帯広から札幌への交通手段を比較してみた!
- 十勝・日高
- 最終更新日:2019年2月27日
3種類の交通手段、どれでいこうかな、と迷われることも多いのではないでしょうか?
そこで、実際にそれぞれの交通手段を比較しメリットやデメリットを解説していきます。
ご自身の予定に1番合う方法を探してみてくださいね!
もくじ
※以下文中の金額につきましては、2016年8月時点の料金となります。
1. 帯広から札幌への交通手段を比較してみた!
まず簡単に、それぞれの特徴についてまとめてみました。
*JR:所要時間が短いが、割高で割引制度が少ない
→帯広から札幌の交通手段の中では、最短の2時間半弱で移動できます。
割引は「乗車券往復割引きっぷ」・*「北海道ネットきっぷ」のみですので、少し割高に感じてしまうかも。
*「北海道ネットきっぷ」… 座席限定で、乗車特急券が45%オフになる制度。(大人:1,590円、子供:790円)
受付期間は、乗車日1ヶ月前の10:00から乗車日前日の23:00まで。
*高速バス:お金を節約したい人にオススメ!
→片道3,000円台から移動できる、交通費の安さが魅力的。
運行しているのは「ポテトライナー」のみとなっております。
*車:大人数で乗ると安く移動できる
→掛かるのはガソリン代+高速代のみなので、大人数で移動すると一人当たりの料金が安くなります。
平日と休日では、高速利用の場合、約1,300円の価格差があります。※ETC利用の場合
※表はクリックで拡大。
※車での所要時間は、北の道ナビより計算しました。
※所要時間は、道路状況により遅れる場合がございます。
2.帯広~札幌をJRで移動する
2-1. メリット
・移動時間が短く、車内も快適に過ごせる。
→3時間もかからずに、帯広から札幌を移動できるのが最大のメリット。
車内の座席も座りやすく、リラックスするには最適です。
・車窓からの景色や、車内販売などで北海道らしさを移動中に満喫出来る。
→帯広から札幌へ向かう途中には、帯広の畑や北海道の大自然が一望できます。
また車内販売では、北海道名物「ザンギ弁当」(680円)がおすすめ。
甘党の方には、地元の牛乳をふんだんに使用したアイスクリームやケーキもありますよ。
2-2. デメリット
・割引制度があまりない(往復割引のみ)。
→割引切符として窓口で販売しているものは、乗車券往復割引きっぷのみ。
前述した「北海道ネットきっぷ」も、インターネットからのみの申し込みなので、使用者が限られます。
片道運賃も割高ですので、交通費を優先的に考える方には不向きです。
2-3. 時間・便数
現在、帯広~札幌間は11便の運行です。
始発は帯広を6:45に出発し、札幌には9:33着。
終電は帯広を20:34に出発し、札幌には22:58の到着です。
ちなみに、札幌から帯広への始発・終電は以下のようになっています。
始発:札幌 7:00→帯広 9:26
終電:札幌 21:04→帯広 23:41
※表はクリックで拡大
3.帯広~札幌を高速バスで移動する
3-1. メリット
・交通費を大幅に節約できる。
→前述したように、片道3,000円台で移動できるのが1番のメリット。
往復に関しても、JRの片道より安いので旅費の節約にはもってこい。
・帯広から札幌間で、様々なバス停に停まる。
→ 帯広から札幌まで直接行くのではなく、西帯広や芽室、御影にも停車するので自由に乗り場を決められます。
札幌に入ってからでも「地下鉄大谷地」、「時計台前」そして「札幌駅前ターミナル」と3つのバス停から選択できるので、ご自身の予定に合わせて行動できますね。
3-2. デメリット
・移動時間が掛かる。
→JRだと約3時間の移動時間だが、バスは約4時間。
しかも、道路の交通状況によっては遅延も十分に考えられるので急ぎの用事がある方にはおすすめできません。
・バスルートが決まっており、冬の通行止めや渋滞は避けられない。
→バスは決まった路線・ルートを運行するので、迂回が出来ません。
路線が渋滞しており、到着時間が遅れることもしばしば。
特に冬の北海道では、雪の影響で高速道路の閉鎖が起こりがち。
天候や道路状況で、予定が左右されてしまいます。
3-3. 時間・便数
現在、帯広~札幌間は10便の運行です。
始発便は帯広を7:30に出発し、札幌には11:10着。
最終便は帯広を19:15に出発し、札幌には22:55の到着です。
ちなみに、札幌から帯広への始発便・最終便は以下のようになっています。
始発:札幌駅前ターミナル 8:00→帯広駅バスターミナル 11:55
終電:中央バス札幌ターミナル 21:04→帯広駅バスターミナル 22:45
※表はクリックで拡大
4.帯広~札幌を車で移動する
4-1. メリット
・大人数で乗ると、費用が抑えられる。
→もしマイカーで高速道路を使用するとなると、掛かるのはガソリン代+高速代。
例:6人がマイカーで高速道路を利用した場合 4,360+2,242÷6=1,100円/1人当たり (ETC通常料金+ガソリン代)
人数が多ければ、ぜひ利用したいところ。
※ガソリン代は、このサイトで計算。
(走行距離195km、ガソリン代を115円/Lで計算。)
・時間制限が無いので、自分の都合に合わせて移動できる。
→電車やバスのようにルートが限定されていないので、自由気ままに移動できるのが最大のメリット。
目的を決めずに、ふらりとドライブ旅も楽しめますよ♪
4-2. デメリット
・慣れない土地での、運転に対する抵抗
→北海道の道が「広大で走りやすい」というイメージがあります。
ですが、慣れない土地での長時間運転は、常に気が張った状態になってしまいます。
複数で来ている場合は、交代で運転すると個人負担も減るでしょう。
・予想外の事態が起こること
→交通状況は、その時と場合で変わるため、突如、渋滞に巻き込まれる可能性もあります。
特に冬場は積雪の影響で、道路の通行止めや速度制限が多いので、要注意。
4-3. 高速と一般道での行き方の違い
帯広から札幌の車移動は、所要時間の短さ、
そして最短距離を通過することから高速道を使う方が多いです。
それでは、高速・一般道での行き方を詳しく見ていきましょう。
・高速道路を使用する場合:
「道の駅おとふけ」を通過し音更帯広ICで高速に乗ります。
千歳恵庭JCTを経由し、札幌南ICまで行きます。
札幌南ICから20分弱で札幌市内に着きます。
*高速道路での所要時間:約3時間
*走行距離:195km
・一般道を使用する場合:
帯広から国道38号線を経由し、清水町まで向かいます。
清水町から国道274号線を経由して、札幌に向かいます。
清水町から国道274号線を経由して、札幌に向かいます。
※2017年2月現在、清水町から日勝峠を通る国道274号線は通行止めのため、道東道の無料区間(十勝清水IC⇒占冠IC)を通ります。
占冠ICより国道237号線で日高町へ向けて南下、その後国道274号を札幌へ向かいます。
道中、「道の駅夕張メロード」・「道の駅マオイの丘公園」と2つの道の駅が道中にあります。
*一般道での所要時間:約4時間30分
*走行距離:210km
参照サイト:北の道ナビ、google map
※所要時間は、道路状況により遅れる場合がございます。
5.最後に
帯広から札幌へのJR・バス・車の行き方を説明してきましたが、いかがでしたか?
なお、帯広から札幌までの飛行機は運航しておりません。
どれもそれぞれの良さがあるので、ご自身の予定に合わせた使い方をしましょう。
この情報が、あなたの北海道旅行の手助けになれば幸いです。
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