MENU
SEARCH
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、臨時休業や営業時間短縮など、サイト内でご紹介している施設・店舗でも営業内容が通常と異なる場合があります。

新得を見渡す「レストラン ラ モトリス」十勝平野の味覚を味わうコースランチ

エリア
富良野・美瑛・トマム
投稿日
最終更新日:2023年11月14日
豊かな自然とともに、食材の宝庫である北海道。お米や野菜など素材レベルから美味しく、食との一期一会を楽しむことができます。道内各地には、そんなポテンシャルの高い食材を生かした名物レストランが点在しているのはご存知でしょうか。

新得町の「レストラン ラ モトリス」もその代表的なお店の一つ。銀座の懐石料理店で腕を振るっていたシェフが手がける、彩豊かな十勝平野の野菜やトムラウシ・ジャージー牛を使った創作コース料理をいただけます。

※本文は2023年3月訪問時の内容となり、現状と異なる場合があります。

これぞ北海道というロケーション。高台にあるドームハウス

新得 冬 雪景色
「レストラン ラ モトリス」があるのは、JR新得駅から車で約10分ほどの場所にある高台。大きな公園・サホロリバーサイド運動広場の横を通り、坂を上り切ったら左折。看板に沿って車を走らせると到着します。

周囲は白樺の木が連なる、北海道らしい雄大なロケーション。冬ならではの青と白が織りなす綺麗な景色に、思わずカメラを構えてしまいました。

レストラン ラ モトリス

お店の外観はこちら。なんともユニークなドームハウスとなっています。木々に囲まれて隠れ家感もあり、なんだか物語に登場しそうな佇まいです。

そんなドームハウスに見惚れていると、車に気づいた奥さんがドアを開けてお出迎え。入店する前からほっこりさせていただきました。

レストラン ラ モトリス
訪問したのは寒さの厳しい冬ということもあり、薪ストーブのじんわりとした温かさに包まれる店内は、心落ち着く癒しの空間。他のお客さんもみな思い思いに談笑に耽っています。

アットホームな雰囲気に、ゆったりとしたテーブル、こだわりのインテリア。料理を待っている時間も、楽しく過ごすことができました。

十勝平野の恵「野菜」を味わうひととき

レストラン ラ モトリス
「レストラン ラ モトリス」のお料理は全てコース形式。あらかじめ電話予約の際に、メイン料理を伝えておく必要があります。お店ではアミューズ、サラダ、メイン、自家製パンまたはご飯、食後の飲み物を出していただけます。

おすすめのメインは、トムラウシ・ジャージー牛のお肉料理。日本最後の秘境と呼ばれるトムラウシにある関谷牧場で育てられているブランド牛です。
レストラン ラ モトリス
アミューズのミネストローネは、トマトのフレッシュな酸味と素材の甘みが溶け出した一品。スープと一緒にホロホロとくずれる、具材の食感がクセになります。

レストラン ラ モトリス
続いていただいたのはサラダ。色鮮やかな野菜やキノコなど、10種類以上の素材が立体的に盛り付けをされています。

まるで”畑の宝石”と呼びたくなる美しい見た目。栄養たっぷりの十勝平野で育てられた、みずみずしいお野菜を心ゆくまで味わえます。

レストラン ラ モトリス
酢で味を引き締めたり、少し焼きを入れて香ばしさを出すなど、素材の美味しさを生かす調理が行われているのもポイント。まさに素材への愛情が感じられる一皿です。

密かに加えられているのは、トムラウシ・ジャージー牛のお肉やチーズ。程よい塩味と濃厚さが、フレッシュなサラダの絶妙なアクセントになっていました。

メインはトムラウシ・ジャージー牛のハンバーグを堪能
レストラン ラ モトリス
一番人気はジャージー牛のハンバーグ。ハンバーグの大きさは小・中・大の3種類から選択することができます。絶妙な焦げをまとっており、シェフの確かな調理の腕を感じますね。

一口いただくと、力強くどこか野性味もあるジャージー牛の旨味が広がります。肉汁が染み出すハンバーグと、さっぱりとした大根おろしの相性が抜群です。

レストラン ラ モトリス
メインに合わせて十勝産の野菜がお皿を彩ります。ハンバーグか野菜、どちらが主役かわからないほどのボリュームです。

シェフならではの素材を生かす調理で、お肉の味わいにアクセントを与えてくれます。またフレッシュな野菜の甘味が、お肉の脂っぽさを良い塩梅で中和してくれますよ

レストラン ラ モトリス
「なぜ北海道で食べるパンはこれほど美味しいのでしょうか」。オリーブをつけたり、お肉と一緒にいただいたり。口の中が小麦の香りで満たされ、幸せな気持ちになれました。

コーヒーを片手に鳥や動物に出会うひととき

レストラン ラ モトリス
食後にはこだわりのコーヒーを淹れていただきました。また他のお客さんが帰られたタイミングということもあり、「窓際の席へどうぞ」と奥さん。こうした細やかな気遣いも嬉しいですね!

苦味が豊かなコーヒーは、染み入るような美味しさ。外の厳しい寒さを忘れて、しばし飲み耽っていました。
レストラン ラ モトリス
「レストラン ラ モトリス」の敷地は、野生動物の宝庫。この日は運よく、キタキツネやエゾシカとの一期一会も。そして窓ガラスの外には、餌を食べに来る野鳥も鑑賞できました。

動物が見られるたびにテンションの上がっていたシェフのお父さんが可愛らしく、最後は温かくお見送りしてくださったお二人の姿も印象的です。

ということで今回は新得町の名店「レストラン ラ モトリス」をご紹介しました。食とともに最高のひとときが過ごせる隠れ家レストラン。ぜひ一度足を運んでみてください!

レストラン ラ モトリス

住所
北海道上川郡新得町字上佐幌西3線23-4
TEL
0156-64-2222
HP
https://la-motrice.com/
営業時間
昼:11:30~15:00(最終入店13:30)、夜:18:00~21:00(最終入店19:00)※電話にて要確認、貸切以外は小学生未満入店不可 定休日:火曜日※臨時休業あり
備考
予約時にメインディッシュをお伝えください。ご予約以外はその日のお勧めの肉料理となります。

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

こちらの関連記事もどうぞ

姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)

沖縄の旅が100倍楽しくなる旅行サイト 九州の旅が100倍楽しくなる旅行サイト