流氷ウォーク【体験記】流氷の上を自由に歩く特別な体験!

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公開日:2015/2/7

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流氷ウォーク流氷ウォークって、流氷の上を歩くのね。と、言葉では分かったつもりでも、これほどイメージが湧かないものは無いのではないでしょうか?

氷の上って滑らないの?上に乗ったら沈まないの??流氷に流されてどこかに行くんじゃないの・・・。

1年のうちわずか1か月程度、しかも北海道の東・オホーツク海だけ。流氷自体がめったに見れない特別な存在なのに、その氷の上で歩くとは、どれだけ不思議な体験でしょう。一生に一度はそんな体験もアリですよね。

ということで今回は、世界自然遺産地域・知床での流氷ウォーク体験。その様子と不思議な気分を、感じたままにご紹介いたします。

流氷ウォークができるのは

現在、流氷ウォークが体験できるのは、北海道・オホーツク海岸沿いの「網走」と「知床」の2か所だけ。どちらも流氷の最盛期に、流氷が海岸までぎっしり埋まる地域、だからこそできる体験です。

今回は流氷ウォークの発祥の地、知床よりご紹介します。

流氷を見つめていると。。。。

夕陽の中の流氷ウォーク
普通に都会の喧騒の中で暮らしている私たちにとって流氷に覆われた白い海はまさに信じられない光景です。ただただ茫然されることでしょう。

でもそのあとの行動がひとそれぞれで、まず流氷砕氷船に乗らなきゃと….いう人、その前にメカニズムをしっかり知ってから…と流氷館に行く人、静かにどこかで見つめていたいとオホーツクに一番近い北浜駅の喫茶店でお茶を飲みたいと思うひと、それぞれですが、行動派の方ならだれでも抱く思い。それが『流氷の上を歩いてみたい』ではないでしょうか?

その夢を実現させてくれるのが流氷ウオークです。

本来、流氷の上などは歩いてはダメだけど、でもその夢を叶えたい!

mini-ryuhyoもちろん、流氷の上をそのまま靴でポンポンと歩いて行く事などご法度。昔は何人もの人が冷たい海に落ちて命を落としていますから、地元のひとも基本的に市町村も禁止です。

しかし、元々流氷ダイビングなどもあった知床ウトロにあったアウトドア体験業者SHINRAの藤崎氏の考え方は違っていました。「ダイビングはしてもいいならその格好をしたらいいじゃないの」。

そうです。その格好なら万が一海に落ちても大丈夫。どころか、ドライスーツなら勝手に浮いてしまいます。沈みようがないのです。さらにドライスーツは結構保温もあり薄いセーターやシャツの上にこれを来て流氷の海の上に立っても全然寒くないのです。

流氷に埋め尽くされた海であれば飛び歩いてもらい、プカプカと浮いているようであればその氷の上をふわふわフロート気分で。万が一落ちてもラッキー。何の心配もなく、浮いていればOK。

だったらこれで。。その取り組みに共感して同じように白い海の上にお客様を立たせてあげたいと思った旅行会社のN氏。その発案からスタートがこの流氷ウオークです。

そしてそのN氏とは、今これを執筆しているこの私だったのです。

そうして流氷ウオークは始まった

流氷ウォーク
陸地側で着替えて、ぴっちりと体に合ったドライスーツを着込む。まったくダイビングの時と同じ要領で、装着されている手袋をはめて背中のファスナーを閉めて準備OK。そのまま浜辺まで下りていき、さあ海の上へ。

流氷の上に立つと、不思議なくらい皆さん同じ行動をとっていて、どんな大人も子供のように飛び跳ねておられるのがいつも可笑しくなります。

大自然の驚異の前に立つと皆素直。最初はその荘厳さに圧倒され立ちすくんでいても、すぐさま次の瞬間、小さすぎる自分の存在を悟ったときにこうなるのでしょう。

やがて、海に落ちたり、寝そべったり、

流氷ウォーク時間が経つにつれ、氷と一体になって戯れるようになります。老若男女とも戯れ方はまるであざらしの赤ちゃん状態!寒さ等もろともせず、海と戯れ、氷と戯れ、同志と戯れています。

世界はみんなお友達。この別世界に感動しているのは各国の方々。言葉は様々で何を言っているのかわからないようで全身の喜びは不思議と通じるモノ。白い人も黒い人も黄色い人も皆お友達。広い白い海の上で感じるこの感動。自然の上では人も平和。争いもテロも何もない。

流氷プール実はその昔まだ本州では平安時代あたりの頃にオホーツク周辺のこのあたりにはオホーツク文化と言われる本州にはない縄文文化からの末裔にあたる文化があり、樺太からいまの網走沿岸にかけてのオホーツク海を巡り狩猟を中心とした生活をしていたグローバルな民族がいました。

時は21世紀。ここで再びこの白い海で平和に旅をする各国の人々が楽しく笑っていることにとても感慨深い思いになります。

流氷は動いている クリオネも泳いでいる

流氷ウォークしばらく海の上に居ると、一見、白い氷原に見える流氷原も実は動いていると言う事に気づいてしまう。時が止まった海は実はなくて、ちゃんと鼓動をしており、波もあり揺れ動いている。それが「ギ―」というきしみ音になって通称『流氷鳴り』が聞こえてきます。

また海にはまってプカプカ浮いて居ると(ドライスーツでは沈みようにも沈めません)やがて目の前にクリオネがゆらゆら泳いでいるのも目に入るようになります。そこまでいけば、もうあなたはアザラシの赤ちゃん入門編を脱出して研ぎ澄まされた感性を持ったこころ豊かな人。。。です。

流氷ウオークは知床西海岸ウトロで

夕日こんな体験が出来るのも流氷がびっちり来るところならではのことです。そこは知床半島。北風以外にたまに西風が吹いてもオホーツク海岸線をずるずるを下ってきてここの半島に引っ掛かります。

行ってみれば流氷の防波堤。だからこそここでは流氷ウオークが楽しむことが出来るのです。

流氷ウォークの基本情報

ryuhyo-walk-imageここでは、知床ナチュラリスト協会SHINRAさんの流氷ウォークメニューより、基本情報をご紹介します。

・流氷ウォークができる期間は?
2月上旬~3月下旬(但し、流氷の状況により変動あります)。
・どのくらいの時間がかかるの?
約1時間30分です。
・いくらかかるの?
中学生以上5,100円、小学生2,600円です。
・小さい子供でも参加できるの?
小学生・身長130cm以上が参加条件です。
・ドライスーツの下に着る服装は?
上はセーターやフリース、下はパンツスタイルで。スカート不可。
また、耳まで覆うあたたかい帽子をご用意ください。
・実際、濡れることはないの?
靴やズボンの裾が濡れることはあります。また袖口がしみる程度に濡れる場合があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。

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