【一度は見たい絶景!】美瑛・青い池の四季の魅力とアクセス
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- 富良野・美瑛・トマム
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- 最終更新日:2019年9月7日
では、青い池の魅力って何なのでしょうか。なぜこんなにも話題をさらうのでしょうか。
それは人が足を運びたくなる、一種のスター性ともいえる存在感が青い池にあるからなのです。
「一度は見て欲しい!」と思う私から一度は見てみたい方へ、なぜ青いのか、一番いい時期はいつなのか、シーズン中の混み具合や比較的空いている時間帯など、青い池の魅力についてご紹介したいと思います。
1.青い池の絶景
繊細で微妙な加減によって幾つにも色を変える青い池。あなたは何色に出会えるでしょうか
ほんの少しの風にも見た目が左右されます。無風時はまるで鏡のよう
青い池と森が奏でるハーモニー。神秘の色はパワースポットとしても人気です
2015年7月上旬、IPhone 5Sで撮影した動画です。
2.青い池はなぜ青い?
十勝岳と青い池
元々は昭和63年に噴火した十勝岳の火山泥流災害を防止する為に、美瑛川に作られた堰堤でした。その防災工事の生産過程による副産物として、複数の人造池の一つにしか過ぎない存在でもありました。
ところがここで自然が引き起こした奇跡が起きます。
美瑛川に岩肌をつたって流れ落ちていく「白ひげの滝(しろひげのたき)」。白金温泉上流の十勝岳が源流になっていて、山が吸い込んだ水分が時をかけて地下水となって崖の途中からアルミニウムがまざった状態で美瑛川に注ぎ込まれます。
そこで硫黄沢川との合流時に目には見えないコロイド状の粒子が生まれ、太陽の力と光の散乱を補う硫黄や石灰成分などが、川底の石や岩を白くして青い池が美瑛に誕生したようです。
また、美瑛川は別名「ブルーリバー」と呼ばれているようで、滝の下周辺から色を変え始め、青い池のように深く青い川を見ることができます。
溜まった人造池では、カラマツや白樺などの木々が水没してどんどん枯れていきました。面影だけは残そうと立ち続ける樹木の枯れた姿を、鏡のように映し出す青い池は誰にも気づかれることなく時を過ごしてきました。
ところが美しいコバルトブルーの中を必死に枯れ立つ矛盾さが一人の上富良野在住カメラマンの目にとまり、写真集に掲載したことでたちまち口コミで広がっていき、プロ・アマ問わず大勢の写真家が訪れるように。そして青い池に立つ樹木がとても幻想的に見えることから、自ずと「青い池」として親しまれるようになりました。
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