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流星・銀河の滝 の見どころ・アクセス| 大雪山の宇宙的な神秘を見せる。層雲峡に轟く夫婦滝

エリア
旭川・層雲峡
投稿日
最終更新日:2023年5月9日

もくじ

大雪山麓の石狩川上流を挟むように、最大高さ200mの断崖が24kmも続く大渓谷「層雲峡(そううんきょう)」。地名はアイヌ語で”滝の多い川”を意味する『ソウウンベツ』に由来する。その名の通り、渓谷の各所で荒々しい断崖絶壁から流れ落ちる壮大な滝を見ることができる。中でも代表的な滝が、ペアの滝として日本の滝百選にも選ばれている流星・銀河の滝だ。大雪山系赤岳周辺の沢を源流とした沢の終点となっており、まさに大自然の造形美と言える景勝地である。

流星の滝は落差90m、力強い筋を描いて豪快に流れ落ちる様は、雄滝と呼ばれる。一方で、銀河の滝は落差120m、幾筋にも分かれた繊細な姿を見せ、雌滝と呼ばれる。対照的な滝が支え合うように、隣り合って流れ落ちる様子は、まさに夫婦滝という愛称がぴったりだ。

滝は層雲峡温泉街から車で5分ほどの場所にある駐車場からも鑑賞できる。もし余力があれば「双爆台」に足を延ばしてみよう。駐車場にある売店の建物の中央裏手に登り口があり、20分ほど登ってたどり着く展望台からは、豪壮な流星の滝と、優美な銀河の滝を一緒に眺めることができる。

荒々しい柱状節理の渓谷で大迫力に轟く滝を眺めていると、自然には宇宙的な神秘があると感じられる。流星・銀河の滝という名称は、まるで大雪山が見せてくれる荘厳な自然の姿を形容しているに他ならない。層雲峡は、銀泉台や黒岳ロープウェイなど、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と謳われる大雪山のフィールドにもアクセスしやすい。ぜひ大雪山の自然をめぐる登山旅行の途中に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

流星・銀河の滝

住所
北海道上川郡上川町郡上川町層雲峡
TEL
01658-2-1811(層雲峡観光協会)

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