美瑛を代表する絶景「青い池」|なぜ青い?青く見えないって本当?春夏秋冬の景色
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- 富良野・美瑛・トマム
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- 最終更新日:2025年3月19日
なぜ青い?十勝岳山麓だから生まれた神秘の色
青い池が青いのは、空が青いのと同じ理由
さまざまな色の光からなる太陽光は、空気中・水中の小さな物質にぶつかると色ごといろんな向きに散らばります。なかでも青い光は特に散らばりやすいため、空や海は青く見えるのです。
青い池が青いのも基本的には空が青いのと同じ理由。
いくつかの偶然が重なり、水中が太陽光を反射し易い状態になっているのです。
以下、青の謎を少し詳しく解説。
青い池はじつは人造池。活火山である十勝岳の火山泥流を防ぐために美瑛川本流に堰堤が築かれ、その堰堤に水が貯まり形成された、いわば防災工事の副産物でした。
▲美瑛川と白ひげの滝▲
活火山・十勝岳の影響で一帯の地下水はアルミニウムを多く含みます。この火山性の地下水が白ひげの滝などから美瑛川に流れ込むと、川の流れや滝の作用によって川の水と地下水中のアルミニウムなど物質がよく混ざり合い、水中が太陽光を反射しやすい状態になるのです。
さらに、白金温泉に由来する硫黄や石灰が池の底を白く染める事も、太陽光がより反射されやすくなる要因となっており、青い池の水の青さが一層際立つとされています。
ガッカリ?!青い池が”青くない”のはこんな時
天候が悪く太陽光が少ない場合や、雨や雪解け水などで川が増水したタイミングでは、青味が薄まり白濁したような様相となってしまいます。
青い池のベストシーズン
そのため雪解け水が晴天が続きもなく川の水が安定した晴れの日が青い池観光のベストコンディション。
雪解け水が無く、晴天率の高い6月・10月はベストシーズンと言えるでしょう。
繊細で微妙な加減によって幾つにも色を変える青い池。あなたは何色に出会えるでしょうか。
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