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北海道・苫小牧東-福井・敦賀「新日本海フェリー」約21時間の船旅の過ごし方

エリア
北海道全域
投稿日
最終更新日:2024年11月21日
北海道・苫小牧東と福井県・敦賀を新日本海フェリーで往復してきました。

乗船した日、台風由来の熱帯低気圧が航路近くに停滞しておりあいにくの雨模様。
客室の様子、売店・レストラン、ネットの状況、悪天候時の船の揺具合など船内での体験をベースに、片道約21時間の船旅、船内での過ごし方をメインに船舶の設備などをご紹介します。

乗船前に…苫小牧東も敦賀もフェリーターミナル周辺は何も無かった

苫小牧・東港も敦賀港も出港は23時台。
ネット予約でe乗船券があれば当日の受付は不要で、出港60分前までに集合すれば大丈夫です。
※一部割引運賃を利用している場合やペットをお連れの方など受付が必要な場合もあります。また繁忙期は集合時間が異なる場合があります。

新日本海フェリー 過ごし方

車をフェリーに載せる場合、敷地入口にいる警備員さんに指定されたレーンに並んで待機するのみ。乗船開始まで時間に余裕があればレーンに駐車をしたまま車を離れてもOKです。
新日本海フェリー 過ごし方新日本海フェリー 過ごし方ただ乗船までの60分がなかなかに手持ち無沙汰。
ターミナルの食堂は閉まっているし敦賀フェリーターミナルにはには売店もない(苫小牧東ターミナルには北海道土産を中心に販売する売店が23:00まで営業)。飲み物の自動販売機はありますが、あとはフェリーの模型や観光系のパンフレットが置いてある位でした。

いざ乗船。まずは売店に行ってみた

車も船に載せる場合、基本ドライバー以外は徒歩での乗船となります。
乗船口がある船内フロアには受付や売店があり、メインロビーは吹き抜けになっていて、とても明るく開放的でした。
新日本海フェリー 過ごし方新日本海フェリー 過ごし方
乗船してまず向かったのは売店。乗船日、売店は乗船開始から消灯時間(乗船開始から約1時間)まで営業しています。
新日本海フェリー 過ごし方売店ではお菓子やおつまみ、飲み物、カップラーメン(ほとんど焼きそば弁当)など飲食物の他、新日本海フェリーが就航している港の特産品やオリジナルグッズまで販売されています。規模が小さく食べ物のレパートリーが少ないですが、お土産物やおつまみの品揃えはなかなか個性的で見ていて楽しかったです。

レストラン・カフェ

新日本海フェリー 過ごし方レストランはラーメンやカレー、丼物に定食など、小さなファミレスといった様相。注文も清算もセルフ方式でスムーズです。
朝・昼・晩と営業しますが、営業時間が短いので要注意。閑散期は営業開始から30分でラストオーダーとなるようです。
新日本海フェリー 過ごし方新日本海フェリーは通信状況が悪いとクレジットカードが使えない場合があるので、乗船時は念のためある程度現金を準備しておきましょう。
今回筆者は利用しませんでしたが、事前予約制の「グリル」やオープンスペース併設の「カフェ」もあります。
新日本海フェリー 過ごし方カフェはレストランと時間をずらして営業しており、軽食やコーヒーなどを販売。
飲食スペースは常時開放されていて、カフェで購入したもの以外、売店や自動販売機で売っているカップラーメンを食べている方、宿題をしている子どもやPCで資料を作成されている方などもいて、憩いの場となっていました。
新日本海フェリー 過ごし方※カフェ、グリルは営業自体していない期間があります

客室・雨の日の揺れ

新日本海フェリー 過ごし方最安客室ツーリストAはベッド1台分が客室。予約時に客室(ベッド)の指定が可能です。下段、はじっこのベッドは天井が高くちょっと得した気分。
あらかじめ枕、掛布団、シーツがセットされています。
カーテンを閉めればしっかり暗くなり、掛布団も軽いのに暖かい。客室内には照明と電源が1つ、棚がベッドの内と外にあり1泊程度であれば問題なく過ごせました。
ただ、相部屋という事で足音など他人様の生活音はリアルに聞こえます。

苫小牧東→敦賀乗船時は、台風が過ぎたばかりという事もあって北海道周辺を航行中はしとしと雨が降っていました。
雨のなか航行するフェリーがどれほど揺れるのかと不安でしたが、ふたを開けてみると歩いているときに時々軽くよろける程度でホッとひと安心。
念のため用意しておいた酔い止めも使わずにすみました。

晴れていても風が強いと波が高くなるなどあります。
酔い止めは船内で販売していない場合もあるので、心配な方は事前に準備していきましょう。

船内Wi-Fi

すずらん・すいせんどちらも登録制の船内Wi-Fiサービスがあります。ただし陸地が見えるうちは多少使えましたが乗船中はほとんどの時間は使えませんでした。
もしかすると乗船中に仕事のメールだけでもチェックしたいという方がいらっしゃるかもしれませんが、船内Wi-Fiは当てにしない方が無難です(ネットは使えないと割り切った方がいいです)。

寛ぎスポット「プロムナード」「ラウンジ」

新日本海フェリー 過ごし方乗船時、よく立ち寄ったのがカフェのオープンスペースや「プロムナード」と名付けられた眺望スポット。
新日本海フェリー 過ごし方いつも半数位は埋まっていて、夕焼けや姉妹船とのすれ違いの時間はことさら人がいっぱい。
プロムナード以外にもラウンジ(船前方)や甲板(船後方)が開放されていて、特にラウンジは穴場で人が少なく静かに過ごせました。
新日本海フェリー 過ごし方乗船口近くには通過ポイントが表にされてるので、要チェックです。
新日本海フェリー 過ごし方

大浴場

大浴場は出港から約1時間と8:00~18:00まで利用できます。
浴室には内風呂2つと露天風呂が1つ、洗い場にはシャンプー・ボディソープがありました。
露天風呂は透明のアクリル板の向こうに海がひろがり疾走感も感じられ、フェリーならではの体験でした。

ツーリストクラス利用の場合はアメニティのタオルがありません。タオル類を持参していない場合は受付でレンタルをしていて、フェイスタオルが200円、バスタオルは300円です。
新日本海フェリー 過ごし方ちなみにコインランドリーは大浴場と別のフロア(受付と同フロア)にあります。洗剤が自動投入されるタイプではありませんでした(船内で販売しています)。

船内エンターテイメント

新日本海フェリー 過ごし方
筆者が乗船した時は、ステージでトークショー、カフェのミニステージでジャグリングショー、船内スタンプラリー、映画上映があり、多くの方が利用していました。
ショーやイベントは繁忙期・連休などを中心に不定期で開催されるようです。

その他ゲームセンターとジムがありますが、どちらも規模は小さく設備は古めでした。

ショーやイベント、映画上映をすべて消化しようと思えば、あっという間の船旅。
ただエンターテイメントはオンシーズンのみの開催で、レストランなど飲食サービスは限定的な営業である点は念頭においておきましょう。

おわりに

今回は乗船したのがお盆前後ということもありフェリー内ではイベントがさまざま開催されていましたが、やはり日中はネットがほとんど使えず正直暇だと感じる事もありました。
船内にはカフェやラウンジなど開放されているスペースが多くありますので、読みたかった本など余暇時間の有効活用に役立つツールを1つ持っていく事をおすすめします。

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