【十勝の温泉】名湯の宝庫!十勝地方でぜひ入りたい温泉7選
- 十勝・日高
- 最終更新日:2019年5月29日
その中でも道東にあたる十勝地方は有数の温泉地が点在し、逆に温泉を持っていない町のほうが少ないのです。
十勝と言えば、ジャガイモやビート、とうもろこしなどの野菜や畜産物の一大名産地!
では・・・温泉はどんな感じなのでしょうか。
ということで今回は、十勝地方周辺にある温泉地を7箇所ご紹介したいと思います。
食べ物も観光スポットも温泉もいいとなると、もう十勝に行かずにはいられない!
ぜひ、この素晴らしい土地に足を運んで頂けたらと思います。
1.十勝川温泉
十勝川温泉は、世界でも大変珍しい「モール泉」を持つ温泉地です。
モール泉とは、太古の植物と言われる有機物由来の成分が含まれた珍しい泉質のこと。
そして空気に触れると色が変わり、独特のコーヒー色(ウーロン茶色という方もいます)をしているのが特徴です。
一般的な温泉よりも天然保湿成分が多く含まれていますので、お肌がツルツルになりますよ♪
ほとんどの温泉宿は日帰り入浴ができ、相場も大人1名500円前後なので気軽に利用することができます。
「もっと気軽に楽しみたい!」という方は、観光ガイドセンターのそばに無料の足湯がありますので、そちらを利用するのもいいですよ(GW前~10月末頃まで利用可)!
<十勝川温泉>
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉
電話:0155-32-6633(音更町十勝川温泉観光協会)
日帰り入浴の情報については、十勝川温泉ホームページをご覧ください
泉質:植物性モール温泉(など)
2.然別(しかりべつ)湖畔温泉
大雪山国立公園内にある然別湖は、北海道内にある湖の中で最も標高の高い場所(810m)に位置しています。
火山の噴火によって川が堰き止められたためできた、火山性堰止湖とも言われているんですよ!
ここでは自然を満喫できる遊覧船やカヌー体験ができ、そして冬には湖そのものがフィールドとなる幻の村「しかりべつ湖コタン」が出現します。
湖という特徴を活かしたアクティビティは、近年では大変人気があるんです。
ということで今回は、湖畔そばの露天風呂が人気の「然別湖畔温泉ホテル 風水」の温泉をご紹介しますね。
こちらの展望露天風呂からは然別湖が一望!然別湖と森から流れる優しい空気を感じながら、また夜は満天の星空を眺めながら温泉を満喫できます。
日帰り入浴も可能ですので、然別湖に来たら遊覧船やアクティビティと共に利用されると良いかと思いますよ!
また、ホテルの目の前には足湯もありますので、お散歩ついでにちょっと一休み。
然別湖で温泉を満喫するちょい足しアイテムにもピッタリですよ♪
<然別湖畔温泉>
住所:北海道河東郡鹿追町然別湖畔
電話:0156-67-2211(然別湖畔温泉ホテル 風水)
料金:風水日帰り入浴・大人1,000円・小学生500円
営業時間:12:00~17:00
その他情報:冬季は足湯閉鎖。GW前後に足湯が解放されます
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
3.晩成(ばんせい)温泉
大樹町に位置する晩成温泉は、広い太平洋に面しているため、沈む夕日を見ながら温泉に入れるということで大変人気の場所です。
でもやっぱり景色だけが全てではありません。
こちらの泉質は「ナトリウム-塩化物冷鉱泉」の中に、日本では大変珍しい高濃度の「ヨウ化物イオン・通称ヨード泉」が含まれている温泉です。
このヨードとは人の身体に必須のミネラルで、抗菌剤やうがい薬などにも利用。
殺菌作用、皮膚病、高血圧に効果を発揮してくれるという素晴らしいお湯なのです!
茶褐色に輝くお湯は舐めると塩っ辛いのですが、一度入っただけでお肌がしっとりとします。
大浴場にはサウナやジェットバス(真湯です)、43度の高温風呂などもありますので、色々と試してみては。
温まったあとサウナで毛穴の汚れを出したあと、もう1度温泉に入るとかなりお肌に浸透していきますのでオススメですよ♪
<晩成温泉>
住所:北海道広尾郡大樹町字晩成2
電話:01558-7-8161
料金:大人500円・中学生300円・小学生200円
営業時間:9:00~21:00(最終受付20:30)
その他情報:休館日・4月~6月第2、4火曜日・7月~10月無休・11月~3月毎週火曜日
泉質:ヨード泉(ナトリウム-塩化物泉)
4.幌加(ほろか)温泉
幌加温泉は鹿の谷東大雪山の山奥にある秘湯中の秘湯です。
原生林が生い茂る中、谷の風に吹かれて入る温泉がこれまた最高です。
露天風呂の泉質は「硫黄泉」などで、源泉温度は50度~70度。
内風呂は「鉄鉱泉」と「カルシウム泉」、「ナトリウム泉」と全部で4種類の泉質に入ることができます。
しかも全て源泉かけ流しという何とも贅沢な温泉です。
脱衣所は別ですが浴槽は混浴ですので、家族全員で楽しむこともできます。
また、混浴が嫌な場合は女性用の小浴室もあるのでご安心を。
硫黄の香りがツンと漂い、山奥の秘湯の雰囲気を十二分に味わえます。
山の自然に感謝しながら、静かに温泉の恵みをお楽しみください。
<幌加温泉・鹿の谷(幌加温泉鹿の谷温泉旅館)>
住所:北海道河東郡上士幌町幌加番外地
電話:01564-4-2163
料金:大人500円
営業時間:8:00~21:00
その他情報:無休
5.糠平(ぬかびら)温泉
糠平温泉は上士幌町糠平湖のほとりにあり、ホテルや旅館などが立ち並ぶ静かな温泉街です。
無色透明で滑らかなお湯の泉質は単純泉・弱食塩泉・重曹泉などですが、源泉井によって多少違っています。
なお源泉温度は50度~60度ほどで、温泉を循環している宿は1つもないのが大きな特徴です。
旅館の中でも露天を持っているところありますが、その多くがは混浴。
混浴であるところは昔から続く温泉=「秘湯・名湯」のところが多いです。
格段に景色が良かったり、とても貴重な温泉だったり。
ぜひ大自然に囲まれた糠平温泉の、温泉の恵みを体感してみて下さい。
<糠平温泉>
住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
ぬかびら源泉郷旅館組合公式HP
6.トムラウシ温泉
十勝の奥には隠れた秘湯がまだあります。
トムラウシ温泉は川沿いにあり、せせらぐ音を聞きながら温泉を楽しめます。
本当に周りには何もないのですが、それも特徴の1つ。
都会から離れてのんびりするのにとても良い場所です。
温泉は国民宿舎東大雪荘で入ることができますが、せっかく山の奥へ来たのなら日帰りは勿体ないかも知れません。
さて温泉についてですが、こちらは内湯も露天風呂も広くて快適!無色透明ですので、お子様も入りやすいと思います。
川がすぐ目の前に流れていますので、身体も心も癒されますよ!
<トムラウシ温泉(国民宿舎東大雪荘)>
住所:北海道上川郡新得町屈足トムラウシ
電話:0156-65-3021
料金:大人・350円・小学生250円
営業時間:12:00~20:00
その他情報:年中無休
公式HP:http://www.netbeet.ne.jp/~taisetsu/tomurausi1.html
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
7.芽登(めとう)温泉
芽登温泉は明治34年に開湯してから100年以上もの歴史を重ねた温泉です。
当時から地元の方々も利用する「湯治の湯」として親しまれてきました。
浴室はタイル張りになっている内湯のほかに、岩を積み重ねた露天風呂などもあります。
混浴もありますが女性専用露天風呂もありますので、安心して利用できますよ!
またこちらでは、野生のエゾシカやシマフクロウなどに出会えるかも知れないというお楽しみ付き。
自然そのものを感じながら満喫できる秘湯なのです。
源泉温度が高いため熱交換器を使って温度調節しているそうですが、源泉かけ流しの100%天然温泉ですのでお湯は抜群にいいです。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
<芽登温泉>
住所:北海道足寄郡足寄町芽登2979
電話:01562-6-2119
料金:500円
営業時間:10:30~20:00(不定休)
泉質:硫黄泉
おわりに
今回は十勝地方にある数ある温泉の中から厳選して7箇所をご紹介しましたが、本当はまだまだ皆さまに知って欲しい秘湯や名湯が沢山あります。
温泉は湯治目的で利用される方も多くいらっしゃると思いますが、観光客にとっては大切な癒しの1つになるはず。
上記で挙げた通り泉質が違ってきますので、ご自分で入ってみたいと思う場所を拠点で観光プランを立てるのもアリですよね!
十勝は温泉に限らず北海道を象徴する風景や食べ物などの魅力で溢れていますので、どこへ行っても楽しめます。
好みの場所を見つけて、温泉をもっともっと利用して頂けたら嬉しいです♪
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