは見えづらいですが、霧がなければ日高山脈や太平洋までも望める景色が見られます。

また季節や時間帯によっても表情が変わり、秋の夕焼け、星空などもの景色もおすすめ。

扇ヶ原展望台

展望台には説明看板があり、ここから見えるスポットや扇ヶ原の成り立ちが書かれていました。

扇ヶ原は、1〜5万年前に然別湖周辺で激しい噴火が何度も起こり、大きな石や火山灰が流れる火砕流などでできた扇状の台地。今は大自然に包まれた静かで穏やかな展望台ですが、こうなるまでに激しい火山活動があったとは想像もできませんでした。

現在の静けさと、はるか昔の荒々しい自然の営み。まったく異なる二つの自然がこの絶景の中に溶け込んでいます。

扇ヶ原展望台

展望台の名称を記した石碑の横にはベンチがあります。お手洗い(冬期間閉鎖)もあるため、ドライブの途中にひと休みしながら立ち寄るのにもおすすめです。

扇ヶ原展望台 扇ヶ原展望台

▲観光バスの立寄スポットでもあり人が多い場合がありますので、場内走行にご注意ください▲

2.扇ヶ原展望台 アクセス

扇ヶ原展望台
JR帯広駅から車で約60分。30台分ほどの無料駐車場があります。
鹿追町市街地から展望台までの道は広く走りやすいですが、展望台から然別湖までの道はカーブや勾配がきつい場所があり、車のすれ違いに神経を使うようない狭い箇所もあるのでスピードを出しすぎないようにしましょう。

さらに周辺は熊の生息地。早朝や夕暮れ以降など人けの少ない時間帯は特に注意が必要です。熊以外にも鹿などの野生動物が道路に飛び出してくることもあるので走行には充分気をつけて。

3.周辺ドライブスポット

然別湖(湖底線路)

展望台から車で約10分ほどの距離にある然別湖にまるでジブリの世界のような幻想的な景色が見られる湖底線路があります。然別湖は北海道で最も標高の高い湖で国内屈指の透明度。どこか別の世界へと続いていきそうな線路ですが、冬に湖が全面凍結してしまうため、冬前に遊覧船を陸へ引き上げるためのレールとして使われています。
扇ヶ原展望台 湖底線路

糠平湖(タウシュベツ川橋梁)

帯広と十勝三俣を結んでいた旧国鉄士幌線のアーチ橋梁の一つである「タウシュベツ川橋梁」。昭和初期に建設された橋で、周囲の自然と調和の取れた景観から現在は第1級の鉄道遺産として北海道遺産に登録されています。長さ130m、11連のアーチを持つ橋は糠平湖の水位によって姿を見せたり、消したりするため「幻の橋」と呼ばれる人気の観光スポット。
なお然別湖-糠平湖間にある幌鹿峠(冬季通行止め)は、急勾配・ヘヤピンカーブのある峠道となりますので走行には注意が必要です。
扇ヶ原展望台 糠平湖

福原山荘

鹿追町北瓜幕にある「福原山荘」は9月中旬から10月中旬の紅葉シーズンに無料で一般公開される山荘です。8.5ヘクタールの敷地には300本ものヤマモミジが植えられていて秋になると十勝管外からも多くの人が訪れます。滝や池もあり、美しい秋の景色を見られるスポットとなっています。
扇ヶ原展望台

北海道在住フォトグラファー  平栗玲香

1990年生まれ、北海道帯広市出身のフリーランスフォトグラファーです。北海道観光マスター検定、十勝観光文化検定上級、フォトマスター検定準1級、生物分類技能検定3級取得。9年間東京でフォトグラファーをしていましたが、2023年に帯広に拠点を移しました。趣味はツーリング、ドライブ、キャンプなど北海道の魅力が一人でも多くの人に伝わることを目標に記事を書いています。

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