「六花の森」で見て・食べて体感する北海道の自然|おすすめ散策ポイント教えます
- 十勝・日高
- 最終更新日:2022年4月19日
そんな六花亭を大自然の中で堪能できるスポット「六花の森(ろっかのもり)」をご存知ですか?
六花の森は、十勝六花をはじめとするたくさんの草花が植えられ、いつ訪れても見頃の花が出迎えてくれます。
それは六花亭のシンボルともいえる包装紙に描かれている華やかな世界そのもの!
この記事では六花の森はいったいどんなところなのかをご紹介します。
おいしい空気を吸い、心地よいせせらぎを聞きながら緑の中を散策。もちろん六花亭のおいしいお菓子も♪
まさに大自然の中の癒しスポットです。
もくじ
1.六花の森はこんな場所
六花亭の包装紙に描かれている草花でいっぱいの北海道の大自然でゆっくり楽しめる森をつくりたいという願いを込められた六花の森。広さ100,000平方メートルと広大な敷地の中には、美術品を展示している館が点在しています。
草花を観察しながら散策を楽しみ、北海道の大自然を存分に味わった後には併設しているカフェで一休み。外の景色を眺めながら食べる北海道の味覚は心もお腹もみたいてくれます。
周囲が深い森に囲われている敷地内はまるで六花亭の世界そのもの。六花の森は緑豊かな中、せせらぎを感じながら五感で六花亭の世界に浸ることができるスポットです。
2.六花の森の見どころ ―森と丘、そしてカフェ―
そんな六花の森の敷地内にはたくさんの見どころが点在しています。目的地にたどり着くまでにもたくさんの発見があるので、周囲を観察しながら散策してみてくださいね。
2-1.六花の森 森と丘
六花の森の広大な敷地の中にある森と丘のエリアでは美術品が楽しめる館が7つ点在しています。ここ数年人気なのは六花亭の代名詞とも言える花柄の包装紙のギャラリー「花柄包装紙館」。
内装がすべて包装紙で飾られていて、建物そのものがとても可愛い空間です。館内には包装紙の絵を描いた坂本直行の原画が7点展示されています。
坂本直行の絵をもっと見たいという方は「坂本直行記念館」に足を運んでみてください。
坂本直行の北海道を題材とした絵画が展示され、坂本直行の脳裏から離れず作品として描きはじめ、惜しくも未完成となってしまった「原野の柏林と日高山脈」も公開されています。
美術棟のほかにも散策をしていると、周囲を見渡せば彫刻やアートがいろいろなところに展示されています。どんな彫刻やアートがあるか探してみてくださいね。
2-2.六花の森 カフェ
六花の森の敷地にはショップとカフェが併設されている六’café(ロッカフェ)は散策で疲れた体を癒やすことができます。
カフェで食べていただきたいのは、隣接する工場直送のできたて「マルセイバターサンド」!バターの水分を吸収していないからかクッキーがサクサクで、バタークリームもとてもフレッシュ!
できたてのマルセイバターサンドは、六’caféでしかいただけない特別スイーツです。
ちなみに、隣接している工場は残念ながら見学は不可。どのように作られているか気になりますが、謎があるのも魅力のひとつと言えるでしょう。
甘いものの他にも、ポロジリパイやクロワッサンサンドなど軽食もありますので、ぜひぜひ小腹を空かせていろいろ食べてみちゃいましょう。
3.六花の森 花の見ごろ
六花の森では包装紙に描かれているエゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイの十勝六花をはじめとするたくさんの草花が観察できます。
十勝六花の開花時期は異なりますが、どの時期にいってもその他のたくさんの草花が咲いているも魅力のひとつ。
オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイの開花は5~6月と春から初夏にかけてです。
エゾリンドウ、ハマナシは北海道も少しずつ気温が上がってくる7~8月か見頃。ハマナシは夏が終わり心地よい秋の季節になると赤い実を付けるので、この頃も見頃と長い間見るものを楽しませてくれる花です。
<六花の森>
■場所:北海道河西郡中札内村常盤西3線 249-6
⬛TEL:0155-63-1000
⬛開館期間:2022/4/29~2022/10/10予定
⬛開館時間:10:30~16:00 売店 11:00〜16:00(LO15:30)
⬛URL:六花亭HP 施設のご案内―六花の森
⬛入館料:大人1,000円、小・中学生500円
4.六花の森利用案内・アクセス
六花の森へのアクセス方法は車かバスの利用になります。
帯広市街地からは距離にして約31km、車だと約40分で到着。
バスは帯広駅バスターミナルから十勝バスの「広尾行き」で約1時間。「道の駅なかさつない」で降車し、徒歩15分ほどで到着します。
帯広空港から六花の森へ行くには車のみのアクセスに限るため、レンタカーまたはタクシーの利用になります。
帯広空港から市街地までの連絡バスは運行していますが、六花の森付近に停車するバスはありません。
空港から六花の森までは距離は13kmほど車だと約20分で到着。
5.六花の森の周辺施設
六花の森から車で10分ほどのエリアにある立ち寄りスポットをご紹介します。
5-1.中札内美術村
車で10分ほどの距離に位置する中札内美術村は、六花の森と同様に六花亭が運営している美術館です。
中札内美術村は大自然に囲まれた約145,000平方メートルの敷地の中に、いくつかの美術館が点在し、柏林の遊歩道は四季折々の景色を眺めることができます。
美術館と散策を楽しんだ後は六花亭直営のカフェレストランでひと休み。
地産食材をたっぷりと使ったメニューはハヤシライスやメンチカツなど洋食がメイン。
六花亭のショップも併設しているので、お土産選びも楽しめますよ!
<中札内美術村>
■場所:北海道河西郡中札内村栄東5線
⬛TEL:0155-68-3003
⬛営業時間:コロナウイルス対策のため現在閉鎖中
⬛URL:六花亭HP 施設のご案内―中札内美術村
⬛入館料:任意によるご寄附
5-2.幸福駅
幸福駅へも六花の森から車を使って10分ほどで行くことができる人気観光スポットです。
広尾線廃線後も、駅舎は当時のまま保存されているので情緒あふれる雰囲気を存分に楽しめます。駅舎には幸せを願い訪れた観光客が訪れた証としてたくさんの名刺が貼り付けられて、今では訪れた方たちの恒例となっているようです。
また、「幸福 ゆき」と書かれた乗車チケットも人気のおみあげのひとつ。行き先が幸福という意味を持つので、カップルや彼氏を探している方、婚活中の方におすすめです。幸福駅売店などで購入できます。
<幸福駅>
■場所:帯広市幸福町1線
⬛TEL:0155-22-8600(問い合わせ先/帯広観光コンベンション協会)
⬛営業時間:7:00~18:00(年中無休)
⬛URL:幸福駅
⬛入場料:無料
⬛アクセス:帯広駅より車(約30分)、バス(十勝バス「広尾行き」約60分)
帯広空港より車またはタクシー(約10分)
おわりに
六花の森は北海道の自然・食・歴史を感じられる場所です。緑が多くゆっくりと流れる時間の中、ファミリーやカップルでのんびりと過ごすにはピッタリな場所でしょう。
北海道を大いに感じたいなら六花の森に足を運んでみてはいかがでしょう。
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