安平町の菜の花~初夏に咲く圧倒的規模の菜の花畑を見に行こう~見頃やマップなどをご紹介!
- 千歳・支笏湖・夕張
- 最終更新日:2024年7月24日
道内では滝川市が菜の花の名所として知られていますが、近年人気となってきているのが胆振管内にある安平町(あびらちょう)。新千歳空港から車で20分ほどのところにある追分地区で例年菜の花を栽培しており、広大な畑一面に黄色い花が咲き誇ります。
さっそく、安平町の菜の花畑の特徴や今年の開花状況などをご紹介しましょう。
1.菜の花@安平町の開花時期
安平町の菜の花の見ごろは例年5月下旬ごろ。
春の訪れの早さによって開花時期も大きく変わり、例えば2023年は2週間ほども早く見ごろを迎えました。
リアルな開花状況はあびら観光協会のInstagramストーリーでご確認ください♪
まずは菜の花マップを手に入れよう
▲菜の花マップ▲
安平町の菜の花畑は観光農園ではなく、なたねを生産する畑。病害虫の侵入を防ぐため、輪作といってほぼ毎年作付けされる畑が変わり、また公開されている畑以外は立入禁止です。
ここで役立つのが、菜の花による地域振興に取り組む「北のなのはな会」が毎年作成している「菜の花マップ」。「道の駅あびらD51ステーション」でも入手できますが、上記リンクから閲覧・ダウンロードしてご確認いただき、どのような順番で巡るかなどを計画してみてください。
安平町の菜の花畑は追分地区にほとんど集約されていますが、約4km圏内に菜の花畑が点在しているため車で巡るのがおすすめ。
各菜の花畑には、このように何番の畑かわかるよう看板が設置されています。
畑なので基本的に駐車場はありませんが、開花時期のみ一部設置されているところも。駐車場がない畑では駐停車などで通行の妨げにならないよう、マナーを守りながら菜の花を楽しみましょう。
2.菜の花@安平町の絶景
追分地区は火山の噴火によって噴出した火山灰が降り積もってできた丘陵地帯にあります。そのため、見る角度や場所によって全く違う景色となるのが特徴です。
こちらは昨年撮影した写真ですが、波打つような地形に菜の花が咲いている畑も。木々の新緑や小麦畑とのコントラストが大変美しく、広い青空と菜の花畑の景色は圧巻です!
毎年、菜の花畑で楽しい時間を過ごしてもらおうと、生産者さんがいろんなコンテンツを用意されています。
「菜の花マップ」④番ではトラクターでひく「幌馬車」に乗車できます(有料)。幌馬車からは、菜の花の香りや風に揺れる音、畑の広大さが感じられます。10分ほどかけてゆっくりと畑の中を走るので、小さなお子さま連れの方も楽しめるコンテンツです。
「菜の花遊歩道」を行う「菜の花マップ」②・⑤番では、シューズカバーの着用や靴の消毒をして花畑の遊歩道中へ。
車で回れないけれど菜の花畑を見たいという方は、5月18日(土)~6月9日(日)の「菜の花さんぽ2024」期間中の土日は「道の駅あびらD51ステーション」から各圃場行きの無料バスを利用してみてくださいね。
3.菜の花さんぽ 2024
5月18日(土)~6月9日(日)は「菜の花さんぽ 2024」が開催されます。
メイン会場である「道の駅あびらD51ステーション」は、菜の花畑の案内、菜の花の加工品を使ったメニューをキッチンカーで提供する「菜の花かふぇ」、そして先ほどご紹介した無料バスの運行などが行われます。
5月19日(日)は「菜の花フットパス」を開催。美しい丘陵のコースをガイドとともに約10kmを3時間かけ、ゆっくりと歩くイベントです(当日参加受付、有料)。
今年もプリント写真で応募する「安平町菜の花フォトコンテスト 2024」と Instagramで応募する「あびらの菜の花Instagramフォトコンテスト2024」が開催されているそうなので、ぜひ参加してみてください!
- 住所
- 北海道勇払郡安平町追分柏が丘49−1(JR追分駅より徒歩11分)
- TEL
- 0145-29-7733(一般社団法人あびら観光協会)
4.おわりに
安平町は新千歳空港から車で約20分。5月のゴールデンウィーク明けに北海道を旅行するなら、ぜひ足を運んでいただきたいおすすめスポットです♪
kino
大阪府生まれ。2020年4月に北海道に移住。国内旅行業務取扱管理者、北海道移住後に北海道観光マスターと北海道フードマイスターを取得。北海道の魅力や食の豊かさなどをご紹介します。
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