北の国から聖地巡礼!麓郷の老舗「小野田そば屋」さんへ行ってきました
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2022年9月8日
今回はそんな麓郷に佇む、一軒のそば処「小野田そば屋」さんをご紹介!かつて『北の国から』に登場したお店は、今でも古き良き雰囲気を変えずに営業をされていらっしゃいます。
1.国民的ヒットを記録した『北の国から』
東京から故郷の北海道へ戻り、大自然の中で暮らす一家を描いた『北の国から』。田中邦衛さんが演じる主人公・黒板五郎と2人の子どもの成長を21年間にわたって描いた作品です。
麓郷一帯には、五郎の石の家や黒板五郎三番目の家など、当時の壮大なロケセットが保存されており、見学することができます。初めての放送から40年経過した今でも人気は根強く、多くのファンがこの地を訪れます。
2.40年前そのまま。創業当時の趣を残す「小野田そば屋」さん
今回ご紹介するのは、麓郷のメイン通りに軒を連ねる「小野田そば屋さん」。
ドラマ『北の国から』8話で草太兄ちゃんが派手に喧嘩した居酒屋、また「北の国から '83冬」では東京から帰郷する沢田(笠智衆)を迎える宴席会場の旅館としても利用されました。
おそば屋さんですが、今でも「小野田旅館」の屋号が掲げられ、ドラマが放送された創業当初の佇まいを残しています。しかし、木の外壁には経年劣化が見られ、時代の流れを感じさせてくれるでしょう。
なお「小野田そば屋」さんは、ロケ地として登場する以外にも、撮影用に年季の入った小道具をドラマ撮影に貸したお店でもあります。
3.旅行者の軌跡がびっしり。年季の入った落ち着く店内
こじんまりとしたお店には、まるで時間が止まったような、温かみのある空間が広がっていました。木の質感と温もりが気持ちよく、どこか懐かしい匂いのする空間には、『北に国から』の出演者の方々のサインがずらり。
まるで自分も作品の中に登場しているような気分を味わえます。手作りのイスは身体にフィットしてくれ、ゆったりとくつろぐことができました。
サインと一緒に掲げられているのは、『北の国から』ファンの方々のメッセージや名刺たち。店内を埋め尽くすほどたくさん貼られています。ちょうど筆者も名刺を持っていたので、その一角に貼らせていただきました。
過去の作品のロケ地でありながら、また新たな旅の思い出を紡ぐ場所。なんだか心が温まる素敵なひとときを過ごすことができました。
4.太く香り豊かな田舎そば。こだわりの二八そばをいただく
「小野田そば屋」さんでいただけるのは、太くコシがある二八そば。いわゆる田舎そばです。
そのままいただけば、モチっとした食べ応えと、しっかりと感じられるそばの香り。めんつゆにつけると、出汁の風味と合わさり、若干口に残るような、ぼそぼそとした食感が何だか癖になります。
大盛り(+150円)にすると、かなりのボリュームです。さっぱりと軽く食べるつもりが、お腹パンパンになりました(笑)
そして最後は、そばの良い味わいが凝縮したような蕎麦湯をいただきます。これがホッと一息つける美味しさで、食後の〆に最高でした。
いかがでしたでしょうか。今回は麓郷で昔ながら愛されている「小野田そば屋」さんをご紹介しました。ぜひ『北の国から』の聖地巡礼も兼ねて、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
- 住所
- 北海道富良野市麓郷市街地3
- TEL
- 0167-29-2662
- 営業時間
- 4月~9月11:00~18:00 10月~3月 11:00~17:00 第2、4火曜定休
- 備考
- 駐車場は店舗前に3台分あり
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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