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「三方六」の”お買い得品”だけじゃない!見て楽しい工場見学もできる「スイートピア・ガーデン」に行ってきた

エリア
十勝・日高
投稿日
最終更新日:2024年4月1日
北海道土産の定番、白樺の薪のような見た目が特徴的な「三方六」は十勝を代表するお菓子メーカー「柳月」が製造・販売をしています。

帯広・音更ICにほど近い場所にある柳月の工場併設店舗「スイートピア・ガーデン」では、柳月製品の販売コーナー、ソフトクリームなどを味わえるカフェ、工場見学、お菓子作り体験など見て食べて作ってお菓子の世界を楽しめます。

またスイートピア・ガーデン限定で販売している「三方六」の”お買い得品”も人気で、平日でも開店前から50人以上の行列ができるほどなんです。

1.柳月の銘菓「三方六」がお得に買えるスイートピア・ガーデン

スイーツ王国と呼ばれる十勝で昭和22年にアイスクリームの製造販売から始まった柳月。
アイスクリームだと季節が限られるため他のお菓子作りを始めてから今では年間250種類以上のお菓子が製造・販売されています。
お菓子作りに欠かせない小麦、砂糖、牛乳、卵、小豆などの材料は十勝産や北海道産にこだわって作られていてまさに北海道の自然の恵みが生み出した美味しさです。

スイートピアガーデン

100%十勝産小麦粉を使用した「三方六プレーン」はしっとりとした生地に十勝で多く見られる白樺の木肌の模様を再現したホワイトチョコレートとミルクチョコレートのコーティングがされた唯一無二のバウムクーヘン。開拓時代の薪の割り方からその名が付いた「三方六」は、50年以上のロングセラー商品。過去には昭和63年第27回世界菓子コンクール「モンドセレクション」で、最高金賞を受賞しています。
スイートピアガーデン

画像提供:柳月

「三方六」だけでなく、朝ドラでも話題になった「あんバタサン」など70種類以上ある洋菓子から和菓子まで取り揃えた定番商品、ケーキ、季節商品や限定商品など様々なお菓子を味わえるのも柳月の魅力。
スイートピアガーデン
柳月の旗艦店とも言える「スイートピア・ガーデン」は製菓(生菓子)工場併設の店舗として全国でもトップクラスの面積をほこります。
スイートピアガーデン
1階は焼き菓子や和菓子、ケーキなどの販売とソフトクリームや季節のメニューが味わえるカフェ、お菓子作りが体験できる工房があり、2階は工場で3階から工場での製造の様子を無料で見学できます。

そして「スイートピア・ガーデン」といえば、ここでしか購入できない「三方六」の”お買い得品” 。開店前から行列ができるほど大人気、せっかくなので私も購入しに行ってみました。

1-1.スイートピア・ガーデン限定”三方六のお買い得品”

「三方六」の”お買い得品” は毎日販売していて開店時間(9:00)の30分前ごろから整理券が配布されます。

一人一つの購入制限があり、販売される味の種類はその日によって異なります。

開店1時間前の8時を少し過ぎた頃に到着するとすでに10人以上の人が並んでいました。
スイートピアガーデン
8時半には行列は30人ほどに。その時間になると従業員の方が拡声器を使って今日販売する味と値段、支払方法、列に並ぶ際の注意点、この後の流れなどを丁寧に説明してくれました。
私が行った日は、三方六プレーン1㎏(550円)or三方六の小割いちご500g(400円)の2種類。
販売する種類と料金については列の横にある看板からも確認できます。
スイートピアガーデン
その後店内へ案内され、購入したい味の種類を伝えて整理券をもらいます。
開店時間間近になると50人以上の列に。
9時になって開店すると、整理券と商品を交換してからレジでの会計となります。
朝の販売は基本現金のみの取り扱いになりますので、現金を用意しておくとベター。
スイートピアガーデン
従業員さんのスピーディな対応であっという間にレジへ。無事に購入できました!1kgもあるずっしりとした重み。これが550円なんてとってもお買い得。
平日に伺いましたが、開店直後には完売。土日、観光シーズンはもっと多くの人が並ぶそうです。

2.スイートピア・ガーデン

年間約40万人と柳月の直営店舗43店舗の中で一番多くのお客様が訪れるスイートピア・ガーデン。開店直後からたくさんの人で店内はいっぱい。スイートピア・ガーデンの魅力は「三方六」の”お買い得品”だけじゃないのです。
スイートピアガーデン

2-1.カフェ

ソフトクリームや季節限定のメニューのあるカフェ。ソフトクリームは定番のバニラやあずき、期間限定の味を楽しめます。取材時はぜんざいとかぼちゃポタージュの温かいメニューもありました。
スイートピアガーデン
50席近くあるカフェでは、購入したケーキやお菓子と一緒に無料のコーヒーやあずき茶を楽しむ事ができます。夏にはテラスやお庭でも頂くことできるそうです。
スイートピアガーデン
「十勝きなごろもソフト」はスイートピア・ガーデン限定。
きなこ味のソフトクリームに商品として販売されているきなごろもと黒蜜ソースがトッピングされています。コーンの中には十勝小豆の粒あんがぎっしり詰まっていました!
スイートピアガーデン

画像提供:柳月

2-2.工場見学

無料で見学可能な工場見学は開店から16:00までで予約も不要。工場見学ができる3階まではエレベーターと階段のどちらも利用できます。
スイートピアガーデン
階段には柳月の商品のパネルが飾られていました。
スイートピアガーデン
3階から2階の工場を一望することができます。工場の製造過程だけでなく、柳月の歴史のパネルや商品や素材についてのパネルがあり、見応えたっぷりです。
※工場見学は撮影禁止ですが、特別に許可をいただいて撮影しております。
スイートピアガーデン
「三方六」のベンチが置かれたフォトスポット!
スイートピアガーデン
「三方六」の製造過程ももちろん見学できます。
運が良ければチョコレートで白樺の模様をコーティングしている様子も見られます。ちなみに白樺模様にするコーティングは難しい作業のため限られた人しかできないそうです。
スイートピアガーデン
工場見学の所要時間は15分~20分ほどです。
スイートピアガーデン

2-3.お菓子作り体験

子供から大人まで参加できるお菓子作り体験工房では、自分だけのオリジナルケーキが作れます!
スイートピアガーデン

画像提供:柳月

自分のレベルに合わせて好きなコースが選べます。予約優先ですが当日でも空きがあれば体験可能。修学旅行の時期になると修学旅行生の予約が増えるそうです。
スイートピアガーデン
店内からも体験工房の様子が見られます。参加した子供達の写真も飾られていて楽しそうな体験の様子が伝わってきました!

おわりに

「三方六」の”お買い得品” の購入から始まり、工場見学に十勝きなごろもソフトも食べて大満足!お菓子を味わえるだけでなく、美味しさの秘密を知れる「スイートピア・ガーデン」にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
スイートピアガーデン

スイートピア・ガーデン

住所
北海道河東郡音更町なつぞら1番地1
HP
https://www.ryugetsu.co.jp/
営業時間
店舗9:00-18:00 喫茶9:00-17:00 工場見学9:00-16:00
冬季(例年11月初旬~4月下旬)店舗9:00-17:00 喫茶9:00-16:30 工場見学9:00-16:00
年中無休(※喫茶は1月1日休み)

北海道在住フォトグラファー  平栗玲香

1990年生まれ、北海道帯広市出身のフリーランスフォトグラファーです。北海道観光マスター検定、十勝観光文化検定上級、フォトマスター検定準1級、生物分類技能検定3級取得。9年間東京でフォトグラファーをしていましたが、2023年に帯広に拠点を移しました。趣味はツーリング、ドライブ、キャンプなど北海道の魅力が一人でも多くの人に伝わることを目標に記事を書いています。

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