道北のツーリングベストスポット&ルート7選
- 道北・稚内・利尻礼文
- 最終更新日:2023年4月20日
北海道らしいスケールの大きな風景、オホーツクのなんとも形容しがたい淡い海の青さなど、道北エリアはライダーの心を揺さぶる名スポットがぎゅっと詰まった宝庫なんです。
今回はその中でも、特にオススメのスポットを7箇所ピックアップしてお伝えしていきます。
1. 全てのライダーが目指す最北の地「宗谷岬」
言わずと知れた日本最北端の宗谷岬は、北海道を走る全てのライダーが目指す憧れの場所。
国道238号線を稚内・猿払村方面から約30キロ、バイクだと30〜40分ほどで最北の地へ辿り着けます。
宗谷岬への道中は、オホーツク海の広がる大海原を見ながらの絶景シーサイドライディングを堪能!
信号がほぼなく適度にアップダウンを繰り返す道は、最北の地への期待を高めてくれますよ。
宗谷岬では、最北端のオブジェの前に常に記念撮影の列ができているので、ソロツーリングでも「写真を撮ってくれますか?」と頼みやすい環境です◎
記念撮影後は、最北端到達証明書の購入と、最北端のガソリンスタンドでの給油をお忘れなく。
(ライダーは記念品がもらえます!)
2. ライダー憧れの道「オロロンライン 道道106号線」
ツーリングライダーのバイブルのツーリングマップルで「ライダー憧れの道」と記してあるのが道道106号線、通称オロロンラインです。
オロロンラインとは、正式には小樽から稚内を結ぶ日本海側の道の総称。
どこを走っても絶景が味わえますが、特に天塩から稚内を結ぶ約70キロの道道106号線の区間は、信号もガードレールもなく、ただひたすら続く直線道路を思う存分味わえます。
稚内へ向けて北上していると、巨大な風車群が3kmにも渡って続くオトンルイ風力発電所や、利尻富士が見え、スケールの大きな風景の連続!
とにかく初めから最後まで全てがクライマックス、それがオロロンライン道道106号線です。
スピードの出し過ぎには注意しましょう。
3. まるで夢の世界「宗谷丘陵と最北の白い道」
宗谷岬付近にある道道889号線は、なだらかな丘陵地帯を貫く爽快ワインディングルート。
青い空と草原の緑、丘陵を取り囲むように立ち並ぶ風力発電を眺めながらのワインディングは、愛車との最高のひと時を楽しめます。
ホタテの貝殻を敷き詰めた、最北の白い道があるのも宗谷丘陵エリア。
あまりに広大な風景で、どこも同じような場所に見えてしまうので、ここは素直に看板に従ってアクセスしたほうが無難ですよ。
貝殻を敷き詰めた道なのでオフロードですが、オンロードバイクでも問題なく走れるレベルの道なので、慌てずゆっくり走れば大丈夫です。
晴れた日は利尻富士が見えることもあり、目の前に広がる白い道と合わさると、まるで夢の世界にいる感覚にさえなることでしょう。
4. 西のオロロン、東の「エサヌカ線」
西のオロロン東のエサヌカと呼ばれる、道北の2大直線道路の東側にあるのがエサヌカ線。
距離でこそオロロンラインに劣りますが、広がる大牧草地を地平線を目指して駆け抜ける様は、オロロンライン以上の直線感が味わえるハズ。
宗谷岬側からでも浜頓別側からでも、入り口には国道沿いに看板が出ているので、見逃さないように気をつけましょう。
またエサヌカ線の道中は教習所のクランクのようなカーブがあります。
決してスピードを出したままクランクに突入しないように最新の注意を払ってください。
5. 道内屈指の絶景快適キャンプ場「クッチャロ湖キャンプ場」
浜頓別町にあるクッチャロ湖キャンプ場は、道北エリアを旅するライダー御用達のキャンプ場。
国道238号線の浜頓別付近を走っていると、クッチャロ湖の看板が出てくるのであとは看板通りに進めば到着します。
目の前に広がるクッチャロ湖を眺めながら、設備充実の広大な敷地で快適にキャンプができる上に、1泊400円という破格の料金!
徒歩圏内にあるはまとんべつ温泉ウイングの組み合わせれば、連泊したくなること間違いナシです。
クライマックスはクッチャロ湖に落ちるドラマのような夕日。この夕日を眺める為だけにここでキャンプする価値がありますよ。
6. 最北の鍾乳洞「中頓別鍾乳洞」
日本最北の鍾乳洞「中頓別鍾乳洞」は、国道275号線の浜頓別手前20kmくらいの場所にあります。
中頓別付近の国道沿いに案内板が出ていますが、携帯の電波が微弱で、Googleマップに頼っていると逆に迷ってしまうかも・・・。
中頓別鍾乳洞には第1洞から第4洞まであり、中でも一番大きな第1洞の60mが一般公開されています。
鍾乳洞がド〜ンと構えているというより、森の中にひっそりと佇む穴といった感じで、とても神秘的な雰囲気が味わえますよ。
中頓別鍾乳洞の見学は無料(冬期有料)で、駐車場も完備されているのでバイクで行っても問題ありません。
7. 最北の離島を愛車と旅する「礼文島と利尻島」
最北の離島礼文島と利尻島は、稚内からフェリーで愛車と渡れる、味のあるツーリングスポット。
稚内のフェリーターミナルからハートランドフェリーに乗り込み、約2時間弱の船旅を終えると、そこは最北の離島です。
礼文島は秘境感溢れる島で、北海道本土とはひと味違う濃い自然を味わうことができます。
また島内にはウニ丼が食べられる食堂が点在しており、訪れたらぜひ召し上がっていただきたいもの!
一方利尻島は中央に利尻富士がそびえ立ち、ライトなトレッキングスポットも点在しています。
島をぐるっと一周できる「道道105号線」は、バイクなら半日あれば一周できる、お手軽ツーリングコースとして最適。
走りに疲れた時は、カルピスのようでカルピスとは違う「ミルピス」を飲んでエネルギーチャージしましょう。
まとめ
最北端の宗谷岬を有する道北エリアは、どこを走っても広大な風景が広がる、日本屈指の絶景エリア。
走り疲れるまで、最北の旅を楽しみませんか?
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